本日の東京新聞に『不条理を生き貫いて 34人の中国残留婦人たち』(津成書院)の紹介記事が載りました。
法政大学の高柳俊男先生が新聞社に推薦してくださり、取材に至った経緯があります。
川越支局の中里記者からメールでお知らせを受けていたので、親しい人にはメールしておいたのでした。
早朝6時、叔母から電話があり、記事が大きく載っているとのこと。叔母の声は泣き声でした。ここのところつらいことがあったので「嬉しいことがあったら10倍喜ぼう」の約束通り、叔母はとても喜んで販売店に電話をし、なんと30部も取り置いてもらったとのこと。
家族の反応は、写真を見て「老けたねぇ、お婆さんみたいだ」と。中里記者が写真を何枚も撮ってくださった帰り際に、壁に飾ってあったたくさんの家族写真の中の20代の写真を指差し「この写真はどお?」と言ったら、まじめに「それはダメです」と断られました。残念!
続編を書くことに多くの時間をとられ、様々な雑事がおろそかになっています。『孤児編』では、『婦人編』のガサツさを払拭し、少し丁寧に仕上げたいと思っています。『WWⅡ証言編』も首を長くして待っていてくれる証言者の皆さんの催促に、謝罪ばかり。急がなくてはなりません。
この記事を励みにいっそうやるべき仕事に邁進します(私のペースで)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます