** のりこキッズマム歯科医院 ** 生えかわり・食育のご相談をどうぞ 筑紫野市原田 歯科・小児歯科・矯正歯科

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患者さんに頂戴しました。

2012-12-31 | 思うこと

 

大きな柿でしょ・・・?

ご年配の女性患者さんにおすそわけ頂戴しました。

実はその患者さん、40代の男性患者さんの紹介で来院されました。

男性患者さんのお母様ということでした。

ーその男性の患者さんが初めて来られた時は、来られてるお子さんの

お父さんかな・・・どなたかのご家族からの紹介でこられたのかな・・・?

と思っていたのですが、聞かずじまいで、今回年配女性患者さんのお話を

伺えば、その年配女性は、10年ほど前からちょくちょく来ていただいている

女性患者さんのお母様でもあるそうで・・・。

一度に「あー・・なるほど!」

と話がつながった気がしました。

男性と、その女性はご姉弟で、男性は言ってみればお姉さんからの紹介で来院されていたわけです。お母様にもずいぶん前から当院を紹介頂いていたようでした。

三人がご家族だとわかると、

「あー・・なるほど!」

と再度納得。

みなさん明るく、さばさばしたいい感じの方々なのです!

柿を頂戴し、みなさんのお心を頂戴し、大変感謝の思いでいっぱいになりました。

 

 


猫舌で・・・

2012-11-24 | 思うこと

先生はとっても猫舌です。

先生の強敵はこれ。

カフェのホット用のキャップ!これをつけたままコーヒーを飲むのは

とっても苦手です・・・。

最近どこのカフェやコーヒーショップ、Teaショップでもホットについてます。

 

ぐいっと熱いのが口の中に入ってきた一瞬に舌と上顎の粘膜をやけどです。

ーなので、キャップをはめてあるものは、外して冷ましてから飲むことにしています。

コーヒーショップ、Teaショップの方々ごめんなさい・・・!

 

 

 


秋桜 コスモス

2012-10-25 | 思うこと

 

コスモスの花が好きです。

コスモスは秋桜、と書きますが、この辺りの田んぼや土手にはコスモスが、

満開の桜のように秋をピンク色に彩り、秋空のブルーに映え咲いていると、

とても元気をもらえます。

上の画像は、スタッフさんがご自宅に自生していたのを持ってきてくださった

コスモスなんですよ。

 

こちらはよく利用する道で見つけて、車を止めて撮影しました。

民家の畑の脇に咲いていました。笑

 

秋桜、と書くコスモスだけでなく、本物の秋の桜も好きです。

秋の桜の葉の、緑やオレンジや黄色のカラフルな葉の並木道は

とても華やかに感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


もうすぐ夏休み!

2012-07-12 | 思うこと
 
今年の6月は、かつてないほどに紫陽花を見ました。
結構、花は大ぶりなのに、
紫陽花って目立たないところに咲いてたりします。
また、目立ってる場所にあっても、
気にとまらなかったり。
不思議な花です。

でもそんな紫陽花の色彩が好きで‥
ブルー系が特に。

今年は野球事も例年より忙しくないせいか
紫陽花に気がつくことも
多かったのでしょう。

7月。
もうあと少しで夏休みです!
1年生~朝顔咲きましたか?



◇ブルー系が好き♪




◇紫陽花のつぼみ




◇ハーフ&ハーフ?

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大切にしてきたこと 3

2012-05-14 | 思うこと
 
 はっきりと痛い歯ならば、容易にに歯痛の原因歯を特定できます。
けれども、口の中というのは厄介で、髪の毛一本が入っても、
「異物が入った!」と認識できる、繊細な機能です。

 ・・そうでないと体内の、呼吸をする気管や、胃や腸の消化器に通じる食道に
あらゆる異物が乱入してしまうのでよくできているな、と関心もしますが・・・。

 しかしその繊細なセンサーがあるために、痛みを感じるけれども
どこが痛いのかはっきりわからない、ということが生じるのです。

 そして、歯は自分の目で確かめることが困難な位置にあります。
沢山の歯が並んでいる上に、自分では直視できない・・
なんとわかりにくい・・笑

 そんな、「どこかよくわからないけど、なんか痛い・・」
ーに、探偵のように原因歯探しに挑むわけです。

 そのためには、大学で学んだ診断の知識も重要ですが、
患者さんと長い間やりとりしてきた「会話のつかみどころ」は
重要なポイントとなります。
 私が見る目も、今見ているものだけでなく、「予想の心で見る目」も
重要になってくることもあるのです。






大切にしてきたこと 2

2012-05-10 | 思うこと
 大切にしてきたことは、患者さんの主訴、と書きました。
「そんなの当たり前‥」
ーと言われるかもしれません。
多くの場合、医療は主訴から始まります。
ただ、歯科の場合、沢山ある歯の中から、1歯だけを
選択する必要があります。

しかも、その患者さんの主訴、訴えは、
時には本人も不確かなことも多いので、
その記憶から呼び起こしてあげないといけないことも
あるのです。

そうなると、主訴は患者さん自身が発信ものですが、
その情報を元に、今度は問診という篩(ふるい)、
こちらが歯の特定のための質問を発信していくことに
なるわけです。

そのように、主訴を大切にするために、
患者さんとの心と会話のキャッチボールができるかは
重要なポイントの一つです。

つづく‥

大切にしてきたことがあります。

2012-05-03 | 思うこと
**10年大切に続けてきた‥視点


 開院当初から大切にしてきたことがあります。
それは、患者さんの主訴。
簡単に言うと、訴え、です。

 これ、結構「当たり前」のようで、ないがしろに
されやすいのです。
 
 続きは後ほど‥。




春休みいかがお過ごしですか

2012-03-31 | 思うこと
 
  夕焼けを 背に 菜の花と 桜咲く


 今日は診療中、何か女性ホルモンのバランス等が悪かったのか、
具合が悪く、おまけに椎間板ヘルニア持ちなので腰痛もあって、
ちょっとツライ日でした。

 夕方にはちょっと具合も回復してきて、診療中は
帰りの運転はどうかな・・・と心配していましたが、
大丈夫でした。

 帰路の途中、夕陽がまん丸と空に浮かんでいるのが見えました。
ええ、わき見運転です。笑。

 側道の桜の並木道には八部咲きの桜。
 そして、田んぼの脇には菜の花の畑が・・・。

 夕陽が空を薄いオレンジ色に染め始め、大変きれいな光景で、
診療中ツラかったのも、診療後の疲れも忘れさせてくれました。

 夕陽はそのうち、線香花火が最後の力をふりしぼって
丸い珠になって輝くように、空で輝きを増して沈んで行きました。

 春分を過ぎてますが、今は昼と夜がほぼ同じ位の長さですね。
これから夕陽が沈むのが、段々と遅くなっていくのでしょうね。

 少年野球をしていた頃、野球の終了は日没が目安でした。
(早くお日様沈まないかな・・・)
と野球のお茶当番の時は思っていたな、と思い出しました。

 今日の夕陽は運転中でなければいつまでも眺めていたい夕陽でした。








ソウルメイト2

2012-02-21 | 思うこと
*ソウルメイトについて *

ソウルメイト、と呼べる…取りあえずそれを「人」としましょう。

ソウルメイト=魂の伴侶、だそうです。

精神科医Dr.ワイスが著書で語っています。

それは、イコール配偶者でなく、
出会ってもすぐ別れてしまう運命だとしても、心を分かち合える相手だったり、
仕事の仲間で、言わずとも仕事を運ぶ上でわかり合える仲間だったり…

そういう間柄…共感の重要なキーとなる存在を
ソウルメイトと言うらしいです。

もう、すでに会ってるかもしれませんし、
まだ会えてないかもしれません…

この人はそうだ!と気づけば存在がわかりますが、
-あの人はそうだった…
あの時の不思議な感覚や事象は何だったのだろう…
と後で思うこともあるのかもしれません。

ソウルメイト

2012-02-21 | 思うこと

伴侶、という言葉も、ずいぶんと聞かなくなったものです。

死語に近くなったかも。

伴侶って、何?って考えてみました。

 

伴侶=配偶者でしょうか。

 

私はそうは思いません。

それもそうかもしれないけれど、それだけではないと思うのです。

 

伴侶と呼べる人、物、は、いろいろあると思います。

ペットの場合、それは「伴侶動物」と言い、伴侶動物学という研究もあります。

 

伴侶=魂の伴侶(精神科医Dr.ワイスによる表現)

魂で寄り添える、その表現を知った時、

それが一番しっくりきました。

 

配偶者がそうであれば、一番幸せなこと。

最近では、10数年寄り添ったワンちゃんと死別し、

ペットロスになりそうな奥様を思い、そっくりなぬいぐるみを奥様に買ってきた

ご主人の話を知りましたが、

涙があふれました。

 

そのご夫婦は配偶者が伴侶、だと思います。

 

音楽やスポーツが伴侶、とうこともあるかと思います。

趣味でコレクションが伴侶、ということも。

 

でも、魂、はあるでしょうか・・・

 

響きあう心。共鳴。

音叉を叩いた時に感じる揺れ、振れ幅。

 

魂の伴侶は「ソウルメイト」

と言われるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


囚われている

2011-09-25 | 思うこと

囚われ、という言葉があります。
囚われの身、などと使います。

文字通り、という言葉がありますが、この「囚」という漢字は代表的だ…と思います。

人が何かに囲まれて、身動きがとれない状況です。
物理的に、監禁や拘束された状態を指すことが主でしょう。

しかし私は、現代的にいうなら、
ハード面だけでなくソフト面も、拘束されていることも、
囚われの状況だと思います。

ある事に没頭すること、執着・固執すること。

精神的にその状況から脱せない
時間的に縛りがあることも、形はないですが、
囚われてると思ってます。

囚われている状況というのは、
自発的というよりも周りからの圧力があるなど、

他の力から生じることが多い気がします。

あまり自由でない感じがあります。


または、何かヒドい状況で虐げられて、
考えや想像に偏りができてしまい、
考えや感じ方が凝り固まってしまった…

そうならざるをえなかった…

考えが循環できない、シャッフルできない…
違う角度から見ることができない

自分を別の空間に置くことができない。


それって、もっと自由で違った空間の透明な空気吸って、

心休めた方がいい…と思います。

経験上の話です。

 

 


70代後半のおばあさん・カラオケ歌謡教室

2011-09-20 | 思うこと

70代後半の女性の方・・・

とっても歯医者が怖いらしく、

いつも「痛いけど、どうしょうかな・・・となかなか足が向かないとですもん・・・」と言われる。

診ると虫歯から、歯が欠けて、使えなくなっていた。

老人性の心臓病があったのですが、主治医にコントロール状態をお尋ねし、

結局抜歯となりました。

歯が欠けた状態で相当痛みを長く我慢されてたようで、

とても緊張されてた抜歯も終わり、

家で麻酔がとれても痛みがほとんどないのがわかると、

うれしくて・・・とお電話を頂きました。

今日は抜歯後の義歯調整に来られました。

カラオケをされてると確か言ってあったので、

調整中はその話をすると

「私のおけいこ行ってる先生の教え方はたいへんしっかりしとるんです。

他の教室の方も合わせて、発表会ばするとです。

そしたらすーぐ聞いててわかります。

みんなで”あら、あそこの方、音の強弱やら音程のおかしかね”というとです。」

 

すごいですね、カラオケというか・・・歌の教室ですね、

と私が言うと、

 

「歌は言葉もよくわからないかんって、うちの先生は言うとです。

そして、私たちはカラオケの画面は見らずに、音符を読んで歌うとです。

自分でも人に負けたくないけん、練習するとです。」

と力強く言われました。

いつもの、歯医者嫌いのしょーんぼりした姿と変わった

生き生きとした会話。

 

最後に会計で次の予約をとっていたスタッフさんが、

慌てて私の方へやってきました。

「先生、次の義歯の調整は、カラオケの発表会があるから

ちょっとずらしたいそうです・・!」

 

それだけいまは義歯が痛くないということだろうな、と、

「来れる時でいいですよ」、と答えました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 


80代のおばあさん・脳梗塞にタバコ

2011-09-20 | 思うこと

脳梗塞やらなんやらで、体重が三十キロ近くやせたので

入れ歯が合わなくなった・・・

というおばあさんがグループホームのような施設から、

同様な症状でに体の不自由な方につきそわれて

タクシー&杖をつきながら通院されてます。

 

後遺症で言葉がなめらかに出ないですが、しっかりとされてます。

今日は入れ歯の調整時に身の上話をされました。

 

「娘は遠くに嫁ぎ、お舅さんお姑さんの面倒を看ているんです。

でも嫁いだのだからそちらを看てあげなさいと言ってあるんです。

こちらには都合があって来たけれど、友達も町も知らないんです。

以前娘の近くにいた時は、

お弁当を作って娘が来てくれたんです。

孫はいないんです。

だから私が、世間で言うならここは姥捨て山のようだ、と

わざと言うと、娘が

”お母さん、話し相手がおらんくなるから、長生きしてよ”

と言って、遠くから週に二回位は来ます。」

 

私は、そうですか・・・・

と話を聞きながら義歯を調整します。

 

「施設はおなじような境遇の方がいて、同じように暮らしてるんです。

でも、山手だし、知らない町だから、することがないんです。

タバコを吸うもんが、何人かで外でタバコ吸うて話すんです。

それ位。」

私が、脳梗塞にタバコは・・・?と心配すると

「今の病院の先生が、もう老い先も短いっちゃけん、好きなように吸うたら?

と言うから吸うとるんです。」

私もスタッフさんも驚きましたが、楽しみを奪っても・・・と言う感じで言われたんでしょう?

と言うと

「そんなんです。食べることとか、そんなんしかないんです。」

と言われ、今日は娘さんの話も出たからか涙ぐんでおられました。

義歯は20~30パーセントしか通常の咀嚼できないと言われてます・・・

それでも何とか咀嚼機能を回復できたら・・・といつも思って調整してます。

 

今日は娘さんが来る日らしく、

付き添いの人が、今日は車であちこち行けていそがしいね、と言ってありました。

付き添いの方も杖が必要です。

「老・老」介護、というのを聞きますが、

さらに加えて身体が不自由なお二人です。

 

普段、大抵のことは辛抱できますが、

心に響く出来事には

私は涙もろいんです。

病後、老後、生活、家族、

いろんな話を聞き、

ばー・・・と涙が出そうだったのですが、

なんとかこらえました。

 

私自身も育児もありますが、

実は、今は病後の父とも一緒に生活しています。

幸い父は体力も思ったより回復が早く、最近は好きなことして平穏に暮らしてますが・・・。

 

自分の本当の、”現実的な”老後まで

考える年齢になってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


記憶

2011-09-04 | 思うこと

記憶って不思議じゃないですか。

記憶って実際実像を見たことありますか。

実像もないし、

記憶という臓器はないのです。脳の機能ではあるけれど。

 

PCのように、履歴フォルダやメモリーや、過去ログ・・・なんてふうに、

ポチッとボタンを押せば、簡単に記憶がよみがえることもない。

 

同じ時間を共有しても、記憶される事柄は違います。

話した内容をどの程度同じ記憶で共有しているか・・・。

 

一緒に会話したのに

「それ、こないだ話したけどな」

一緒に時間を過ごしたのに

「そういうこと、あったね~」

自分が話しているはずなのに

「あら、そんなことまで話してたっけ」

それで思い出した時は

「あ~言った言った」

うまいこと思い出せないこともあったり。

 

記憶に関して言えば、思い出、も同じ。

思い出は脳に残る、とは言わず

「心」に残る、と表現します。

思い出の記憶は心の記憶です。

 

同じ時間を長いこと過ごした同級生との記憶も、

印象の受け方=記憶され方

も違いますし、これは人それぞれですが

記憶の容量

も違います。

人の話を沢山集めて織り成す事ができる思い出話、とでもいいましょうか。

 

また、それから考えると、

記憶のアルバムを沢山持っている人もいれば、

いない人もいる。

記憶のアルバムの冊子数は同じとしても

サイズはいろいろあったり。

大きいのもあれば、小さいものもある。

いらない記憶のアルバムは焼き捨てた人もいるかも

 

記憶のアルバムをいつも持ち歩いているひと。

記憶のアルバムは押入れの奥に潜ませ、

どこに置いたかわからなくなる人。

手をのばせばいつも

記憶のアルバムをいつも眺められるところに置いてる人。

 

そんな記憶アルバムですが、

同じサイズで、同じ容量で、

同じ場所に保管し、

同じ間隔で開き見て、

同じ感覚で感じ、

間違った過去はきちんと残し、修正を努め、

同じ記憶アルバムをまたくりかえし未来に向かって作っていく、

そんな人達とは

心を分かち合うことができます。

 

ただ、逆に言えば、

違うサイズ、容量で

あちこちに保管し、失くしたり

都合いいことだけ残してあとは捨て、

いいとこだけを開き見て、

記憶アルバムの表紙を無理にかざったり、

大切に扱わなかっり、

間違った過去を、間違いを認めず、

間違っていることにも気づかず、

そんな記憶アルバムを作っていく人もいます。

 

私は前者でいたい。

人生って、例えればうまくいかず紆余曲折する雨の時もあるし、

時には晴れ渡る快晴の空を飛ぶように爽快な時もある。

お天気は誰にも変えられないのです。

 

でも人生は、そんな記憶アルバムを

沢山、心の本棚に保管していくことだと思うのです。