今年は昨年のことがあったからか梅雨が来る前に予定を早めに配慮頂き、スムーズに歯科検診が行えました。
このあたりは梅雨は雨の多い地域で警報が出やすく、昨年は前もって予定していた検診日に何故か警報だらけとなり、移動するのが困難でした。
それでキャンセルなどさせていただいたのでしたが、今年は梅雨は今から!
歯科検診はおかげさまで滞りなく終了できました。
総評の作成途中
最近感じるのは、虫歯予防ではかなり歯科検診は事足りている点。
どちらかというと虫歯の有無をチェックするよりも、乳歯の生え始めがゆっくり、また、永久歯になっても恐らく生え変わりがうまくいかないだろうという歯や顎のお子さんのチェックをするために歯科検診は重要だと感じます。
乳歯が生えるのがゆっくり過ぎると、ぱくぱく期と呼ばれる時期の食事に間に合いません。
永久歯が年長さんぐらいで生え始めないと、小学校6年間の生え変わりもゆっくりになります。
ですので学校検診は特に生え変わりのためにもっと踏み込んだチェックが重要であると考えます。
6歳臼歯(奥歯)や、犬歯の奥の、噛むために使用する歯の生え変わりがゆっくり過ぎると、年齢に合った食事の量がとれず身体の成長さえもゆっくりになるためです。
しかしながら園や学校検診では、生え変わりまでみてもらえることは少ないです。昭和の虫歯の洪水と呼ばれた頃の歯科検診の体制のままなのです。
もしお子さんが「歯科検診後の要受診の紙」をもらって来なかったとしても、この時期はお子さんの生え変わりのために歯科を受診しましょう。
夏休みはとてもいい時期です。
ぜひ予定を立てて下さい。