ちっちゃな、ちっちゃな、
少し青みを帯びた白い綿埃のようなものが、
目の前をふわりふわり・・・
葉っぱの上に舞い降りた。
綿虫・・・?
あまりにも小さいので、
今までスルーしていたけれど、
ちょっと撮ってみようと思った。
撮れるかな?
2mmにも満たない小ささ。
うわ~、赤い目してる!
触角もあるし、
翅に模様が入ってるのね。
ま、ちっこくても、虫だし・・・(笑)
フワフワで、可愛い~!
この子の正式名称は、
エノキワタアブラムシ。
エノキに寄生するアブラムシで、
無翅型と有翅型があり、
多量の綿毛状ワックスで覆われている。
エノキワタアブラムシは、
春から見られる種類。
北国では、雪虫と呼ばれるものの一種。
九州では、雪虫より、
綿虫と呼ぶことが多いかな?
春から飛んでるし、
雪降らないし、ね。
因みに、
タマワタムシ科に属するアブラムシは、
全て雪虫と呼ばれているらしく、
北海道では、
トドノネオオワタムシ(約5mm)、
ケヤキフシアブラムシ(約2mm)等が、
10月中旬~下旬の間に飛んで回るそうだ。
綿虫くん、
また舞い上がっちゃったので、
オバサンの汗ばんだ掌でキャッチ。
何匹も飛んでいたから、
さっきの葉っぱの上の個体とは別かも。
ピントはイマイチだけど、
いい感じに撮れたんじゃない?
後姿も可愛い~!