きの書評

備忘録~いつか読んだ本(読書メーターに書ききれなかったもの)~

夢の中でどこまで気づいているのか(夢日記)

2019-05-29 18:17:43 | 日記
5/27/2019
 
夢Part1.
 丹沢系T-1000みたいな、ム〇デ(ぎゃあぁぁ)の新品種?
についての詳細な説明を受ける。いらん。
ターミネーターの見すぎだ。
 
夢Part2.
 街はずれの、デザインされた緑が多い階段状の奥が広いホームセンターで、久しぶりに猫缶を探す。
いつも置いてあったところにない。久しぶりだからか。
別の端の方に特設棚ができていた。
 
 サイエンスダイエットからドイツのボッシュ・ザナベレまで高品質なのが軒並み揃って、
見たことのない輸入フードもあった。
最新のトレンドは猫用グミ。猫ちゃんの好みのフレーバーをギュッととじこめました!!って。
 
猫がグミなんか食べるかよ。
 
 
備考 2,3日経ってもまだ覚えてる。モイスチャーの多い少し古いような白い建物も。
北山の解体してたビルか?大阪のグランフロントか。
 
どうして久しぶりなのか。
 
どうして久しぶりって知ってて平気なのか。
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犯人を知っているものはこうも強いのか

2019-05-27 14:12:34 | いつかの思い出
 アメリカの大学の日本人オフィスに、空輸した雑誌が毎週届いていた。
新聞や女子生徒向けの大人のファッション誌などもあったが、
主にジャンプとマガジンを楽しみに読みに行っていた。
 
 各1冊ずつしかないので、混んでいる時は必然的に順番を待つようになる。
ある日、長椅子に座ってマガジン片手に午後の至福のひと時を過ごしていると、
北斗の拳のザコキャラのような鎖をたらした後輩が「うぇーい。次いいっすか」
というようなことを言いながら、ドカドカと入って来て横に座り、
なぜそうまでして言動を一致させなければならないのかわからないが、
絵に描いた悪役のような態度で終始ふるまっていたので、
 
 ゆっくりと読み終わって渡す際、にっこり笑っておもむろに
(きの)「首狩り武者の正体は・・・」 (鎖)「えっ!?何?」 
(きの)「知りたい?首狩り武者の正体」 
(鎖)「いいいいえっ知りたくないっすよ。今から俺が読むんだから。俺ひとりの、この手で!」
という、非常に勤勉な読書欲を見せてくれた。
 
一緒にいた仲間に(鎖)「ヒドイよっあの人犯人バラそうとしたっ!」 
言いつけているのをしり目に部屋を出る。
 
その日は、いつにもまして天気が良かったように思う。
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ヴォルゴフというロシア人の画家

2019-05-24 10:52:27 | ドラマ・映画
最近気になっている画家がいる。
 
題材はだいたい「海辺に女神様がいる」という内容で、
タッチはクラシックだがモデルの髪型は現代風。
 
ドロドロの油絵の具で、光と影をみごとに操っているとしか言いようのない、
モネの庭にルノアールを遊ばせたような美しい情景を、次々と出してくる。
 
才能があるというのは、こういう人を言うのではないのか。
 
何度も見たいと思うのは、その作風が好きだという証拠なのだろう。
トーマス・マックナイト以来、珍しく気になった画風だ。
 
 
あの、やたらに描くのが早いボブというアメリカの画家も、
確かに自然の木々を描く技術は素晴らしいと思うが、
自分はこれが好きなんだ!という魂のようなものが入ってない気がして、なじめなかった。
 
ところが、ウラジミール・ヴォルゴフは違う。
彼は純粋に女神様たちを描くのが好きなんだ、どうしても、これがいいんだ!という
想いというか、執着心のようなものが伝わってくる。
 
はたして、岩場でドレスを浸して、裸足で優雅に肩を出したりしている女神様たちは、
日焼けもせず、その後どうやって家に帰るのだろうという疑問は残るが、
 
まぁ確かに美しいんだから、全て良しとするか。
 
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うちルールで全く参考にならない実生の柑橘類の植え方

2019-05-23 16:04:24 | きのたんと大自然
 柑橘の種をたくさん植えると、たまに一つの種から数本芽が出てるのがある。
だいたいそれが親のクローンらしいので、大きいのに印をつけておき、
あとのは鉢に植えて一列に並べて平等に育てる。
 
 自分は農家でもないし、売れる品種が作り出したいわけでもない。
だとしたら何の基準で要らないと判断するのかわからないし、
縁あって芽を出したものをこちらが間引くのはおこがましい気がして、
自然にゆだねてみる。
 
 何年かする間に、特に違いは見られないのに、長雨など何かの拍子に枯れてしまうのがある。
そうして天の神様に選んでもらった苗は、アオムシをまといながら成長し、
大きい鉢に植え替えてやろうと近づいてくる人間を鋭いトゲで刺したりしながら、
15年くらい経つとだいたい10本が6本ぐらいに減っている。
 
 その中で大きいのを(きの)「おまえはきっとレモンだろう?」などと決めつけ
(もはやタグはどこかへ吹き飛んでいる)、おもむろに予定地に植える。
 
 なぜかちっとも実がならないが(アオムシのせいではないのか)、
オリーブみたいに、次の世代が食べればいいという気持ちで気長に待つ。
なってくれれば何を植えたかわかる。
 
 そういうわけでうちにはピンクグレープフルーツと、レモンと、
ライムとジャバラとマイヤーか、夏みかんがいるはずだ。
 
 
 実生の木は強いらしい。
接ぎ木なら数十年で枯れるが、実生は100年、150年と長生きする。
うちのキンカンの木は、親戚の90才のおばあさんがお嫁に来た時から、
今と変わらず同じ姿で生えていたそうだ。
 
実生の果実は、とこしえのパラダイスの予感がする。
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ガーデニング我流虫よけ

2019-05-23 13:17:17 | きのたんと大自然
昔、趣味で畑に野菜を植えていた。
やっていると親切な人がいろいろと教えてくれるが、いまいちスマートな方法ではない。
助言を全部実行すると、薬まみれの殺伐としたスラム街のような畑ができあがる。
 
ピーターラビットのような畑がよかった。
 
イチゴは簡単に鉄分でナメクジをよけたが、問題は葉物とトマトだ。
 
 
トマト:
トマトは棚を作ってカラスよけの網をかけなければならないと言うが、はたして本当にそうだろうか。
地這いトマトではだめなのか。
あれは、農家が桃太郎という青白い品種を狭い空間で栽培したいから、そうしているだけではないのか。
ちなみにアメリカは、四角く囲った簡単な柵の中に放っておくだけ。
 
皮の固いイタリアの加熱用サンマルツアーノの種を入手し、苗を移植後、野放しにしてみた。
 
梅雨時に腐ることもなく、8月の日照りの頃バケツに3杯採れた。
 
赤黒い実ははっきりと見えていたが、地面を這う茎が網の代わりになるのか、
上を飛んでいたカラスたちは降りてはこなかった。
 
収穫後におすそ分けを数粒放り投げておく。
 
 
 
キャベツ:
いかに薬をかけないといけないかがわかり、市販のキャベツを見る目が変わった。
しかしここは地上の楽園「きの農園」であり、好きにしたらいいので3者が共存できる道を模索。
 
まずキャベツの苗を5株用意し、アオムシ用の1株を決める。
見つけたらせっせとその1株に移動させ、春の葉を守る。
たまに葉っぱに唐辛子の粉をまき、ナメクジに嫌がってもらう。
 
そうこうするうちに人間用の4株はすくすくと成長し、みずみずしい青葉が夏の朝日を浴びて輝く。
虫用の1株はレース状になったが、4株を収穫する頃にはアオムシも旅立って行き、
盛り返して花を咲かせ、秋に1人だけ種を振りまく権利を得る。
 
これでフェアなのではないかな。
人間は完全無農薬のキャベツを千切りにして堪能。
 
めでたしめでたし。
 
 
 
レモン:
アゲハの幼虫は小学校の夏の自由研究で観察日記をつけ、ひと夏を共に過ごした仲でもあるので、
愛着もひとしお。
かわいらしいと思うが、大量に来てレモンの木を丸坊主にするのはやめてほしい。
 
しかし、物理的な網は無粋だ。
平安のお姫様のような深窓の状態ではよく見えなくて、つまらない。
 
そこで、木の根元にレモンバームを植えてみた。心なしか今年は2~3匹ぐらいしかいない。
レモンを上回るハーブの匂いがするので、蝶が近寄れないのかもしれない。
これが解決策か。
 
他のレモンの鉢は、蝶に気づかれないようにと大木の陰に置いたのが災いし、
カイガラムシが大発生して瀕死の状態になってしまった。
 
急いで日なたに出して、ダニよけのペニーロイヤルミントをちぎってスプレーに入れ、
水を何回か浴びせかけた。
ローズマリーの枝をレモンの枝にくくりつけ、風が吹くと常に香るという嫌な環境を作り出し、
数か月置いたら、カイガラムシは消えていた。
 
シネオールがよっぽど嫌だったのか、それとも日光が苦手なのか、
メントールで死んでしまったのか??
 
カイガラムシは飛べないはずだ。
 
 
注記:よくやる失敗だが、一度に色々やるので、どれが効いたのかわからない。
 
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