当院で取り扱っている、よく噛むためのオヤツとして推奨しているお菓子に、アンドローカルズさんの「たわわ」と東雲堂さんの「にわかせんぺい」があるのですが、硬さを調べに行きました。
食品の硬さを調べる「クリープメーター」を工業技術センター食品課でお借りしました。
グラフはまたアップします。
グミキャンディーやソフトキャンディーは破断しにくいという点では何度も噛むことが可能になるのですが、粘度が高く歯につきやすいという点が、歯に残りやすい、つまり唾液で流れにくくなり虫歯になりやすい欠点ですね。
よく噛める硬さで、しかも唾液で洗浄されて飲み込みやすいという点では、タブレット菓子や硬めのクッキー、ビスケット、煎餅は歯ごたえも楽しめ、歯に付きにくくていいと思います。
焼き菓子やチョコレート菓子は柔らかいものが多く、焼き菓子でもマドレーヌやベイクドケーキはバターが含まれる分ベタつきやすいですね。
機械にもベタっと付いて、拭き取るのが大変でした。
食後にお茶を飲むなどをすると虫歯予防に効果がありますが、
柔らかい物は唾液と混ざると口の中いっぱいに味が残り、幸せな気持ちになりますが、
何度もよく噛むという役目はやはり果たせません…。