鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
13日、水曜日、
いつもの林道に朝活で立ち寄った。
この日の目的は、
バイカイカリソウと・・・
そして、タニギキョウ。
見頃を迎えていたバイカイカリソウと、
咲き始めのタニギキョウに逢えて、
いい気分で、林道を後にした・・・
・・・はず、だった。
林道の出口辺りで、
頭上の樹に小鳥がやって来た。
誰だろう?と見上げる。
葉っぱが邪魔して見えない。
上を見上げたまんま、
2.3歩、後ずさりした。
あっ!
・・・と、思った時には、もう遅かった。
足を踏み外して、
1.5mほど、転げ落ちてしまった!
カメラが、壊れてしまった!
レンズが戻らない。
電源入れ直しても、駄目。
あ~あ・・・
ちょうど熊本地震の頃購入したから、
もう6年は使っている。
じゅうぶん元は取っているとは思うし、
かなり酷使してたから、
あちこちガタも来てた。
諦めるしかないだろう。
ただ、次をどうするか?だ。
以前、ベルさんに教えて頂いた方法、
Canonの有償修理サービスを使うか?
この場合、合計26,950円(税込)で、
修理ではなく、同機種SX720の、
ほぼ新品が送り返される確率が高い。
でももう、発売から7年目の機種だし、
すでに後続のSX740があって、
そちらに少し心惹かれている。
ま、急ぐことはない。
〇天やら眺めて、どうするか考えよ~。
そう・・・ 急ぐ必要はないのだ。
だって・・・
人間も、壊れたから~(笑)
後ろ向きに倒れ込んだんだから、
素直にそのまんま落ちれば良かったのに、
とっさに左側に体を捻ってしまった。
左手首骨折。
腕側の長い骨の方が、折れていた。
手術をするか?
固定だけで治すか?
固定だけでも行けそうだけれど、
手術した方が早いだろう、と言われた。
ただし、1週間程要入院。
それは、ご勘弁を~ってことで、
固定してもらった。
猫4匹のことを考えると、
やっぱり入院は避けたい。
居候デカ猫は、
まだ、お猫様の下僕としては、
100%ではないのだ。
今日で、骨折3日目。
骨折している部分の痛みは、
固定されているからか、
そうひどくは感じない。
痛いのは、その他の部分。
腕や指がパンパンに腫れあがって、
そこにキチキチに巻かれた包帯が食い込み、
どうしようもなく痛い。
この親指の付け根なんか、最悪。
「氷等で冷やしなさい」と言われたのは、
このためか、と納得。
幸い骨折したのが左で助かった。
ある程度、何でも出来る。
ほんとは怒られるんだろうけれど、
右腕だけでの運転なんて、
どうってことない。
居候デカ猫は、今のところ、
私が頼まずとも、
キッチンの洗い物はやってくれる。
「なんかすることがあったら言って」
と言うので、昨夜はひとつ頼み事をした。
骨折した当日は、くじけたけれど、
さすがに昨夜は、シャワー浴びたかった。
なので、患部の防水対策を依頼。
ラップでピッチリ巻き巻きして、
その上から、ゴミ袋(笑)
まあ、なんとか、やってますデス。
当分カメラ片手にウロウロは出来ないので、
この機会に在庫写真一掃してしまお~!
あとは、骨折アレコレ話か、
骨折アルアル話か・・・
しばらくは、そんな風ですので、
よろしくお付き合いの程を、
お願い申し上げます。m(__)m
林道に咲くバイカイカリソウ。
先週訪れた時には、
一株しか見つけられなかったけれど、
ようやく見頃を迎えていた。
ほの暗い林道を照らす、
小さなボンボリのような形が可愛らしい。
下向きに咲く花なので、
中の様子を覗き見るのが難しい。
ちょっと、失礼して・・・
頬ずりしたくなる可愛らしさ!
タニギキョウも、やっと咲き始めていた。
まだまだ、蕾の方が多いけどね。
タニギキョウ(谷桔梗)
山地の木陰に生える高さ10㎝程の多年草。
花は、5~8㎜と小さい。
キク目キキョウ科タニギキョウ属で、
ヒマラヤから日本にかけての地域に、
この1種だけらしい。
細く華奢な茎の先に、一輪だけの花。
可憐とは、
こんな花たちのための言葉だろうと思う。
バイカイカリソウも、タニギキョウも、
以前に比べて、数が減っている。
ここ数年、毎年のように起きる大雨被害。
この林道も、
去年は土砂崩れで入れなかった。
この小さな植物たち、
場所によっては、
根こそぎ流されてしまったことだろう。
でも、彼らの強い生命力、
きっとまた息を吹き返し、
ほの暗い林道を明るく照らしてくれるはず。
今週末ぐらいには、
タニギキョウが、満開になるだろう。
そう思って楽しみにしていたんだけれど、
ちょっと、想定外のアクシデントが・・・
あ~あ、馬鹿なワタシ・・・
今朝、羽化の兆候を見せたナミアゲハの蛹。
仕事から帰宅したら・・・
羽化してた~!
羽化後、かなり時間が経っていたんだろう。
しきりに飛びたがる。
指に乗っかってくれないかな~、
と、思ったけれど・・・
駄目・・・
出せ~、出せ~!と大騒ぎ。
もう夕方ではあったけれど、まだ日没前。
それに、とても暖かい。
今日のうちに、放してやることにした。
春型のオスメスは、良く似ている。
夏型だと、違いがはっきりしてるけれど・・・
ボディがスリムだったから、男の子かな?
じっくり観察出来なかったのが残念。
ベランダで、ネットケージを開け放つ。
何も躊躇うことなく、外へ飛び出した。
向かったのは、近所の川の上流の方角。
ああ、そっちなら、きっとまた逢えるね。
私のお散歩コースだもん。
問題なく羽化してくれて、良かった。
こんな暖かな日を選んでくれて、良かった。
羽化するところ見られなかったのは、
ちょっと残念だけれど、
でも無事に羽化してくれて、ありがとう!
我が家のアゲハ蝶の蛹たち。
ナガサキアゲハ4頭に、
ナミアゲハが1頭。
そろそろ羽化が近いのでは・・・?と、
写真を撮ったのが、先月21日。
ナガサキアゲハ1号「先輩」
ナガサキアゲハ2号「影」
ナガサキアゲハ3号「光」
ナガサキアゲハ5号「新ちゃん」
ナガサキアゲハの幼虫は、
もともと5頭だったけれど、
4号「チビ」だけは、
蛹になることが出来なかった。
そして・・・
ナミアゲハが1頭。
このナミアゲハに、今朝変化があった!
少しふっくらして、黒くなっている!
羽化が近いか!?
羽化の妨げにならないよう、
蛹ポケットを少しカットし、
フローラルフォーム(ドライ用)に、
割り箸を突き刺して・・・
羽化用のネットの中にお引越し。
今日か、明日かは分からないけれど、
無事に羽化してくれるといいな~。
欲を言えば・・・
私が自宅にいる時に羽化してくれると、
嬉しいんだけどな~。
ところで、ちょっと心配なのは、
ナガサキアゲハ1号「先輩」
何が心配かって・・・
これは3号「光」だけれど、
ナガサキアゲハの蛹は、
こんな風に上半身が反り返る。
それが1号「先輩」は、反りが弱く、
頭部はどちらかと言うと前傾している。
大丈夫なんだろうか?
無事に羽化出来るだろうか?
羽化しても、羽化不全ってのもあるし・・・
私にはどうしようもないことで、
あとは、神のみぞ知る、なんだけどね。
コサギさん。
婚活衣装にお召し替え。
メイクもばっちり!
いつもは黄色いアンヨも、ほんのりピンク。
あとは・・・
カモ~ン、花嫁候補!
ダイサギさん。
アンヨが黒いから亜種チュウダイサギ?
こちらも、婚活準備着々と・・・
いつもは黄色いクチバシが黒くなり、
目元は、グリーンに。
カラスたち。
こちらは、すでに意気投合か?
息の合ったダンスを見せてくれた。
お幸せに・・・!
カワラバトは・・・
狙いを定めた彼女に猛アタック。
「俺、カッコいいだろ~」
と、言わんばかりに・・・
でも、彼女は素っ気ない。
かなりのしつこさ。
ヒト科だったら、通報されてるね。
あ、彼女、こっち見てくれた!
もしかして、もしかするかもよ~。
カワラヒワの場合・・・
いきなり唇を奪う作戦!?
それが、吉と出るか、凶と出るか・・・?
あ~あ、振られちゃった~、残念!
最後は・・・
コイの恋は三角関係。
どちらが彼女の心を射止めるか?
ず~っと見ているほど、
オバサンは暇じゃない・・・