先週、叔父が亡くなった。
私の亡父の妹の配偶者だけれど、
亡父よりも年長、97歳での大往生。
日中はデイサービスに行っていて、
帰宅した夕方に突然!だったらしい。
私の父が亡くなったのが4年ほど前。
それからしばらくは、
身内の不幸はなかった。
友人、知人関係も何もなく、
喪服を着る機会はなく過ごしていた。
そんななか、私、何を思ったか、
喪服のチェックをしていた。
それも、叔父の訃報の直前の日曜日に・・・
喪服のチェックと言っても、
黒のストッキングは有ったか?とか、
お数珠や袱紗、パールのアクセサリー、
そんな小物の在りかの確認等。
で、よ~し、いつでもOK!って・・・
虫の知らせじゃあるまいに・・・ね。
私、スカートというモノは、
喪服だけしか持っていない。
履きもしないスカートは、
かなり以前に全て処分した。
それに伴い靴も処分。
パンプスは喪装用に黒一足のみ残した。
私にとって唯一のヒールの高い靴。
高いと言っても4cmぐらいだけど、
これが今回、堪えた~!
一般の葬儀の参列だけならば、
行って帰って2時間程度のことだろう。
でも身内となると、そうも行かない。
通夜から葬儀、火葬場まで、
普段履かないヒールのある靴を、
ず~っと履きっぱなし。
翌日の朝、起きたら脚がパンパン。
それも、変な部分が痛い。
フクラハギではなく、前の方。
ヒールのある靴を履くと、
こんな部分の筋肉を使うのか?
父の葬儀の時には、
ここまでなかったと思うけど・・・
たった4年ほどで、
筋肉の衰えが進んだってことかな~?
父の葬儀からは間が空いたけれど、
ここ十数年、順番に、順当に、
父方のオジ、オバの葬儀が相次ぐ。
みな割と天寿を全うしているもんだから、
あまり悲壮感の漂わない葬儀。
そして、そこはイトコ会の会場と化す。
滅多に顔を合わせることのないイトコたち、
もうみんないい年したオジサン、オバサン、
いや、孫がいるのも多いから、
オジイチャン、オバアチャンよね。
葬儀が終わった後のイトコ同士の会話は、
「今日はアリガトね~」
「次はたぶんウチだからヨロシクね~」
って具合。(笑)
父方のオジ、オバは、ウチの母を含めて、
もうあと残すところ二人。
母方の方のオジ、オバは、まだほぼ健在。
母は長女で下にずらっと控えているので、
父方から、母方にシフトしたら、
しばらくは葬儀が続くものと、
覚悟しておかねば・・・
今回亡くなった叔父のとこのイトコ、
彼女は私と同じ年。
私は、子無し後家の独り身、
彼女は、行かず後家の独り身。
今回、火葬場で彼女との別れ際の話は・・・
「孤独死して発見されず・・・
それだけは避けたいよね~」
「そだね~」
これ、結構切実な心配事。