九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
本物の薬草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/16/8ca4c16c6465cffee6ad99ee0fe76877.jpg)
2006年5月30日に、庭のドクダミを採取した写真です。
↓その日のブログ。
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/ca4ec37826b16a3efc0be7e1cd10b907
高校のとき、喘息で苦しんだ話はたびたび書いてきました。
それが治るきっかけが漢方の小青龍湯でした。
たった三日間飲んだだけで、気管支の締めつけがほどけてきたのでした。
でもその時飲んだのは、今の薬局で売っている顆粒状の小青龍湯では
ありません。
薬草の乾燥葉と乾燥根を土瓶で30分
母が弱火で煮出したものを飲んだのです。
ものすごい味でしたが我慢して飲みました。
そののち、顆粒状の小青龍湯を何度か試したことがありますが
私の場合は効き目がありませんでした。
弱火で煮だしたものは、鼻風邪にも効きました。
鼻が止まってくれるんです。
鼻が出るのをいつまでも放置しておくと
喘息の発作につながる場合があるので
早期に抑えたくて、小青龍湯を30分煎じることになりました。
煎じるタイプの本物の小青龍湯は値段が高い。
でも高いのをけちったり、煎じるのが面倒だといって
安価でイージーな顆粒タイプを買うと、それが効かないんです。
これからの時代は薬草も、どんな人が、どんな哲学や理想を持って
どんな農場で、どんな農法で育てたか
それがはっきりしていることが必要だと思います。
それがはっきりしているものは高い評価を受けると思います。
高い理想を持った人が、正しく育てた薬草は
きっと確かな薬効を持っていると思います。
でも除草剤や農薬や化学肥料を多用している農場で栽培された薬草が
はたして喘息に効くのでしょうか?
除草剤や農薬や化学肥料に頼りすぎる農法が
野菜からミネラルやビタミンを消失させていることは
文部科学省の『食品成分表』にもあらわれています。
ということは、そのような農法で薬草を栽培することによって
薬効が減少するであろうことが想定できます。
どこの誰がつくったかわからない危ないかも知れない商品は
たくさんあると思います。
中国がまともな漢方薬をつくれなくなってきています。
欧米先進国でも漢方薬を取り入れる時代になっているのに
その需要にみあった供給が確保できない状況だと思います
本物が不足している。
というか無くなりつつあるのではないでしょうか。
だから今こそ、健康についての哲学を持って
本気で薬草・ハーブ・山菜等を栽培するひとが必要です。
私たちはそういう人と手を組んで、本物の薬草茶・ハーブティーを
発信したいと考えています。
出会いを待っています。