新年あけましておめでとうございます。
2018年、平成になって早30年になりました。
さて、今から48年前、
私が生まれた1970年に開催された大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でした。
でも実はあまり知られていないことだけど、
テーマ委員会が当初挙げていた言葉は「不調和と知恵」。
水俣病やベトナム戦争など、科学技術文明がもたらした困難と民族紛争。
そんな不調和に人類はどんな知恵を出し合えるのか、
大きな視野で世界を見渡す目があって出てきたテーマでした。
でもいろいろな事情でそのテーマは「進歩と調和」に置き換えられ、
目を向けるべき課題や事実はぼやけ、
高度経済成長の右肩上がりの時代の流れと相まって、
近代化、理想の未来、明るいイメージだけが取り上げられました。
加えてこの大阪万博の開会の日、
敦賀原発1号機が運転開始、
万博会場に初めての送電。
原子力の時代の幕開けでもありました。
このテーマの違和感に真っ向からぶつかったのが、
プロデューサーに選ばれた岡本太郎さんで、
進歩主義や近代主義的な意識をぶち破るものの象徴として太陽の塔が作られたそうです。
そして48年経った今、
原発事故を経験しても尚、相変わらずの開発至上の流れ。
自動運転の車や人工知能の存在も当たり前。
そんなテレビコマーシャルを見て、
心がザワザワ動いたお正月。
変わらないもの、
自然の美しさ、
自分の心の衝動、
人の気持ち、
そんなものを大切に、
この一年過ごして行こうとおもいます。
富士山、
家族、
おせち料理、
有難い一年の始まり🌟


2018年、平成になって早30年になりました。
さて、今から48年前、
私が生まれた1970年に開催された大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でした。
でも実はあまり知られていないことだけど、
テーマ委員会が当初挙げていた言葉は「不調和と知恵」。
水俣病やベトナム戦争など、科学技術文明がもたらした困難と民族紛争。
そんな不調和に人類はどんな知恵を出し合えるのか、
大きな視野で世界を見渡す目があって出てきたテーマでした。
でもいろいろな事情でそのテーマは「進歩と調和」に置き換えられ、
目を向けるべき課題や事実はぼやけ、
高度経済成長の右肩上がりの時代の流れと相まって、
近代化、理想の未来、明るいイメージだけが取り上げられました。
加えてこの大阪万博の開会の日、
敦賀原発1号機が運転開始、
万博会場に初めての送電。
原子力の時代の幕開けでもありました。
このテーマの違和感に真っ向からぶつかったのが、
プロデューサーに選ばれた岡本太郎さんで、
進歩主義や近代主義的な意識をぶち破るものの象徴として太陽の塔が作られたそうです。
そして48年経った今、
原発事故を経験しても尚、相変わらずの開発至上の流れ。
自動運転の車や人工知能の存在も当たり前。
そんなテレビコマーシャルを見て、
心がザワザワ動いたお正月。
変わらないもの、
自然の美しさ、
自分の心の衝動、
人の気持ち、
そんなものを大切に、
この一年過ごして行こうとおもいます。
富士山、
家族、
おせち料理、
有難い一年の始まり🌟

