まだ8月30日なのですが、すでに12月の
ピアノコンサートの企画がスタートしています。
このコンサート、今年は面白い企画をしようと、
参加メンバーがいろいろな案を出しました。
例えば、リストの「クリスマスツリー」という
曲を参加メンバー12人で1曲ずつ演奏するのは
どうだろうか?と提案する人がありました。
リストの「クリスマスツリー」という曲は
「リストにこんなピアノ曲があったの?」
といった感じ、ポピュラーな曲ではありません。
小品が12曲集まったマイナーな曲集です。
12曲を12人で1曲ずつ演奏する
…というのはちょっと面白いですね。
演奏する人のそれぞれのカラーが出て
1人で全曲演奏するのと違った雰囲気です。
でも、じゃぁ、誰がどの曲を演奏する?
みんな弾きたい曲、弾きたくない曲は
同じになるのじゃぁないかしら?
という声が上がりました。もっともです。
シューマンの「幻想小曲集」という
全部で8曲のピアノ小品集があります。
これを何人かで弾いた時も、人気曲は
「飛翔」「夜に」に集中しましたね。
ちなみに「夢のもつれ」は敬遠されました。
また、クリスマスのコンサートシーズン、
このコンサートの他にも、いろいろな
コンサート出演を控えて、伴奏や連弾の
練習でいっぱいいっぱい。他の曲を練習する
時間と心のゆとりがない人もいるのでは?
という声も聞こえてきました。もっともです。
一人一人に、その人に合っている曲を
振り分けることができるだろうか?
振り分けられた曲、みんなが気に入って
楽しく練習できるだろうか?
いろいろ心配ごともありました。
なんだかんだで反対意見が多く、
この企画は自然消滅してしまいました。
では、代わりとなるいい案がないか?
皆様にも、アドバイス、お願いしたいです!
コメントよろしく!