ふと見上げた夜空に、
煌々と青く冷たく輝く星が・・・
シリウス、
地球上から見える最も明るい恒星。
それを基点に、
冬の夜空の大きな三角形を、
目でたどる。
冬の大三角、
あるいは冬の大三角形とは、
おおいぬ座α星シリウス、
こいぬ座α星プロキオン、
オリオン座α星ベテルギウスの、
3つの1等星で構成される三角形。
形は正三角形に近く、
その中を淡い天の川が縦断している。
(Wikipediaより)
でも、それが・・・
あれ~? アレレレ~?
一応、
デジカメ、バカチョンモードで、
写真を撮ってみた。
下の方の明るい★がシリウス、
左上にプロキオン。
そして、右の方にオリオン座が、
何とかおぼろげに確認頂けるだろう。
で、何が、アレレ?かと言うと・・・
ベテルギウスが、暗い!
ベテルギウスは、
オリオンの右肩に当たる赤い★
ベテルギウスが暗くなっていると、
話には聞いていたけれど、
素人が眺めても、アレレ?状態。
以前はプロキオンと同じくらい明るく、
大きな三角形の一つの★として、
ハッキリ見えていたのに・・・
そんな話、初めて聞いた!
と言う方のために、
簡単に掻い摘んで言うと・・・
『ベテルギウスは、
近く爆発するのではないか?
その予兆として、
暗くなっているのでは?』
という話。
ベテルギウスに関する情報は、
ネット上に色々と溢れているので、
ご興味のある方、
詳しく知りたい方は、
そちらをどうぞ!
この地球から、
ベテルギウスまでの距離は642光年。
と言うことは、
私たちが見ているのは、
642年も前のベテルギウスの光。
近く爆発するかも?なんて、
もう既に爆発してしまって、
存在していないのかも知れない。
無窮の宇宙の中で、
幾度となく繰り返されて来た出来事。
それを今回、
人類は初めて観測出来るのかも!
でも、私としては、
冬の夜空の大きな三角形が、
見られなくなってしまうのは、
ちょっと、寂しいな。
それが何時なのかは分からないけれど・・・