よく大学の街路樹として植えられてたから、
学校帰りにトゲトゲの実を拾って、
小枝ちゃんにお土産に持って帰って部屋に転がしておくと、
夜にゴロゴロとサッカーが始まる。
大きな栗に似て中にいっぱい実が詰まっていそうで、
食えないかと思って煮てみたが、包丁では硬くて切れなかった。
後で知ったが毒があるらしい。
食べなくてよかった。
あのマロニエが何と!餅になっているというではないか。
近所の和菓子屋で売っていたので、早速買ってきて食べてみたが、
べつに普通。
まずくもなく、ちょっと茶色いがそこら辺の大福と変わりない味。
もっとこう、昔なつかしい玄米蒸しパンのように、
独特の風味があるのかと思った。
そうまでして食べるからには、ものすごい栄養があるのか。
あく抜きのために川の水にさらすこと1か月以上って、
それもう何の栄養もなくなっているのでは?
救荒食なのに準備するのに時間がかかるとはね。
まあ、なにはともあれ、あれって食べれるんだ(ニヤリ)。
昔からの希望: あぁどんぐりが食べてみたい。
しかも、そこらへんの山の中でクマと争って拾ってきたやつがいい。
いっぱいあるんだから、今でも食べればいいじゃないか、人類!
どうしてやめてしまったんだ。
10万年の伝統を国を挙げて守ったらどうか。
ドングリのクレープにドングリのチョコ。
ドングリの八つ橋やハニー・ロースト・ドングリ。
品種改良にドングリ農園に、解禁!秋のドングリ収穫祭。
専門店から高級ドングリを買ってきて、
縄文時代に思いをはせながら、
へんなエプロンしてゴリゴリ秘伝の石臼で挽きたい。
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