気が向いたままに

木工〜樹脂加工、金属などなど・・・なんでも自作します。

てつさんへ、デカールデータの作り方

2019-06-27 | 趣味
ハイキュープリントさんのデカールのデータの作り方。
ベクターデータ(イラストレーターのデータ)です。

まずは、webページからフォーマットをダウンロードして、
そのデータに対して作業していきます。

えっと、写真が多くなってゴチャゴチャになりそうなので、
以降は写真の下に説明文って流れにしますね!

では!



これはガンテツのときのデータです。
イラストレータCCを使っていますが、その前のバージョン(CS6やCS5)も似たような感じです。
画像の左あたりに「レイヤー」というのがあると思います。



矢印にご注目ください。
レイヤーの中の「目」のアイコンを消すと、そのレイヤーが丸ごと見えなくなります。
画像は「台紙」って名前のレイヤーを消しています。
この台紙ってレイヤーは実際には印刷されません。
白を見えるようにするために薄いブルーが塗られています。




今度は「下地白印刷用」ってレイヤーを消した状態です。
白がなくなった状態です。

つまり白い色だけこのレイヤーに乗ってるワケです。



逆に「カラーレイヤー」ってレイヤーを消した状態です。
白だけを表示してるワケです。

レイヤーは透明なフィルムみたいな感じです。
それが重なってるワケです。




ガンテツのデータではわかりにくいので
シンプルな図形で説明してみますね!

「カラーレイヤー」に四角を描いています。
色は右上のスライダーで決めていきます。



レンズで拡大しました。



黒いポインターで四角をクリックして反応させておいて
「編集」→「コピー」をします。



「カラーレイヤー」を消しておいて、「下地白印刷用」のレイヤーに対して作業します。



「編集」→「前面にペースト」をします。

(「前面にペースト」と「背面にペースト」は同じ位置にペーストするので便利です。
「ペースト」を選ぶと、画面の真ん中にペーストするので、この場合は都合が悪いワケです。)



赤い四角がペーストされるので、右のスライダーで白に変更した状態です。

今は、同じ大きさの四角が「カラーレイヤー」と「下地白印刷用」にそれぞれあります。(色は違いますが)



下地の白は0.05ミリ小さくなってないとダメなんです。
なぜかと言うと、カラーレイヤーを先に印刷してから、その上に白を印刷しますが
もし、同じ大きさでデータができていると、少しでもズレてしまうと
とてもカッコわるいデカールになってしまうんです。(説明ヘタですいません!)

なので少しだけ白を小さくすることでズレても大丈夫にしてるんですね。

なので白い四角を0.05ミリ小さく加工します。
「オブジェクト」→「パス」→「パスのオフセット」を選びます。



ボックスが表示されるので「-0.05」と入力します。



レンズで拡大してますが、こんな感じになります。
これは、元の四角の上に小さくなった四角が乗っかった状態です。(2つの四角があります)

外側の大きい四角は消去しておきます。



いったん、すべてのレイヤーを表示してみます。

当然、白い四角は小さいので見えないです。



「表示」→「アウトライン」を選びます。

イラストレーターのバージョンによっては「アートワーク」になってるかもしれませんが同じ意味です。



こんな感じで線だけの表示になります。
大きい四角(赤)と小さい四角(白)があることを確認します。


ちなみに、ハヤブサの場合です



これは全部のレイヤーを表示してます。



これが「下地白印刷用」だけの状態です。
ハヤブサはボディが白いので白の印刷は必要ないワケです。




すごく簡単な説明で申し訳ありませんが、こういう感じでデータを作ります。

今度てつさんのお宅に伺ったときに、もっと詳しく説明しますね!










マシンムツ製作記(その4)

2019-06-23 | マシンムツ
週末の作業です。
まだまだ序盤ですが、結構難しい作業ばかりでした。



前輪のフェンダーを作るため、曲げ型を作ります。
バルサの両サイドにプラ板を貼ってます。



カッターでギリギリまで粗削りしてます。
ハヤブサに比べて複雑な曲面です。



紙ヤスリで削って、ボディに置いて様子見です。



プラ板をビニールテープで引っ張りながら固定してます。



鍋で2分煮込んで、仮に置いてみました。



フェンダーの外側の面を貼りました。
位置決めが難しかったです。



曲げたプラ板を接着して、粗削りしました。



前輪のシャフトが通るパイプを接着して、
内装の壁も今のうちに貼り付けました。



天面を貼りました。
少しムツっぽくなりました。

次は後輪のフェンダーまわりです。


つづく

マシンムツ製作記(その3)

2019-06-20 | マシンムツ
新潟が心配です・・・・
てつさん大丈夫でしょうか??

無事を祈りつつ、ムツを少し進めました。




図面を半分にして、プラ板を半分づつ切り出しました。
左右をピッタリにしたかったので、こんな方法にしました。



立ち上がり面も同じく切り出して、すり合わせしました。
ここの左右対象がずれてしまうと、後々すごくやりにくいことになりますので
部品は少ないですが、できるだけ正確にやってます。



タイヤのセンター穴を開けたり、タイヤの逃げの部分を切ってから、
垂直にも気をつかいながら接着していきます。



ロケットを仮に置いてみました。
ん〜まだ全然わかりませんね・・・・
図面では、もうちょっと平たいイメージだったけど
大丈夫かな・・・


つづく


マシンムツ製作記(その2)

2019-06-17 | マシンムツ
ガンテツが完成したのに間髪入れずに次のムツに取り掛かっております。

西音寺レーシングチームは5台のクルマが登場します。
お話の途中でマシンサクラが追加になるので正確には6台ですかね。
これらを全部並べて、展示会に参加しようとがんばっていますが、
今回の展示会には4台になりそうな感じです。



ここでお友達になっていただいた「てつ」さんがいつも参加されてる
NIPCOMに僕も参加したくなって、あつかましくも突撃することにしました。

https://blog.goo.ne.jp/yuibu7

↑てつさんのページ「おとうさんの趣味バカ一代」です。
プラモデルだけじゃなく、もう色々な工作をされる楽しい作例ばかりで
僕は大好きなページです。


今回、NIPCOMに参加することになって、「それなら一緒に展示しましょう」って言っていただいて
しかも、マシンハヤブさのフィギュアや情景まで作ってくださるようになり、
ハヤブサシリーズは完全にてつさんとの共作になっております!






たくさんのフィギュア達!
いや〜こういうフィギュアや地面なんかがあるとすごく華やかでイイ感じですね〜
クルマだけで展示するのとは雲泥の差があると思います!

ってことで、すごく楽しみな展示会になりました。
僕は「新潟県」って今まで行ったことがなかったのもあって、この9月の展示会は
我が家にとっては大きなイベントとなりました。


てつさんもがんばって作ってくださってるし、
僕もがんばってムツを進めます。



まずは、設計をもうちょっと詰めました。
前輪のすぐ後ろに「段差」を作りました。ここはアニメではストレートになってますが
段差がないと前輪のボリュームがなくて貧弱な感じがしたのでココはアレンジしています。



さっそく製作にかかりました。
まずは、ロケット部分を確定させたかったので、ここから。
アクリルパイプを紙ヤスリで「足付け」しました。



パテを減らすためとパテの流れ防止に、プラ棒なんかを適当に貼ってます。ww

いつもの旋盤もどきで・・・・・って思ったら、
このロケットはハヤブサのよりも大きくて太いため、旋盤もどきにセットできないんです。・・・



しょうがないので!
旋盤もどき2を作りました。ww



ハヤブサのときに散々やった工作です。





パテが硬貨したので、ドリルをつないでガシガシ削ってる最中です。

ロケットはもうちょっとで出来そうなので
今日からはボディを進めようと思います。



つづく