おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

森の話 森での話

2020年08月14日 22時24分02秒 | 日記・雑記
今朝は、お気に入りの森へ出掛けた。
虫さんや花々の写真、
まだ整理出来ていないので、
今日は森の話、森での出来事などを・・・



篠栗九大の森。
篠栗町と九州大学が共同で、
整備、管理を行っている約17haの森。
中心にある蒲田池の周りが、
約2kmの遊歩道になっている。

数年前、
SNS上にUPされた写真で有名になり、
一時は観光客が押し寄せて、
ちょっと嫌~な感じになっていたけれど、
ここのところは、コロナのせいで、
もとの落ち着きを見せている。



観光客が目指していたのは、
この水辺のラクウショウ(ヌマスギ)。
私の素人写真では大したことないけれど、
上手な方が、時間帯を選んで撮影すると、
とても幻想的な景色に写る。
インスタ映えするスポットとして、
マナー違反のカメラマンが、
ずいぶん押しかけていたもんだ。
一時期は、森の閉鎖!?
なんて話も検討されていたらしい。



今朝は、
大きなカメラを据えているオジサンは一人。
あと、浴衣姿の子供が数人と、
その親や、祖父母たち。
なぜに、浴衣姿?
写真撮影中は下駄履いていたけれど、
終わった子はスニーカーに履き替えていた。
そうよね~、
ここには、下駄では無理よね。

途中すれ違った若い人たちも、
この水辺のラクウショウの景色だけが、
目的だったんだろう。
まわりの樹々や、花々など、
目にも入らぬ様子。
まして鳥のさえずりなど聞こえていない。
ペチャクチャお喋りしながら・・・
すれ違いざま、
聞こえて来た会話の中身は、
モツ鍋の話だった(笑)

まあ、日本語ではない言葉で、
大声で喋りながらの御一行様と、
鉢合わせしないだけ、マシか・・・

この森を訪れる人たちは、
だいたい3パターンに分けられる。
ご近所に住んでいて、
この森が毎日の散歩コースの方たち。
私のような、鳥や昆虫が目的で来る人。
そして、
水辺のラクウショウだけが目的の人。
その格好や持ち物で、見当がつく。

今朝、私と入れ違いに、
森に足を踏み入れた中年のカップル。
その女性の姿に、あきれると言うか、
笑ってしまうと言うか・・・
ヒラヒラのスカートで、
素足に少しヒールのあるサンダル。
あ~、このカップルは、
水辺のラクウショウには、
たどり着けないだろうな~。
今朝の森の道は、かなりぬかるんでいた。
あのサンダル履きでは、
引き返すことになるだろう。



いつもは、
南口から入って北口まで行き、
また南口まで戻る。
つまり池の周りを2周、
約4km歩くのだけれど、
今朝は・・・ めげた!

北口にたどり着く前に、
ああ、これはマズイかも~状態に・・・
そんなに直射日光があたる、
炎天下の道ではないんだけれど、
たった2kmなんだけれど、
時間的には2時間程うろついている。
頭の中で、何かが、
クワァ~ン、クワァ~ンと鳴り出した。
これはきっと熱中症の前兆。
無理をせず、北口で出ることにした。
その前に木陰で休憩、
持参のスポーツドリンクを飲み干す。
車の中にも、
あと1本入れてるから大丈夫。

北口から南口までは、
一般道を100mちょっと。
無事に車にまでたどり着いた。
無理して、欲張って、
遊歩道を戻っていたら、
途中で動けなくなっていたかも知れない。
危ない、危ない!



北口を出てすぐ、
オジイサンに話しかけられた。
「北口駐車場はどこですか?」と・・・
北口出口から駐車場は見えないけれど、
脇の道を真直ぐ進んだ所だ。
案内看板はちゃんとあるのにな~。
「駐車場が分からなくなった」
と、おっしゃる。
念のため、聞いてみた。
「北口駐車場に、止めたんですか?」
そうだ、との返事に、
その道を真直ぐ、と教えて別れた。

南口の駐車場に戻ると、
私の車の前にクラウンが止まっていた。
かなり古いし、アチコチ傷だらけ。
傷と言うか、ボコボコだ。
車の中で涼んでいたら、
さっきのオジイサンがやって来て、
そのクラウンに乗り込んだ。

え~!
北口に止めてたんじゃないの~?
自分が、どこに車を止めたのか、
分からなくなってウロウロしてた?
しかも、その車体のボコボコ!
恐ろし~!
私はすぐに、駐車場から車を出した。
ブレーキとアクセル間違えた!
な~んて突っ込まれたら、嫌だもん。



帰宅して、シャワー浴びて、
お昼ご飯食べて、
もちろんビール飲んで、
あとはしばし、ゴ~ロゴロ・・・
あ~、やっぱり一人がお気楽だ~!
と、シミジミ・・・



夕方、また性懲りもなく最上階へ・・・



ありゃ~、
今日は、昨日一昨日よりも雲がある!



黒い雲が、まるで山並みのよう・・・



スッキリとした、
まぁ~るい夕陽が見たいよ~!