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歯科ってどこに行けばいいですか?その10

2016-11-27 | 筑紫野市 小児歯科
◯いつまでも治らなくて来院

いつまで通っても治らないので...
と転院して来られる患者さんもいらっしゃいます。

一度通院していたけれど、中断し来院した方。
今迄も通院していたけれど、止むを得ず転院して来院した方。

大きく分ければそんな感じになります。

これはその9の話にも繋がりますが、
歯科に通い始めるきっかけは大抵主訴が痛みなわけです。違和感、と言われる場合もあります。
そうであれば、患者さんが"治らない"とおっしゃるのは、大体痛みや違和感が続いているということです。

または、治療を開始した歯がいつまでも触られないままなのかもしれません。

その場合は、もしかしたら、の話ですが、
主訴の部分を一番に治療せず、他の部分から治療を開始されているのかもしれません。

歯科の保険治療の流れは決まりごとがあり、
流れを重視しないと保険治療が出来ないことが多いので、きちんとそうした説明がされないまま主訴の部分を放置されてしまえば、
患者さんは"いつまでたっても治らない"
と感じてしまうものでしょう。

保険治療の流れのために、
主訴への治療が一旦お休みになる場合は
じゅうぶんな説明が必要だと考えます。

そうではなさそうな場合は...
やはり、その9でお話ししました、術者が痛みと原因をきちんと把握できていない、というパターンかな、という予想になります。

長期間に渡り、歯やお口の問題がなかなか解決されない場合には、
転院も視野に入れる必要はあると考えます。

特に歯に焦点を当てれば、歯は硬組織で不可逆なものです。
早期発見、早期治療が重要です。

予防医学でいうところの第二次予防。
早めのチェックで歯へのダメージは少なくしたほうがいいのです。