おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

三角形じゃなくなる!?

2020年02月08日 00時02分07秒 | 
ふと見上げた夜空に、
煌々と青く冷たく輝く星が・・・
シリウス、
地球上から見える最も明るい恒星。
それを基点に、
冬の夜空の大きな三角形を、
目でたどる。



冬の大三角、
あるいは冬の大三角形とは、
おおいぬ座αシリウス
こいぬ座αプロキオン
オリオン座αベテルギウスの、
3つの1等星で構成される三角形。
形は正三角形に近く、
その中を淡い天の川が縦断している。 
            (Wikipediaより)



でも、それが・・・

あれ~? アレレレ~?




一応、
デジカメ、バカチョンモードで、
写真を撮ってみた。
下の方の明るい★がシリウス
左上にプロキオン
そして、右の方にオリオン座が、
何とかおぼろげに確認頂けるだろう。


で、何が、アレレ?かと言うと・・・

ベテルギウスが、暗い!

ベテルギウスは、
オリオンの右肩に当たる赤い

ベテルギウスが暗くなっていると、
話には聞いていたけれど、
素人が眺めても、アレレ?状態。
以前はプロキオンと同じくらい明るく、
大きな三角形の一つのとして、
ハッキリ見えていたのに・・・

そんな話初めて聞いた!
と言う方のために、
簡単に掻い摘んで言うと・・・

『ベテルギウスは、
 近く爆発するのではないか?
 その予兆として、
 暗くなっているのでは?』
という話。

ベテルギウスに関する情報は、
ネット上に色々と溢れているので、
ご興味のある方、
詳しく知りたい方は、
そちらをどうぞ!



この地球から、
ベテルギウスまでの距離は642光年。
と言うことは、
私たちが見ているのは、
642年も前のベテルギウスの光。
近く爆発するかも?なんて、
もう既に爆発してしまって、
存在していないのかも知れない。

無窮の宇宙の中で、
幾度となく繰り返されて来た出来事。
それを今回、
人類は初めて観測出来るのかも!

でも、私としては、
冬の夜空の大きな三角形が、
見られなくなってしまうのは、
ちょっと、寂しいな。
それが何時なのかは分からないけれど・・・