気が向いたままに

木工〜樹脂加工、金属などなど・・・なんでも自作します。

プラ板の箱組みについて

2020-12-11 | 自作

え〜

エラそうな記事を書きます。

おゆるしくださいませ!

 

お友達のてつさんからプラ板の箱組みについて解説してほしいとのリクエストにお応えしようと思います。

 

え〜まずは、「箱を組む」前の「直線に削る」という

一見、簡単そうで実は奥の深い(僕はそう思ってます)ことを少し・・・・

 

僕の作業机の上には、たくさんの削るための治具がありますが

そのほとんどが単純な板や棒にペーパーを貼っただけのモノです。

で、貼って削ればイイやん!って感じですが

実はそれでもうまくいかないことが多いのです。

 

 

何も考えずに削ると、ほぼ上のようなことになります。

人間の手は機械のようにはできてませんので、手がブレて(動いてしまう)ことで

この図のように削れてしまうワケです。

(手のブレを注意して削ればかなりマシですが・・・)

 

板に貼ったペーパーを動かす際、僕がイメージしてるのは

 

↑これ!でありますww

そう、ベルトサンダーですね〜

 

 

↑これもベルトサンダーの使い方の例ですが

こういうイメージではなくて

 

 

↑こう!とか

 

 

↑こうです。

 

つまり、あまり往復して削るのではなくて、一方通行でブレずにペーパーを動かすイメージです。

 

で、

これを踏まえましてですね、僕の箱組みの方法ですが

 

↑こういう形を作るとします。

 

↑まずは垂直だけを意識して板を接着して

(見えにくいですが両サイドは飛び出してます。寸法は適当です)

 

↑上の飛び出してる部分をベルトサンダーみたいになったつもりで削ります。

 

↑側面の板は寸法で切り出した板を貼りますが

左右は適当な寸法です。

 

↑ピンクの部分が飛び出してます。

 

↑前側の面を使って、削ります。(後ろも同様です)

 

で、上側の出っ張った部分も一斉に斜めに削ります。

 

↑最後は少し大きめに切り出した天面を接着して

同様に削るワケです。

 

↑こうなるワケです。

 

この作業のいいところは、しっかり削ればパテなしでもつなぎ目はほとんどなく

仕上がるのと、切り出すのが面倒じゃないところです。

必要なところだけ寸法で切って、削るところは適当でいいワケなんですが

これが、僕の性分にとても合ってるのです。

 

と、エラソ〜に書きましたが、こんな感じでいつもやっております。

 

 

以上です〜

 

 

 

 


次回作!

2020-08-12 | 自作

またまた気が早いですが、次回作を決めました。

 

ハヤブサを作って、その次か、サクラの次か・・・・

まだ決めてませんが・・・・

 

 

1977年〜1979年に少年サンデーで連載していた「赤いペガサス」っていう

古い漫画の主役機で「SV01」ってF1を作ろうと思います。

 

前の記事のツモさんのコメント読んでビビっときてしまいました。

 

 

スタイリングはロータス78や79にそっくりでエンジンなんかも同じFORD製なので

キットの改造みたいな感じで作ってみようかと思ってます。

これ、好きだったんですよ〜

 

このクルマ、けっこう人気がありまして

スタジオ27っていうメーカーからレジンキットが発売されてたりします。

 

 

 

このキットは1/20ですが、僕は1/10か1/12で挑んでみようと思います。

あ〜今から楽しみになってきました〜

 

 

きっと、つづく