大関経験者で東十両5枚目の栃ノ心(35=春日野)が、引退届を提出、受理されたことを受けて、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)同席で会見を行った。

日本国籍は取得しておらず、今後は親方など指導者として日本相撲協会には残らないことが決まった。春日野親方は「引退相撲、断髪式は考えています」と話した。前日18日夜、この日朝に話し合って引退を決めたばかりだけに、時期までは未定だが、引退の花道を用意する考えだ。

栃ノ心は「協会には残らないですけど、日本は好きですし、日本に住みたいなと思います。(出身の)ジョージアと日本を、行ったり来たりできたらいいなと思います」と話した。具体的に何の仕事に就くかなどは未定で、今後、考えていくという。」(原文ママ)