「女児は誕生後、二、三日か四、五日のうちに乳白色のおりものをみせる。中には経血をみる児もある」
随筆家の岡部伊都子さんのこの一文を目にしたとき
・・・ 私は いい知れぬショックをうけました。
厳粛な感動と申してもいいでしょう。
この女性と男性との性のちがいは尊い。
いままで 男たちは この生理のちがいを
「女の弱さ」「女の業」としてのみしか考えず
それゆえに はずかしめ さげすんできた。
「経血」を不浄なものとして扱い
・・・ 性を享楽の対象におとしいれようとしてきました。
その不当な男のエゴイズムに
女性がいきどおり 男を憎んだのは当然のことです。
そして 男性の女性蔑視が
そうした女体観にたっている限り
男は 母の尊さを知ることはできない。
幼児を甘えさせる あの母の躰(からだ)のまろやかさ やわらかさ
あるいは かぐわしさ なめらかさは ・・・
生後数日にしてみせるおりものや経血と
・・・ 一筋に結びついているものなのです。
* 2010.11 東ブータンで
随筆家の岡部伊都子さんのこの一文を目にしたとき
・・・ 私は いい知れぬショックをうけました。
厳粛な感動と申してもいいでしょう。
この女性と男性との性のちがいは尊い。
いままで 男たちは この生理のちがいを
「女の弱さ」「女の業」としてのみしか考えず
それゆえに はずかしめ さげすんできた。
「経血」を不浄なものとして扱い
・・・ 性を享楽の対象におとしいれようとしてきました。
その不当な男のエゴイズムに
女性がいきどおり 男を憎んだのは当然のことです。
そして 男性の女性蔑視が
そうした女体観にたっている限り
男は 母の尊さを知ることはできない。
幼児を甘えさせる あの母の躰(からだ)のまろやかさ やわらかさ
あるいは かぐわしさ なめらかさは ・・・
生後数日にしてみせるおりものや経血と
・・・ 一筋に結びついているものなのです。
* 2010.11 東ブータンで