おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

クロマダラソテツシジミ 冬装束に・・・

2022年11月16日 11時22分51秒 | 虫さん

クロマダラソテツシジミの女の子がいた。



ちょっと遠くて良く見えなかったけれど、
まだ裏翅は低温期型にはなっていないようだ。



クロマダラソテツシジミ低温期型は、
その裏翅の模様が通常期型に比べると、
黒点も、オレンジ色の斑紋も薄くなり、
全体的にボヤ~とした印象になる。




男の子がいた。



この子は、どうだろう?



かなりの低温期型だ。



羽化した時点で、この模様だろうから、
蛹の時の外気温が影響するのだろうけど、
不思議だ。



寒いからって、
模様を変える、模様が変わる必要性って、
一体何なのだろう?



防寒目的で『毛深くなる』
・・・とかなら理解出来るけどね~。



もしも、雪の中でも飛び回るのならば、
白っぽい方が目立たないだろうけれど、
まさか、そんな極寒の中では、
生きて行けないだろうし・・・




不思議だね~!



最後に、参考のため、通常期型を・・・


今年9月下旬撮影のクロマダラソテツシジミ