鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
イシガケチョウ、
蛹になって1週間も経つというのに、
ま~だ動いています。
昨日の朝一に見た時・・・
真っ直ぐの状態でぶら下がっていたので、
ヤレヤレ、やっと落ち着いたか、
と、思ったのに・・・
お昼には・・・
今朝は、この反対側を向いています。😅
蝶の幼虫を拉致って来て、
観察するなんて、人生初のこと。
蛹と言うものは、
動かないモノ、
動けないモノ、
だとばかり思っていました。
なのに、この子ったら・・・
まあ、動いているのは、
生きている証だし、
この子は、この子なりに、
なんらかの理由があって、
動いているんだろうし・・・
あ、蛹になった最初の頃に比べると、
メリハリのあるボディになっていますよ~!
蛹2日め 👇
蛹7日め(昨日) 👇
やっぱり、動くのは・・・
筋トレ~!?
月曜日、数年ぶりに逢ったアサギマダラ、
やはり午後には旅立ったようだった。
夕方には、その姿は見えなくなっていた。
翌日、火曜日の朝、
いないだろうな~とは思いつつ、
フジバカマの咲く辺りを覗いて見た。
やっぱり、いない。
うん、いないよね。
そうは、思うものの、
お昼休み、また覗きに行った。
未練がましいね~。
もう、いないのに・・・
あ・・・ いた・・・
昨日の子?
いや、違う。
昨日のアサギマダラよりも大きい。
そして、この子は、翅が傷んでいた。
疲れているのか、あまり動かない。
気になって、
チョコチョコ見に行ったけれど、
ほとんど同じ花の辺りにいた。
翅の傷みは、
そんなにひどくはないけれど、
長距離を飛ぶアサギマダラにとっては、
致命的なものだったりするのかも・・・
長い時間、
まるで傷んだ翅を労わるかのように、
ゆっくりと閉じたり、開いたり・・・
疲れが取れないなら、
ここで一泊して行っていいんだよ。
夕方近く、一陣の強い風が・・・
まるで、それを待っていたかのように、
その風に身を委ね、
彼は、ふわりと浮き上がった。
しばらくは、どっちに行こうかと、
悩んでいるような素振り。
ああ~、駄目!
ソコを通っちゃダメだよ!
ジョロウグモ・トラップが、
張り巡らされているからね!
やがて、進路が定まったのか、
空高く舞い上がり、
秋空に吸い込まれるように、
見えなくなってしまった。
今頃、
どの辺りを飛んでいるんだろうね~。