気が向いたままに

木工〜樹脂加工、金属などなど・・・なんでも自作します。

赤いペガサス SV01改 制作記(その9)

2020-12-25 | 赤いペガサス SV01改

今日はクリスマスですね〜

僕は有給で休みだったので少し作ってました。

 

 

まずは、バキュームです。

手抜きでシリコンゴムでコーティングした原型ですが

ご覧のように、できた複製も結構うねってます・・・・

ん〜

 

ある程度は予想してましたが、思ったよりうねうねしてます。

 

 

荒削りして面出ししてみました。

なんとかなるかな〜って思ったので、下の面を直線で削って、置いてみました。

 

後ろの部分は背もたれの部分を開口し、板を貼って、サフを噴いて、面のうねりを見やすくしてます。

 

 

前側も開口して、面出ししました。まだ鉛筆でマークしたところまで削らないといけません。

この2つに分かれた部品を合体してから削ろうと思います。

この合体が悩みどころでありまして、

F1って内側まで見えてしまうので、なかなか神経を使うんですよ〜

 

ボディの形が少しわかるようになってきました。

やっぱり、後ろの左右の三角の部品・・・・大きすぎやな〜

 

つづく

 


赤いペガサス SV01改 制作記(その8)

2020-12-24 | 赤いペガサス SV01改

SV01も少し進んだのでアップします。

 

これはボディの真ん中の部分です。

天面はあとでくり抜いてしまうのですが今はこのまま。

ここのインテークはこの車の「らしさ」のひとつです

1ミリのプラ板が丸見えだったのでウスウス攻撃してます。

 

今回のメインイベントはこれです。

キャノピーからエンジンフードまでの部分。

まずは、バルサを買ってきて側面の形状を描いて、削って形状出ししました。

 

 

次は天面と底面も描いて、これまた削りました。

 

 

側面は削ってしまったので再度、形状を型紙から写して描き直しです。

コックピットの形状も削りました。

バルサなのでめっちゃ早いです。

 

 

ここからは必死でした。

左右を合わせるのは難しいです。

これは原型ですが、実際のラインよりもふたまわりほど小さく作ってます。

 

 

せっかく一体で作ってたけど、真ん中で切断・・・

バキュームフォーマーに乗らないんですよね〜

 

 

今回の挑戦。バルサのままだと熱したプラ板に木が持っていかれてしまうんです。

ヤマトのキャノピーを作ったときは瞬間接着剤で固めたんですが

削るのが面倒だったので、今回はシリコンゴムを流してみました。

なのでふたまわり小さくなってました。

 

 

硬化後、ん〜思ってたよりもボコボコしてる・・・

まあ、一回これでやってみます。

 

原型が一応できたので、次はバキュームです。

 

 

つづく

 

 

 

 


ウォーレンのギター制作記(その1)

2020-12-24 | ギター

急に始まりましたが

他所のサイトにメッセージをいただきまして、

僕が何年か前に作った(塗装した)ギターをご覧になって、制作を依頼していただきました!

こういうのは素直にうれしくて、その分がんばっちゃいます!

 

まずは、

どういうギターかと言いますと、80年代にハードロックブームの大きな波がありまして

僕はそこにドップリと浸かっておりました。

特に「LAメタル」と呼ばれたシンプルなハードロックがすごく好きでした。

 

↑「RATT」というバンドです!もうめっちゃ好きでした〜

でこの右の人「ウォーレン・デ・マルティーニ」が持ってるギターを

コピーしようと思います。(今回のご依頼)

実はもう1本あるのですが、そちらはまたそちほど・・・・

 

このギターは「USAシャーベル」ってメーカーのギターなんですが

 

↑こういうレプリカも発売してるみたいです。

この画像が結構大きくて本物に近いのでそれをもとに作図していこうと思います。

 

↑こちらは本物!

ブリッジやペグなどの金属パーツがクロームなんですね〜

こちらは最近の写真みたいです。

フロントにピックアップを追加してますね〜

 

 

いつものようにイラストレーターに画像を配置して、ペンでトレースしました。(青い線)

また、「Charvel」のロゴは2種類あって、右側は日本のシャーベル製だそうです。

当然、左側を使います。

また、このロゴも大きさが2種類あるらしく大きいロゴは昔のシャーベルで

小さいロゴを使ったのが最近のシャーベルらしいです(ヴィヴィアンキャンベルのギターは小さいロゴです)

 

と、まずは準備を始めました。

ザックさん、図柄など、こういう感じでどうでしょうか?


プラ板の箱組みについて

2020-12-11 | 自作

え〜

エラそうな記事を書きます。

おゆるしくださいませ!

 

お友達のてつさんからプラ板の箱組みについて解説してほしいとのリクエストにお応えしようと思います。

 

え〜まずは、「箱を組む」前の「直線に削る」という

一見、簡単そうで実は奥の深い(僕はそう思ってます)ことを少し・・・・

 

僕の作業机の上には、たくさんの削るための治具がありますが

そのほとんどが単純な板や棒にペーパーを貼っただけのモノです。

で、貼って削ればイイやん!って感じですが

実はそれでもうまくいかないことが多いのです。

 

 

何も考えずに削ると、ほぼ上のようなことになります。

人間の手は機械のようにはできてませんので、手がブレて(動いてしまう)ことで

この図のように削れてしまうワケです。

(手のブレを注意して削ればかなりマシですが・・・)

 

板に貼ったペーパーを動かす際、僕がイメージしてるのは

 

↑これ!でありますww

そう、ベルトサンダーですね〜

 

 

↑これもベルトサンダーの使い方の例ですが

こういうイメージではなくて

 

 

↑こう!とか

 

 

↑こうです。

 

つまり、あまり往復して削るのではなくて、一方通行でブレずにペーパーを動かすイメージです。

 

で、

これを踏まえましてですね、僕の箱組みの方法ですが

 

↑こういう形を作るとします。

 

↑まずは垂直だけを意識して板を接着して

(見えにくいですが両サイドは飛び出してます。寸法は適当です)

 

↑上の飛び出してる部分をベルトサンダーみたいになったつもりで削ります。

 

↑側面の板は寸法で切り出した板を貼りますが

左右は適当な寸法です。

 

↑ピンクの部分が飛び出してます。

 

↑前側の面を使って、削ります。(後ろも同様です)

 

で、上側の出っ張った部分も一斉に斜めに削ります。

 

↑最後は少し大きめに切り出した天面を接着して

同様に削るワケです。

 

↑こうなるワケです。

 

この作業のいいところは、しっかり削ればパテなしでもつなぎ目はほとんどなく

仕上がるのと、切り出すのが面倒じゃないところです。

必要なところだけ寸法で切って、削るところは適当でいいワケなんですが

これが、僕の性分にとても合ってるのです。

 

と、エラソ〜に書きましたが、こんな感じでいつもやっております。

 

 

以上です〜

 

 

 

 


赤いペガサス SV01改 制作記(その7)

2020-12-03 | 赤いペガサス SV01改

少し間があいてしまいました〜

制作は続けてたのですがアップが間に合わない感じです。

 

前回の続きは・・・

 

サイドポンツーンの続きでした。

上部の前側にもインテークがありますので開口してます。

なかなかの力技でして、結構大変でした。

 

 

先端は内側の角にパテを盛って削ったりしてました。

なんとかここは形になってきたかな〜

 

 

インテークもなんとなく出来てきました。

 

 

で、ここは一旦ストップして、

 

 

次はサイドポンツーンの上に乗っかってる三角の部分を作ります。

なにげに複雑な形なんですよね〜

 

 

4枚のプラ板の形を揃えるために、治具を作って一斉に削ってます。

 

 

天面には小さなインテークがあるので開口しました。

2枚の形を揃えるのはなかなか難しかったです。

必死で揃えた4枚でしたが・・・・そりゃそ〜です・・・

天面は斜めになるので同じ形ではないですよね〜我ながら、アホやわ〜

この後、出っ張ったところを削りました。

インテークの裏はプラ板を貼ってます。

 

 

途中、サイドポンツーンの上に乗っけたりして様子見をしてましたが・・・

 

 

さらに垂直尾翼みたいな羽を接着。

 

 

エポキシパテでアールをつけてるところです。

 

サフを噴いたりして、また様子見してます・・・・

 

 

黒いところはロータスの部品を切り刻んでますが、形がかなり違うので

ここも作ろうと思います。

 

この横から見ての姿・・・・ん〜どうも三角の部品が大きすぎるような気がする・・・・

なんでや〜設計でミスってたのかな・・・

 

とりあえず、もうちょっと進めてから考えようっと

 

ん〜

 

 

つづく