クロマダラソテツシジミの女の子がいた。
ちょっと遠くて良く見えなかったけれど、
まだ裏翅は低温期型にはなっていないようだ。
クロマダラソテツシジミの低温期型は、
その裏翅の模様が通常期型に比べると、
黒点も、オレンジ色の斑紋も薄くなり、
全体的にボヤ~とした印象になる。
男の子がいた。
この子は、どうだろう?
かなりの低温期型だ。
羽化した時点で、この模様だろうから、
蛹の時の外気温が影響するのだろうけど、
不思議だ。
寒いからって、
模様を変える、模様が変わる必要性って、
一体何なのだろう?
防寒目的で『毛深くなる』
・・・とかなら理解出来るけどね~。
もしも、雪の中でも飛び回るのならば、
白っぽい方が目立たないだろうけれど、
まさか、そんな極寒の中では、
生きて行けないだろうし・・・
不思議だね~!
最後に、参考のため、通常期型を・・・
今年9月下旬撮影のクロマダラソテツシジミ。