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歯科ってどこに行けばいいですか? その9

2016-11-19 | 筑紫野市 小児歯科
いろいろと多忙にしておりまして、お待たせしております。

”歯科ってどこに行けばいいですか?その8”までお話してました。
その続きです。

当院にたどり着くまでに、いろいろな歯科に出向きうまくいかなかった方々のお話を伺い、私が考察してみると、以下の3つくらいの患者さんに分けることができます、
というところまでお話していました。

一つは、痛みがとれない患者さん。

一つは、いつまでも治らない患者さん。

一つは、お子さんで「うちではこれ以上診れない」と言われた患児さん。

以上の具体的なお話をしていきます、と言いながら中断しておりました。
今までのお話は、その1~その8をご覧下さい。



〇痛みがとれない患者さん。

気になるところ、はじめの訴えを「主訴」と言います。
皆さんが歯科に行く決心がつくのは、
どこかお口の中に違和感があったり、痛い時ではないでしょうか。

つまり、痛みがとれないというのは大抵おそらく、
主訴が解消できていない、ということです。

それはどういった場合に生じるか、私の臨床経験のみで私が感じたままでお話しますが、

①患者さん自身が痛みの場所がわからない、痛みの内容を伝えきれていない時
②術者(歯科医療従事者)が痛みの場所や内容をわかってあげれていない時
③患者さんがやや怖がりさん、痛がりさんの時

上記のこういった場合、痛みがいつまでも解消できないことが起きているようです。

ですので、何かしらの偶然とでもいいましょうか、当院に出会いがあったことで、患者さんお話を伺い、観察を続けて行けば、
そんなに症例自体が難治性のものは存在しないように感じます。

ただ、紆余曲折あったんだろうな、という治療履歴は患者さんのお話しを聞きながら、
今までの経過の辛い心情を感じることができます。

そのようにいろいろと糸の絡まった治療履歴を紐解いていくのには、
大変時間がかかる場合はありますが、
前向きに目と耳と手を働かせています。