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子供を保護する、という思いのあまり...? のりこキッズマム歯科医院

2018-01-26 | 筑紫野市 小児歯科

↑お風呂に入り洗浄されました。
(もちろん歯科器具とは別々に、です)
長男が大好きだった方々。20年前のものです。笑


どうやって生きていいかわからないから保護されていて子供は。
皆そうだったように。

言葉もまだ出ないし、どうしたらいいか考えもまだない子供。
しかしそんな子供のための「保護」が「支配」になっている場面を多く見ます。

スマホが出だしてからが変わり目、と言います、キッパリ。

特に今後、スマホしか知らない世代の皆様が増えていくでしょう。
スマホはある種の万能感やスピード感、処理能力?を気付かないうちに持たせてしまう気がします。
スマホは自分に従順ですよね、ある意味支配できるわけです。
もっと従順な装置も今後出てくるでしょうね。

それだからか、子供の保護さえも、支配とでも表現できそうな雰囲気になってきた感じがしてしまう今日この頃です。

子供は体(歯)を壊していたら治してもらわなければ生きられません。
けれども、大人は支配により子供の体(歯)をさらに壊していないか...?と見えてしまう場面があるのです。

子供を保護する、とは別の言い方をすれば、いたわり(ここでは感情ではなく、体や歯のケアを指してます)であって、処理ではない...といいますか...。
痛みがあったり機能できなくなっているその子の体や歯が、より良く使えるように...安心が減ってしまっていたなら安心して暮らせるようにです。

それは心へも、もちろん同じです。そして、そういう場面も数多く見かけますが...
歯科についてを。



◯歯科は鼻呼吸で呼吸してます
鼻水、鼻づまりがある時はまずはそちらを治しましょう。
病院に二つ行くのは大変...鼻はいつものことだから→軽度ならわかりますが大変なのは子供さんのほうです。副鼻腔炎や中耳炎にもなり得ます。

鼻で呼吸が出来なければ歯科治療は出来ません...鼻をつままれて歯科治療されるようなものでして...。


◯小児科と歯科に行きたい
熱で小児科に行くからついでに歯科、は子供さんの体に無理が生じます。
仕事を休んでいるからついでに→そうですね...歯科通院中なら検討の余地ありですが...。

歯科通院中なら検討の余地あり、というこれは、歯科治療をすでに始め、小児科の症状が後で出た場合のことです。
歯科治療によっては中断のためのチェック・診察が必要な場合があるからです。

通常、熱や咳の時は歯科治療はできません...まずは予約変更をされ、体を治されて下さい。

当院に来られ、耳鼻科や小児科、整形外科に行く必要がある方々は、
紹介状を即座にお出しし、まだ診療時間中であれば、すぐにその科を受診できるように手配しております。


お大事にされて下さい...。


◯おけいことの日程が合わない
その日はおけいこがあるから難しい、虫歯ならおけいこを優先したい
→そうですねおけいこも大事ですが...

...というふうに行事を優先して歯の治療を先延ばしにしてしまい重症化した歯が増えたことで歯科の通院が長引いている、ということも...

歯の病気ですから...まず歯の病気を治して下さいね。


◯まずは迷ったらご相談を...
自己判断は怖いな...という場面も多いです。
コミュニケーションを取るように心がけているのは、問診票には記入頂いていないことが多いからです。

ですからそんなふうにコミュニケーションとして雑談した時に会話の端々でいろいろなことに気づくように心がけています。

けれども本来は...事前になんでも伝えて頂くほうが助かることが多いものです。

今回はいろいろ考えた末、
意を決してお話しました。

鼻水・咳がある、兄弟姉妹がインフルエンザ、別の病気で入院が近い、長期に帰省する、渡航する、母が妊娠中、乳児を抱えて来院したい、今から予防接種に行く、今予防接種してきた、ずっと投薬中、他の病院小児内科・小児外科に定期健診中、以前こんな病気を診断された、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎が以前あった...

など...まずはお電話でご相談下さいね。

私どもも、さらに留意して参りたいと思っております。