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ヘッドセラピー



第一回長湯温泉「癒しフェア」の話題に戻ります。
写真はエンジェルファームのセラピー体験のコーナー。
メニューはヘッドセラピーにしぼりました。

手前でセラピーするのは、去年ヘッドセラピーの講座を卒業した村上。
飾らない人柄、そして独特な落ち着きと静けさが彼女の持ち味。
この日、たんたんと穏やかに十数人をこなしてくれました。

隣でセラピーするのは遠間智子。



会場のステージでは常時、ミニワークショップが行われ
各ブースでは活発に会話が交わされる環境でした。

それでもこうしてセラピーするとき
会場のにぎやかな世界とは全く別の世界があったこと
外界に影響されない独自の内的世界があったことを
村上は報告してくれました。

それです、それがエンジェルファームのセラピー。
セラピーの受け手も同じ体験があります。

隣でセラピーするのは小畑朱美。
遠間と小畑は、ステージでの講座がないときは
ずっとここで体験セラピーを行いました。
この画面の横では座位のヘッドセラピーも行いました。

ほていの湯



竹田市久住町の「ほていの湯」。
数年ぶりにつかりました。
なぜ数年ぶりかというと、湯量が少なくなってきたから
足が遠のいたのでした。

「ほていの湯が良かった」という発言を最近耳にしたので
これは視察しなくては、と思っていました。
なるほど湯量も増えて、泉質もよくなったように感じました。

湯がなめらかで優しい感触です。
ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉・硫酸塩泉。
炭酸水素塩泉と硫酸塩泉の混合は、民宿久住の立ち寄り湯も同じです。
肌に優しい感じがします。



久住連山を見渡せる露天もありますが
寒むすぎました。



ほていの湯の畳敷の休憩所の壁に
「あたりまえ」という題の詩が。

ガンで亡くなる直前に青年医師・井村和清さんが書かれた詩です。
「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」の中に収録されています。


「あたりまえ」

こんな素晴らしいことを、みんなはなぜ喜ばないのでしょう。
あたりまえであることを。
お父さんが居る。お母さんが居る。
手が2本あって、足が2本ある。
行きたいところへ自分で歩いてゆける。
手を伸ばせば何でも取れる。
音が聞こえて、声が出る。
こんな幸せはあるでしょうか。
しかし、誰もそれを喜ばない。
「あたりまえ」と、笑って済ます。

食事が食べられる。
夜になるとちゃんと眠れる。
そして、また朝が来る。
空気を胸いっぱいに吸える。
笑える。泣ける。叫ぶことが出来る。走り回れる。
みんな、あたりまえのこと。

こんな素晴らしいことを、みんなは決して喜ばない。
そのありがたさを知っているのは、
それは、無くした人たちだけ。なぜでしょう。
あたりまえ。

昭和54年1月1日 井村和清

足浴



昨日に続き、長湯温泉「癒しフェア」での
遠間智子のミニ講座の様子。

左の方で光っているのは、小窓から差す日光。
当日は天候に恵まれ、快晴でした。



足浴の実演。

こんなことに、いったいどんな効果が?
と思われるかも知れませんが、一度お試しください。
予想外に気持ちよく、体全体が暖まってリラックスできます。
足を温めると、その暖かさが全身に伝わります。

エンジェルファームでは、足浴にも精油と岩塩等の天然塩、クレイ
そして精製竹酢液を混ぜ、岩盤浴効果の高い大和の光石を入れます。

足は毒素が排出するところなので、足浴で使用したお湯は
絶対にお風呂に混ぜたりなさらないでください。

バケツなどに入れて水で希釈して、庭にまくといいと思います。
土壌微生物にとっては素晴らしい栄養になり
結果植木の成長を助けてくれるはずです。
エンジェルファームではずっとそうしてきました。

入浴療法



去年12月の長湯温泉「癒しフェア」のステージで
エンジェルファームが提案します入浴療法「エンジェルバス」について
自分自身の体験から語るセラピスト・遠間智子(左)。

右の香山桂子が持っているのは下の写真。
2001年当時の遠間です。現在はこのときより25kg身軽です。



たかが入浴と、あなどるなかれ。
私たちは入浴を“お薬”または“治療”だと考えています。

日本人は昔から大変入浴好きな国民だったのですが
多忙な社会になったことと、シャワーの普及で
入浴の重要さが忘れられてきていると思います。

湯たんぽもそのひとつです。
湯たんぽは日本人が忘れてはならない伝統文化でした。

梅干しや納豆、豆腐もそうですね。
ついでにレイキヒーリングも、そうだと思います。

日本には健康・美容・癒しに役立つ貴重なものがいっぱいあります。
明治維新以降の近代化のプロセスでそのような健康文化が
非科学的・反近代的とみなされるようになり
太平洋戦争敗戦後は、文化のアメリカ化が進んで
生活習慣病大国の仲間入りをすることになってしまいました。

今や日本が近代化のお手本としてきた欧米先進国ですら
西洋医学以外の伝承医学や民間療法、ハーブ薬草療法
を国家が認めるようになっています。
トーフやスシ等、日本伝統食やレイキヒーリングが
高い評価を受ける時代になっています。

日本も変わらなければならない時が来ています。
医療費が国家予算を食いつぶすまえに・・・

別府で休養



別府の田ノ浦ビーチ。
四人全員でお休みすることはほとんど無いのですが
今日はみんなで休業して別府に行きました。

きれいな海岸です。水も澄んでいます。
左手の山がサルで有名な高崎山。
その向こうが別府の中心地です。



山間部に暮らしていると、たまに海が見たくなります。
エンジェルファームからここまで車で約1時間30分。
遠いとは感じません。自然の中をドライブするせいもあるでしょう。

今日は別府の明礬温泉につかり、帰りに竹田市久住町の「布袋の湯」に
はしごしました。
「布袋の湯」は炭酸水素塩泉・硫酸塩泉なんですが
今、こうしてブログを書いていても
明礬温泉の硫黄臭が肌に強く残っています。

とにかく大分県には地球にあるほとんどすべての泉質が
存在するので面白いです。

せっかく日本一あるいは世界一の温泉県・大分県に
住んでいるのだから、できるだけ多様な温泉を体験し
何らかのかたちで癒しのお仕事に生かしたいと考えています。

生かすことに成功したひとつが「エンジェルバス」・・・
自宅での入浴療法でした。

鬼と子供



ポーズをきめる鬼。
エンジェルファームの近くにある扇森稲荷神社へ初詣に行きました。
演じるのは竹田の城原(きばる)神楽のひとびと。



鬼に抱かれた子どもは病気をぜず、丈夫に育つという。
だとしたらこれは鬼の予防医学ですね。
次々と子供が舞台にあがり、鬼は子供を抱えて舞います。



こういう伝統芸能が地域の人々によって
守り伝えられているのは驚きです。
みんなプロではないんです。
草の根文化力ですね。


話しは変わって、第一回長湯温泉「癒しフェア」の
正確な入場者数が集計できました。
当初、ご記名いただいた人数が120名だったので
約120人としたのですが、前売券、当日券を仕分けて
集計すると183人(前売り100人・当日券76人・招待7人)でした。

目標が150人だったので、大成功だったと言えます。
第二回は、3月6日(土)です。
第一回よりハイレベルなものを構想しておりますので
ぜひよろしくお願いします。
http://angelfarm.jp/iyasi_fair/home/home.html



新しい年の初めの私たちの今の気分・・・
竹田市役所前に立つ朝倉文夫の彫刻作品「翼」。

朝倉文夫は荻原守衛や高村光太郎と共に名を連ねる
日本近代彫刻の創始者。

共にフランスの彫刻家ロダンの影響を受け
“東洋のロダン”、“日本のロダン”と言われます。

朝倉文夫 1883~1964
高村光太郎 1883~1956
荻原守衛 1879~1910

朝倉文夫の旧竹田中学時代の先輩が
「荒城の月」の作曲者・瀧廉太郎(1879~1903)です。

司馬遼太郎の「坂の上の雲」の時代ですね。
日本伝統文化を否定して、西洋型の近代化を急ぎすぎ
そのために葛藤・苦悩しつつも、何か若々しく
意気揚々とした時代だったのでしょうか・・・



JR上野駅にも同じ彫刻があるそうです。
ウィキペディアに掲載されている写真です。

大分県竹田市の隣、豊後大野市朝地町に朝倉文夫記念館があります。
東京には台東区立朝倉彫塑館があるそうですね。

謹賀新年



久々に騎牟礼(きむれ)城址に上がりました。
エンジェルファームから歩いて片道20分ぐらいです。
阿蘇山と祖母山と久住連山が見渡せる素晴らしいスポットです。

こんなところがもし関西にあったら大変なことでしょう。
レストラン「きむれ」ができて、「きむれ御膳」とか
「きむれうどん」といったメニューが作られ
「きむれ饅頭」等のおみやげ物が売られるでしょう。
眺めのいい「きむれCAFE」ができて、いつもお客さんで
いっぱいになることでしょう。

実際には、ここには何の施設もなく
人に出会うことはほとんどありません。
私たちは勝手にエンジェルファームの庭だと思っています。
エンジェルファ-ムから騎牟礼城址につながっている林の小径も
エンジェルファーム専用の道だと勝手に思っています。

エンジェルファームにみえられたときは
ぜひ専用の林の小径を通って騎牟礼城址に登ってみてください。
それだけで素敵な気分になります。

今年もよろしくお願いいたします。
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