昨夜は大阪で行われたとあるパーティーイベントで、
土(森育ち)を使ったスープを提供させてもらいました。
見た目はかなり危険なカンジ…。
ですが、しっかり濃いめの和風だしをとって、
根菜も大量に入っているので意外と普通に大丈夫です(笑)。
しかも布で漉してあるので、
目をつむって飲めば土入りだとはわからないかも。
とはいえ、ミネラル分のおかげか、すこし野菜だけではない味わいがあります。
今回は飲用目的というよりは、
森育ちという、薬品も熱加工も一切加えていない自然のありのままの土だからこそ、
こうして口に入れることができるのですよということを、
たくさんの人に知ってもらうことが目的でした。
この土は姫路周辺の落ち葉や剪定枝などを積み上げて、
時々空気を入れるために切り返して、
時間をかけて微生物の力だけで分解・熟成されたものです。
市販の土はほとんどが海外からの原材料を加えて熱処理をして農薬を入れて着色してと、
おおよそ口にいれるには不適切な作り方です。
だけどその不適切な作られ方の土が、
一般的に野菜用とか、園芸用とかいって販売されているわけです。
とかなんとかそんなことを説明しながらのスープ提供。
私たちのやっていることはかなり珍しがられましたが、
多くの方に土に関心を持ってもらえてとても良い機会でした。
会場は谷町6丁目からすこし歩いたところにある『杏』さんというお店。
もともとナッツ工場だったようで、
ロースト用の配管やなんかがそのまま生かされた内装です。
季節のお花も盛りだくさんでしたが、
とくに目を引いたのは外のリヤカーに群生していた野菜の花!!!
ブロッコリー、大根、ねぎ、アスパラなどなど、
伸びっぱなしの自然な状態で見事にきれいな花が咲いていました。
世界的にも有名なFOODイベントでもあったので、
プロジェクターで隣のビルにその活動の様子が映し出されたりして、
なかなかよい刺激をいただきました。
ちなみに会場内では私は土のスープの人という呼び名でありました。
またひとつ経験が増えました(^^)。