下関の園芸センターというところに、シトロンがあると聞きつけて
訪ねて行ってみた。
ものすごく広い。この中から探すのか。
ていうか、そもそも、あるのか?
まずは左側から気長に行こうと思い、坂を下りてみると、
盆栽コーナーの隅に大木が植わっている。
遠くから(きの)「あれではないのか!?ダダダダ」
駆け寄ってみる。やっぱりそうだ。
しかも実がなってる。
視力が悪いはずだが、見たいものだけ見えるらしい。
大きい。
ゴツゴツして野性味がある。
文旦のハイブリッドなどではなく、正真正銘のシトロンだ。
南向きの斜面の、壁で囲われたようなところに植えてある。
葉っぱは葉翼なしのレモン型で、トゲだらけ。
(きの)「これが・・・」
話に聞く迷宮を探り当てたかのような感動で、
胸がいっぱい。
帰り道、民家の庭にたわわに実る何気ない夏みかんの垂れ下がる枝に、
亜熱帯の楽園の豊かさを見ながら帰る。
しかし、正直な感想は、
シトロン獅子ユズみたいだったorz