ここのところあれこれ試作の日々で、
アイデアはいくつもあるし頭の中で完璧な出来上がりイメージも浮かんでいるのですが、
実際作るとなかなか思い通りにはいかないものです。
こだわりたい部分を押し通すと、
きれいに作ることが難しくなったり、とんでもなく時間がかかったり、
なんとか完成までこぎつけたらこれが意外と使いにくかったり。
だいたい一個試作したら7つから8つぐらいの改善点がでてきます。
それでもとにかく実際に手を動かしてなんぼ、
体で感じるしかないと思って失敗し続けるのであります。
失敗しては「やっぱりな」って思う。
オリジナルなものを作ろうとするとき、
繰り返されるその行程がわたしの体の一部になって、
後々新しい知恵と工夫を生み出してくれるのです。