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女性歯科医師というタイトル     筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2018-03-20 | 筑紫野市 小児歯科
女性で歯科医師になる場合。

将来手に職を付けたい!
とか、
歯科医師という資格かっこいい!
とか、
なにかしらの意思で歯科医師になられる皆さんもいらっしゃるでしょう。

私の場合は意思はあまりありませんでした。
しかし、わけあって意を決して個人開業医となり、歯科医院の院長として仕事をするにあたっては、『女性歯科医師』としてできることにこだわって仕事をしてきました。

現代は『女性』とか『男性』とか性別のみで負担を分けすぎることが世の中で取りざたされ、ジェンダー・フリーを求められる昨今です。『女性歯科医師』という表現がはばかられることもあります。あえて使いたくない、という同業者もいるでしょう。

考えれば、学問を学びたいと思っていた女性が学問さえ許されなかったことを考えると、男性と同じ歯学部を出て、同じ国家試験を受けれるようになった時代の私達はこのジェンダー・フリーの考えの元で、幸運とも呼べる時代に生きています。

ですが、職業としてはジェンダー・フリーの世の中にいても、やはり、女性ならではの視点や女性ならではの受け止められ方がやはりどこかしらに存在すると思います。
男性と平等にとはいいがたい部分です。それを長所として生かせる部分に自分なりに焦点を当ててきたという感じです。




それは女性性を評価し男性性を否定するというわけではなく、簡単に言いすぎかもしれませんが、もうすでに持ち合わせてしまっている生物学的にどうしょうもない部分と言えばいいでしょうか。

私がこだわってきたそれはジェンダー・フリーとしての歯科医師ではなく、女性が歯科医師になるとどう長所が生かせるか、という見解です。

そのような見解を抱きつつ、また、女性歯科医師のこうあるといいというべく働き方について考え、仕事をしてきたという感じです。


つづく