考えて 悩んだ果てに 見つけたり
第二の人生 我が生きる途 By kinukototadao
(プロローグ)現在「第二の人生」を生きているあなたは、通常の場合であれば、60歳を超えた年齢の「高齢者」だと思うのです。このことを言い換えると、実は、私たちが定義するところの『「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症を発病する「第一の要件」を充足している』ことにもなるのです。根拠については、後で詳説しますが、この第一の要件があるが故に、「アルツハイマー型認知症」は、60歳を超える年齢のお年寄りだけが発病の対象となるのです。
そもそも、「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症は、アルツハイマー病、脳血管性認知症、二次性認知症等、様々な種類が数ある認知症全体の90%以上の割合を占めているのです(但し、これは、末期の段階である「大ボケ」の段階に在るお年寄りの数だけではなくて、医療現場が見逃している「小ボケ」及び「中ボケ」の段階にあるお年寄り達の数を含むことに注意してください)。更に注意していただきたいのは、60歳未満の若い年齢で「アルツハイマー型認知症」を発病する人は皆無とは言わないまでも、極めて稀なことなのです。
重度の「記憶障害」の症状さえ確認されると、「前頭葉」(「前頭前野」を言うものとする。以下、同じ)の機能レベルの判定もしないで、或いは認知症と紛らわしい他の病気(例えば、「側頭葉性健忘症」)との鑑別もしないで、なんでも「アルツハイマー型認知症」と診断する人たちがとても多いのです。年が明けたばかりの今年の1月20日のNHKの報道番組『ETV特集(再)。認知症とともによく生きる▽ある認知症の男性がイギリスへ旅に出た…..』。という番組がその典型例なのです。午前零時から午前1時までの番組だったのです。私が、たまたまテレビのスイッチをひねったのが午前零時45分頃のことだったので、終いの方の15分間ほどしか見られなかったのです。その前の番組の内容を見ていたらもっと明確に問題点を指摘できたのですが、僅か15分間程の内容を見ただけで、それが明らかに誤った内容の報道であることは明確に指摘できるのです。
最初は、58歳の時に、「アルツハイマー型認知症」と診断されて(これが、重大な誤診なのですが)、2年後の現在は報道されていた施設で生活しているとのことでした。その施設で暮らしていて、同様に「アルツハイマー型認知症」と診断されているお年寄り全員が、10人或いはそれ以上の数だったと思うのです。その女性は、NHKの報道番組に出てきて、「重度の記憶障害」の症状の為にどのように困難な生活を強いられているか、或いは、どのような面について、どのような工夫をして生活しているかについて詳しく語っていました。その女性は、重度の「記憶障害」の症状ために、食器などを含む様々な生活用品の仕舞い場所が分からなくなってしまうので、i-PADを活用して戸棚毎に、そこに入れてあるものを写真にとって、扉の上の部分に貼っていました。その工夫は、自分自身で思いついて、実行したとのことでした。
更に娘に勧められて、自分の日々の生活で起きたことやら、出会ったことなどの記録を「ブログ」に載せているとのことでした。また別の男性は、「妻に多々迷惑をかけている自分の日常生活での出来事をユーモアたっぷりに披露」していました。「アルツハイマー型認知症」を発病して、その施設で生活しているとされる他の人達は、そうした発言に笑いながら、或いは手を叩きながら、囃すように、相槌を打っていました。その上、日本からその施設を訪ねていた比較的若い年齢と思われる日本人の男性がその人達と分かれる際は、全員と別れの挨拶としてのハグを交わしたのですが、全員が目を輝かせながら、別れの言葉を交わしながら別れのハグをしたのです。
『これらの場面を見るだけで、その人達が発病している病気は、「アルツハイマー型認知症」なのではなくて、全員が「側頭葉性健忘症」であることが分かるのです』。極めて適切に、時には感情をこめて、自分の気持ちを相手に的確に伝えることが出来るのは、その人の「前頭葉」が正常なレベルで機能している証拠なのです。重度の「記憶障害」の症状が発現してきている「アルツハイマー型認知症」の発病者(私たちの区分で言う末期の段階の症状が発現してきている「大ボケ」の段階のお年寄り)の場合は、発病のメカニズムについて後述するように、廃用性の加速度的で異常な機能低下が本質であるので、脳全体の司令塔の役割を担っていて、私たちの意識的な世界を構築し、統括し、支配し、コントロールしている「前頭葉」の機能から廃用性の機能低下を進行させていくことにより、その働き自体が衰えてきてしまっているので、上述した「側頭葉性健忘症」を発病した患者に見られるような、我が身が置かれている状況を的確に把握し、理解し、且つ適切に言葉で言い表せるということは、全くのこと出来ない、不可能な事なのです。
なお、「側頭葉性健忘症」を発病している人の年齢が、60歳を超える年齢の「高齢者」の域に入ってくると、高齢になればなるほど、「アルツハイマー型認知症」を発病する条件を満たしてくるような生活状況から、其れまで健気ともいえる程に頑張ってきた肝心の「意欲」が衰えてしまい、そがれていき、ナイナイ尽くしの「単調な生活」に陥っていくことにより、「アルツハイマー型認知症」を併発していくケースが多い点にも注意していただきたいのです。これは余談になりますが、『NHKは、報道する内容をもっと内部の組織でテェックして、内容が正しいことを確認した上で、流していただきたいと思う』のです。NHKには権威があるので、NHKの報道の内容を国民が正しいものと信じてしまうからです。社会的使命についての意識を高く持って欲しいのです。
認知症の専門家と言いながら、老人性うつ症状や緩徐進行性失語や緩徐進行性失行と「アルツハイマー型認知症」とを混同した「誤診」が医療現場でも多いのです。なにしろ、肝心の「アルツハイマー型認知症」自体についての発病の原因、メカニズムについて無知であり、その症状についても単に外観から捉えただけの知識しか持ち合わせていない人達なのであり、私たちから見ると、発言の内容自体が支離滅裂と言うしかない人達なのです。それでいて、テレビに登場して名医とか紹介されて物知り顔に語る人達のプライドを疑うしかない、専門性を疑うしかないのです。不思議な性格、人格としか言いようがないのです。欧米のような「能力主義」とは関係がない我が国日本社会の特質に基づく生き方、身に着けている「肩書」だけで勝負している人達としか思えないのです。
余談はさておいて、このことを言い換えると、認知症を発症しているお年寄り達の殆どの場合、その大半は、「アルツハイマー型認知症」を発病しているとことになる訳なのです。ところが、その肝心の「アルツハイマー型認知症」については、『発病のメカニズムが分からないし、発病自体を予防したり、或いは、症状の進行を抑制したり、更には、症状を治すことについて、その方法が全くのこと不明』とされてきているのです。これが、世界中の認知症の専門家とされる人達(学者、研究者、医師達)や権威があるとされる世界中の研究機関や世界的な大手の製薬会社の一致した見解でもあるのです。その見解の内容は、誤ったものであるにもかかわらず、権威があるというだけの理由で、世界中に浸透しているということなのです。それがために、『真実を言うと、「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症こそが、発病を予防することが出来るし、治すことが出来る認知症の典型であるにもかかわらず、発病を予防することが出来ないし、治すことが出来ない』とされてきているのです。
& 「アルツハイマー型認知症」の本質と発病のメカニズム
そうした状況の中で唯一、私たちだけが、『「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症は、廃用症候群に属する単なる「生活習慣病」であって、食生活ではなくて、脳の使い方としての「生活習慣」に起因した病気であり、発病自体を予防することが出来るし、早期の段階で見つければ治すことが出来る』と主張しているのです。但し、権威があるとされる人達や機関の主張が「因果関係」の立証が為されないままでの、単に「観念的」で「概念的」な主張(仮説)であるのに対して、私たちの主張は、私たちが独自に開発した神経心理機能テストである「二段階方式」という「手技」を活用して集積してきた14689例にも上る極めて精緻な「脳機能データ」の解析結果(発病のメカニズムの裏付けとなるデータ)と北海道から九州に至るまでの全国440を超える市町村での住民参加型の「地域予防活動」と言う、対象を「アルツハイマー型認知症」に特化した『発病自体の予防と早期診断による回復とを明確な目的とした実践型の活動』の成果に基づいた、「実証が伴った主張」でもあるのです。
そして、認知症について権威があるとされる世界中の認知症の専門家達から発病の原因(メカニズム)が分からないとされてきている「アルツハイマー型認知症」について、私たちが定義する発病の「第二の要件」とは、『脳全体の司令塔の役割を担っていて、私たちの意識的な世界を構築し、統括し、支配し、コントロールしている「前頭葉」という機能の廃用性の機能低下(日々の生活面で、使われる機会が極端に少ない状況の下で本来の機能が衰えていくことを言います)の進行、言い換えると、生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものもない「単調な生活」、ナイナイ尽くしの「単調な生活」の継続という、脳の使い方としての視点で言う「生活習慣」に起因した廃用性の機能低下という問題なのです。ここに定義した「第一の要件」と「第二の要件」とが同時に充足されることにより、その「相乗効果」による結果として、「前頭葉」を含む脳全体の機能が廃用性の加速度的で異常な機能低下を進行させていくこととなり、その先に待っているのが、「アルツハイマー型認知症」の発病ということなのです。
「アルツハイマー型認知症」発病の原因は、アミロイド・ベータの蓄積でもなく、タウ蛋白の蓄積でもなくて、脳の使い方としての「生活習慣」、「前頭葉」の出番が極端に少ない、ナイナイ尽くしの単調な「生活習慣」の継続ということなのです。その実態面から見ても、「第一の要件」を満たしていても「第二の要件」を満たしていなければ、発病の要件が同時に充足されてはいないので、発病することは無いのです。すなわち、60歳を超える年齢のお年寄りであれば誰でも「アルツハイマー型認知症」を発病する訳ではないということなのです。逆に、「第二の要件」を満たしていても「第一の要件」を満たしていなければ、発病の要件が同時に充足されてはいないので、発病することは無いのです。すなわち、60歳未満の年齢の若い人達が、ナイナイ尽くしの「単調な生活」を日々継続させていても、「アルツハイマー型認知症」を発病することは無いということなのです。
& 「アルツハイマー型認知症」は、予防も治すことも出来るのです
その最初の段階が、私たちの区分で言う「軽度認知症」(小ボケ)の段階であり、次いで、「中等度認知症」(中ボケ)の段階があって、最後に、末期の段階である「重度認知症」(大ボケ)の段階が待っているということなのです。私たちが、「アルツハイマー型認知症」の症状を上述の「三つの段階」に区分するのは、その区分自体に極めて重要な意味があるからなのです。「小ボケ」の段階で見つければ、「脳のリハビリ」(脳の使い方としての「生活習慣」の改善という方法であって、「前頭葉」を含む脳全体の働きが活性化する「生活習慣」への改善とその継続的な実施のことを言います。以下、同じ)によって、正常な機能レベルに改善させる(認知症の症状自体を「治す」)ことが容易であり、「中ボケ」の段階で見つければ、「脳のリハビリ」によって治すことが未だ可能であり、「大ボケ」の段階で見つけて居たのでは、見つけてももはや遅すぎる、治すことが出来ないのです。
末期の段階である「大ボケ」の段階で見つけるということは、厳しく糾弾して言えば、医療機関が不条理で高額な売り上げを稼げるという意味以外に何の意味もないのです。私たちの「二段階方式」のような、保険点数が極めて低い(少額の売り上げしか稼ぐことが出来ない)ものの、極めて精緻な判定ができる「手技」を活用して、本当の意味での早期の段階、私たちの区分で言う「小ボケ」及び「中ボケ」までの段階で見つけて、「脳のリハビリ」を施せば治すことが出来ることには何の興味も関心も示さないで居て(無関心で居て)、高額の保険点数により高額の売上高を稼げはしても、本当の意味での早期の段階では見つけることが出来ない方法であり、使用自体に意味がないCTやMRIやf-MRIや、果てはPET等の機器を使用して、おまけに、もはや治すことを期待できない(不可能)末期の段階である「大ボケ」の段階で見つけているのが医療現場の実態なのです。更なる問題点を指摘しておくと、「アルツハイマー型認知症」の発病のメカニズム及び症状が重症化していくそのメカニズムから言って効くはずもない「薬」を何種類か処方して、『ケースによっては、症状の進行が緩やかになるかもしれない』とか言って、そもそも効くという根拠自体が極めて疑わしいのに、そのことの根拠を疑うこともしないで、平然と薬を処方しているのです。効能についての「因果関係」の確認に関する具体的な問題点を指摘すれば、「アルツハイマー型認知症」の症状が進行する(重症化する)メカニズムについて、「薬」を開発した製薬会社自体が知らない別の要因が存在するのです。
私たちのように、14689例にも及ぶ極めて精緻な「脳機能データ」の解析という実証資料も持っていないで、当該の薬の効能についての「因果関係」の評価方法自体が誤っていることにも気づかないで居て、薬を製造し、販売しているのです。その結果として、認知症関連の総費用(診断、投薬及び介護関連の総費用であり、その90%以上は、「アルツハイマー型認知症」関連の費用が占めることになる)が2015年度の実績ベースで15兆円を超えてしまっているのです。こんな不条理なことが、何時までも、まかり通っていて良いものなのでしょうか。繰り返して告発します。古希を迎えようという年齢なのに、何故なのか、こうしたことに対してより大きな義憤を覚えるように感じる私という存在があるのです。「DSM-4」(米国精神医学会が規定する、「アルツハイマー型認知症」)の診断規定)という世界最高の権威があると認められていながら、内容自体に重大な誤りがある規定により世界を席巻している米国はさておき、せめて我が国の認知症の専門家達だけでも、「アルツハイマー型認知症」について正しい本質を理解し、住民参加型の「地域予防活動」の拡大展開について、関心を持って欲しいと願うのです。
& 専門家達が主張している「仮説」は、その全てが誤りなのです
世界中の認知症の専門家とされる人達から、『原因不明で治らないものとされてきている「アルツハイマー型認知症」こそが、実は、脳の使い方としての「生活習慣」の改善により発病自体を予防することが出来るし、早期診断により「脳のリハビリ」を指導することにより治すことが出来る認知症なのです』。権威がある人達や機関が、主張しているからと言って、正しい主張であるとは限らないのです。
マウスにアミロイドベータを注入したアミロイド・マウスであろうと(京大や理化学研究所がその代表格)、玄米にアミロイドベータを注入したアミロイド・米であろうと(東大がその代表格)、両者は共に、目の付け所がその根本から間違っていると言うしかないのです。アミロイドベータの蓄積による老人斑の沈着が、情報を伝達する役割を担っている神経細胞の細胞死を招き、且つ、そのことが「記憶障害」の症状を惹き起こしているという理解、前提にこそ、重大な誤り、根本的な欠陥が潜んでいるからなのです。両説を唱えている人達に注意を喚起し、問題提起したいのです。皆さんが治療薬の開発の根拠及び基本的な理解の基礎としている「記憶障害」と言う症状は、「アルツハイマー型認知症」の中核的な症状ではないのです。
このことは、私たちの区分による本当の意味での早期の段階である「小ボケ」及び「中ボケ」の段階の症状の類型を子細に検討してみれば容易に分かることなのです。皆さんが取り上げる様々な症状、言い換えると回復させることが困難となる「末期の段階」の症状ではなくて、「アルツハイマー型認知症」を発病した14689例のお年寄りの「脳機能データ」、「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルの直接のアウト・プットとして私たちが「小ボケ」及び「中ボケ」の段階の症状として類型化した、回復させることが可能な段階である「本当の意味での早期の段階」の症状を子細に観察し、検討して頂きたいのです。私たちが実証してきた、「脳のリハビリ」により「前頭葉」を含む脳全体の機能を正常な機能レベルに回復させる(「アルツハイマー型認知症」の症状を治す)ことの可能性と言う視点で三段階に区分している「小ボケ」、「中ボケ」及び「大ボケ」の段階の症状の類型については、ここを「クリック」してみてください。
そうすれば、「小ボケ」の段階の症状の中には、「記憶障害」の症状に起因した症状と認められるものは、欠片も存在していないことに気づかれるはずなのです。「アルツハイマー型認知症」の様々な程度及び態様の症状が発現する中核をなす真犯人は、あの「DSM-4」の規定がその「第一の要件」として確認を要求している「記憶の障害」の症状なのではなくて、私たちの意識的な世界を構築し、統合し、支配し、コントロールしていて、左脳、右脳及び運動の脳と言う三頭立ての馬車の「御者」の役割を担っている「前頭葉」と言う脳機能の廃用性の加速度的で異常な機能低下に直接起因した症状を中核としたものだということに気が付くはずなのです。このブログを読んでおられる皆さんには、衝撃的なことに感じられると思うのですが、実は、世界中の脳科学者、或いは認知症の専門家とされる人達の誰一人として、「前頭葉」と言う脳機能の働きのメカニズムについて、或いは加齢に伴う機能の衰えについて、更には廃用性の機能低下という問題について。殆ど何も知らない、「無知」と言うしかないという現実があることなのです。私たちは、「アルツハイマー型認知症」について、176回にも及ぶこのブログでの掲載により、何百万字と言う単位での私たちの知識や「脳機能データ」を公表してきました。権威は無くても、その内容は真実であり、発病の実態とメカニズムとを完全に説明できているのです。加えて私たちには、市町村で実践指導してきた住民参加型の「地域予防活動」による「実践の成果」が、その証拠として存在してもいるのです。
& 健全な超高齢化社会をこの先維持していくためには、住民参加型の「地域予防活動」の拡大展開が必要不可欠のテーマとなるのです
ところで、「大ボケ」の段階の症状が発現してくるようになるまで何等の対策が採られないままに放置されたままでいると、言い換えると、「前頭葉」を含む脳全体の機能がそこまで衰えてきていると、もはや、「介護」するだけの途しか残されていないのです。その結果、私たちの区分で言う「大ボケ」の段階のお年寄りの「家族介護」という問題が起きてきて、お年寄りが介護の担い手である場合は、「認認介護」(「介護」だけの生活を強いられることとなったお年寄りが、「アルツハイマー型認知症」を発病していくことになる社会現象)とか、息子や娘などの若い世代が介護の担い手である場合は、「介護離職」(親の介護の為に、それまで就いていた職を失うこととなる社会現象)と言った重大な社会問題に直面することになってしまうのです。我が国は、今まさにこの問題に直面しているのです。だからと言って、「介護」に従事している人達の給料を或る程度嵩上げすれば問題の解決策となるという訳のものではないのです。全く違った施策であり、根本的な解決策があるのですから。
それが何かというと、「アルツハイマー型認知症」だけを対象に特化した活動であり、「アルツハイマー型認知症」の発病自体の「予防」と早期診断による「回復」を明確な活動目的とした住民参加型の「地域予防活動」の拡大展開なのです。それは、「市町村」の保健師さん達と地域のボランティアとの協働による活動であり、私たちが北海道から九州まで全国的に440を超える市町村で先駆的に実践してきた住民参加型の「地域予防活動」の実践の拡大なのです。一つには、実施する市町村事態の拡大であり、もう一つは、実施する地域の最適化、出来るだけ小さな地域単位で密な活動を展開することなのです。実践の対象地域の拡大は言うこともないことなのですが、対象地域を小さくすればするほど活動の効果及び成果が大きくなっていくのです。その活動を維持し拡大していく為の原資は、放置されたままで居るが為に苔むした岩が坂道を転がっていくかのように、増大の一途を辿っている「介護保険」の支出対象を含む介護関連の総費用(「アルツハイマー型認知症」の診断、投薬及び介護の為の総費用。以下、「介護関連総費用」と言う。)の一部を振り向ければいいだけのことなのです。「地域予防活動」の原資の規模が大きくなればなるだけ其れだけ早期に、「介護関連総費用」の額が「地域予防活動」に振り替え投資した額の規模をはるかに上回る規模で急激に縮小していくことになるはずだからなのです。
& 専門家達は、「DSM-4」の規定内容の重大な誤りに気付くべき
認知症の専門家とされる人達が『「アルツハイマー型認知症」は、治すことが出来ないタイプの認知症である』としているのは、失語や失行や失認と言った「大ボケ」の段階の症状の中でも更に後半にならないと発現が確認できない極めて重い症状(医療現場で用いられているMMSEテストの成績で言うと、30点が満点であるそのテストの得点が一桁にならないと、発現が確認されない極めて重度の症状)の確認を要求している米国精神医学会の診断規定である「DSM-4」の規定の重大な誤りに気付かないで居るからなのです。医療の現場では、その規定を金科玉条として信望し、それに依拠して診断しているのです。「見つけている段階が遅すぎる」結果として、本当の意味での早期の段階、私たちの区分で言う「小ボケ」及び「中ボケ」の段階で見つければ、「脳のリハビリ」により、治すことが出来るにもかかわらず、「治すことが出来ないもの」として放置されたままになっているのです。
上述した住民参加型の「地域予防活動」の拡大展開は、発病の「予防」にも「治す」にも、医行為自体が必要とされなくて、高額な費用が掛かる医療機器の使用も不必要で、薬の投与も不必要で、危険が全く無くて、大した費用もかからなくて、本人にとっても、家族にとっても、自治体や国にとっても良いことづくめの施策なのです。唯一、現状のように何等の対策を打たないで放置したままで居ることにより、天文学的な規模での不条理な「売上高」の獲得を享受している、製薬会社と医療機関とが、売上高の減少と言う問題に直面することになるだけのことなのです。
& 「アルツハイマー型認知症」の予防に対する個人としての対策
上述したように、認知症(その90%以上を占めているのが「アルツハイマー型認知症」なのですが)関連の総費用が、2015年度ベースで年間15兆円を超える規模に膨れ上がっている訳なのですが、予防にも早期診断による回復にも何等の対策が実施されないままで放置されている結果、この先更に加速度的に介護関連総費用の額が増大の一途を辿るものと予測されてもいるのです。そこで今回のこのブログでは、政府としての対策や市町村での地域行政施策の在り方は脇に置いておいて、「個人」として、どのように対応し、対処すべきなのかを、「第二の人生」を送っている貴方自身の問題として、言い換えると、『貴方自身が、「アルツハイマー型認知症」を発病することなく、「第二の人生」を完走するには、どのような生き方、脳の使い方としての「生活習慣」を構築し、日々実践していけば良いのか』についての一つの具体的な指針となるものを提供してみたいと考えるのです。「物忘れ」の症状が頻回になってきていて、その程度と態様とが進んできていると自覚している貴方にとって、最も注意すべきことは、『何かの「テーマ」について考える場合であれ、行為や言動や行動を起こす場合であれ、肝心要の「意欲」の機能自体が、自分が気が付いている以上に衰えてきている』という問題、「正常老化の性質」の問題の存在を理解し、確認し、自覚することなのです。
〇 私たちが定義する発病の第一の要件の根拠となる脳機能データ
このことについては、世界中の脳科学者達の誰もが及び世界中の認知症の専門家達の誰もが未だに気が付いていないテーマ、それが、『「前頭葉」の個別認知機能の発揮度と「前頭葉」の三本柱の機能との関係』として私たちが発見した、『脳機能発揮面における二重構造の関係』という問題の存在なのです。状況の理解と判断、判断に沿ったテーマの発想、発想テーマに沿った発言、行為或いは行動内容の企画と計画、実行結果についての洞察、推理及びシミュレーション、シミュレーション結果に基づく修正、実行内容並びにその程度及び態様の選択、実行の決定と脳の各部に対する実行の指示その他抑制や感動や共感等の「前頭葉」の個別の認知機能は、「前頭葉」の三本柱の機能の発揮の度合いにリンクして、その機能の発揮度が形成されるメカニズムになっているという問題の存在のことなのです。
そのことに加えて、この「前頭葉」の三本柱の機能には、「正常老化の性質」と私たちが名付けている生来的な性質があるのです。「前頭葉」が生き生きと働くような「テーマ」を日々追求して生活していようとも、「加齢」とともに働き具合が次第に低下していくという(生まれながらに備わっている)生来的な性質が誰にでも備わっているということなのです。私たちが「60歳を超える年齢の高齢者」という条件を、「アルツハイマー型認知症」発病の「第一の要件」として定義している根拠がここにあるのです。我が国で「第二の人生」が始まる65歳くらいの年齢になると、「前頭葉」の三本柱の機能の働き具合が、最盛期である20歳代の前半の頃のそれに比べて半分くらいに衰えてきていることを「脳機能データ」が示しているのです。
脳の使い方としての「生活習慣」とは無関係に、20歳代の前半をピークとして、その後は、100歳に向かって緩やかに直線的に衰えていくという性質、「正常老化の性質」に起因して「前頭葉」の三本柱の機能レベルが或るレベル以下に低下してきていて、且つ「第二の人生」を送っている60歳を超える年齢の「高齢者」が(私たちが定義する発病の「第一の要件」)、何かを「キッカケ」として、その人がその時遭遇した精神的、肉体的及び/又は経済的な逆境に対して、立ち上がり、這い上がって行こうとする意欲を喪失してしまった結果、生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものもない、ナイナイ尽くしの「単調な生活」が始まり継続されていくとき(私たちが定義する発病の「第二の要件」)、「第一の要件」と「第二の要件」とが同時に充足されることの相乗効果によって、「前頭葉」を含む脳全体の機能が廃用性の加速度的で異常な機能低下を進行させていくこととなり、その先に「アルツハイマー型認知症」の発病が待っているということなのです。
〇 「アルツハイマー型認知症」発病の予防となる生活習慣の構築
「アルツハイマー型認知症」の本質は、廃用症候群に属する「生活習慣病」であり、且つ、そのことのゆえに、脳の機能に衰えていく「厳密な順番」があるのが特徴なのです。私たちが集積してきた14689例にも及ぶ「脳機能データ」の解析によると、廃用性の機能低下により最初に異常なレベルに機能が衰えていく脳機能は、私たちの「意識的な世界」(意識的に何かのテーマを発想し、実行しようとする世界)を構築し、統括し、支配し、コントロールしていて、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」と言う機能なのです。これを言い換えると、「前頭葉」の機能が正常な機能レベルに保たれている限りは、「アルツハイマー型認知症」を発病することは絶対に無いということなのです。「アルツハイマー型認知症」は、廃用症候群(使われる機会が極端に少ないことにより、その機能が異常なレベルに衰えていくもの)に属する「脳の使い方」としての「生活習慣」に起因した病気なのです。従って、発病を予防するには、「前頭葉」の出番が出来るだけ多い「生活習慣」を構築して、実践することに尽きるのです。発病を予防する効能を有する薬も、症状を治す効能を有する薬も、症状の進行を遅らせる効能を有する薬も、「アルツハイマー型認知症」の発病及び症状が重症化していくメカニズムからして、未来永劫開発されることは絶対に無いと言い切れるのです。生き甲斐なく、趣味なく、交遊なく、運動もせず、目標となるものもない「単調な生活」、ナイナイ尽くしの「単調な生活」が習慣化し継続されている状況下で、飲む(貼る)だけで、それまで居眠りしていた「前頭葉」が目を醒まして活性化するなど、絶対に有り得ないことなのです。
日々継続して実践できるもの(「テーマ」)であって、実行する上であなたなりの「目標」が設定できるものであって、その目標を実行すること自体があなたにとって「楽しいもの」であって、目標を達成する過程で、或いは目標を達成したことによって、貴方なりのうれしさ、喜び、或いは生き甲斐が得られるもの、それを出来るだけたくさん見つけて、独りで「仕事」を実行するみたいに黙々と実行するのではなくて、出来れば気心が知れた仲間達と一緒にやれるものを見つけていただきたいのです。自分なりの目標が設定できて、やることの嬉しさや喜びや感動や生き甲斐を得られるということは、貴方の「前頭葉」がそのことを高く評価しているということなのです。あなた自身の「前頭葉」の中に構築されていて、様々な場面での貴方なりの選択をさせているあなた独自の「評価の物差し」が、そのことを評価しているが故のことなのです。
このことを言い換えると、そうした楽しさや嬉しさや喜びや、或いは生き甲斐を得られる「テーマ」であり、「目標」であり、日々の「実践」であるということを、あなたの(あなた独自の;貴方に特有の)物差しである「評価の物差し」が認めているということは、あなたの評価の物差しが、活発に働き、「前頭葉」の三本柱の機能である「意欲」、「注意の集中力」及び「注意の分配力」の機能が活性化した生活であることの証明であり、そうした「生活習慣」(脳の使い方としての「生活習慣」であって、食生活とは無関係ということに留意してください)こそが、あなたにとって、「前頭葉」の出番が多い「生活習慣」であることの証明であり、ボケとは無縁で「第二の人生」を完走できる道しるべともなるのです。
〇趣味、遊び、人付き合い、運動、或いは地域興し等の社会活動という「テーマ」
「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症は、「第二の人生」での「生き方」、脳の使い方としての「生活習慣」が問われることになる病気なのです。廃用症候群に属する「生活習慣病」が本質である「アルツハイマー型認知症」の発病を予防するには、「前頭葉」を含む脳全体をしっかりと使ってやる「生活習慣」を構築し、実践することが必要不可欠の条件となるのです。「仕事」とは無縁になる「第二の人生」で、趣味や遊びや人付き合いや運動、或いは地域興し等の社会活動といった「テーマ」の中で、自分なりに興味や関心がもてる「テーマ」を見つけて、自分なりの「目的」や「目標」がある生活の実践、自分なりの「生き甲斐」や「喜び」が得られる「生活習慣」を構築し、実践することが出来るか否かが問われることになるのです。60歳を超える年齢の高齢者であって、未だ現職の人が、「アルツハイマー型認知症」を発病することがあるのは、極めて例外的な事例であるとは言え、事実なのですが(但し、名目だけの会長職や社長職や茶道の先生等の地位にある人が発病の対象となるのであり、名実ともに実権を握っている状況の人は発病の対象とはならないことに注意)、殆どの場合は、「第二の人生」を送っている「仕事」とは無縁のお年寄りだけが発病の対象となるのです。世界中の認知症の専門家とされる人達の間で、『発病の「原因が」分からないし、「治す」ことができないし、発病自体を「予防」することもできない』とされている「アルツハイマー型認知症」というタイプの認知症は、「左脳」が主役となる「仕事」とは無縁の生活が日々続くことになる「第二の人生」でのあなたの「生き方」が問われる病気なのです。
日々の脳の使い方、特に「右脳」を主体として、運動の脳や左脳をいかに使うかによって、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」の出番ができるだけ多い「生活習慣」を構築し、実践することによって、発病自体を「予防」することができるのです。気心が知れた仲間達と交わりながら、その「テーマ」自体を考えること、実行することにより、「前頭葉」の三本柱の機能と私たちが名付けている意欲、注意の集中力及び注意の分配力の機能がよく働くこと、意欲が湧いてきて、注意の集中力が上がってきて、注意の分配力の機能が回転を速めてあれこれとシミュレーションしたり、てきぱきと決定し、処理する機能の発揮度が上がってくる状況にある生活が維持されることにより、「前頭葉」の「個別認知機能」の発揮度が上がってくるようになるからなのです。
但し、そうした生活状況が「生き甲斐」や「喜び」を与えてくれる「楽しいもの」であるか否かを判断するのは他ならぬ、あなた自身の「前頭葉」、言い換えると、あなた自身の「前頭葉」に備わっているあなた自身の「評価の物差し」という機能なのです。だからこそ、他人の真似事をするのではなくて、自分なりのテーマを選択し、自分なりに実行することが求められることになるのです。「仕事」とは無縁になる「第二の人生」で、趣味や遊びや人付き合いや運動、或いは地域興し等の社会活動等の「テーマ」の中で、自分なりに興味や関心がある「テーマ」を見つけて、自分なりの「目的」や「目標」がある生活の実践、自分なりの「生き甲斐」や「喜び」や「楽しみ」が得られる「生活習慣」を構築し実践することが、「アルツハイマー型認知症」の発病とは無縁で、「第二の人生」を完走することにつながる「唯一、無二の方法」なのです。「アルツハイマー型認知症」は、廃用症候群に属する単なる生活習慣病が本質であり、「アルツハイマー型認知症」を発病しない(発病を予防する)為には、「前頭葉」を含む脳全体が活性化する自分なりの生活上の「テーマ」を出来るだけたくさん持つことが必要となるのですが、その際心すべきは、「継続は力なり」ということなのです。一時期だけというのではなくて、長く継続していくことが必要となるのです。その為には、大きな「テーマ」ばかりを追い求めるのではなくて、むしろ、小さな「テーマ」をたくさん積み重ね、積み上げることが大事なことなのです。
& アルツハイマー型認知症の発病を予防する為の「五か条」
「第二の人生」を、ボケ(「アルツハイマー型認知症」の発病)とは無縁で、自分らしく活き活きと生きるために不可欠な「生活習慣」を打ち立てるための「大原則」。ここからが、今日の最後のテーマです。
「アルツハイマー型認知症」と言うタイプの認知症は、脳の使い方としての「生活習慣」(ナイナイ尽くしの「単調な生活」の継続)に起因した廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行の結果発病するものであるが故に、最も高度な機能である「前頭葉」の機能が異常なレベルに低下してくることが発病の発端となるのです。言い換えると、脳全体の司令塔の役割を担っていて、私たちの意識的な世界を構築し、統括し、支配し、コントロールしている「前頭葉」という脳機能の働き具合が正常なレベルに在る限り、「アルツハイマー型認知症」を発病することは絶対に起きてはこないということなのです。従って、「アルツハイマー型認知症」の発病を予防する方法とは、「前頭葉」を活性化させる「生活習慣」の実践と継続と言うことになるのです。「前頭葉」を活性化させ、正常な機能レベルに保ち続けるには、「前頭葉」の三本柱の機能である、「意欲」、「注意の集中力」及び「注意の分配力」の機能の出番が出来るだけ多くなるような「テーマ」を日々実践することが必要不可欠のことなるのです。特に、「注意の分配力」の機能の出番が多いテーマの実行が重要となるのです。
「左脳」中心、仕事偏重だった第一の人生とは生き方を変えて、「第二の人生」では、「右脳」重視の生き方への転換を図り、周囲の目を気にせず、自分らしさが前面に出るような生き方をして、自分がイキイキしていると感じられる脳の使い方(「生活習慣」)を日々の生活の中に打ち立てることが「必要不可欠の条件」となるのです。「左脳」を中心に据えて、「周りの人達に負けまいと頑張って生きてきた第一の人生」での「生き方」に大きく舵を切って、「右脳」を中心に据えて、「他人は他人として、自分なりの生活の楽しみ方」を追求すること、「自分の置かれた状況を肯定して、自分なりに人生を楽しむ生き方」が、「第二の人生」では要求されるのです。「この生き方」こそが、「アルツハイマー型認知症」を予防する唯一無二の「特効薬」となるのです
「意欲」が自然と湧いて来るような自分なりのテーマ、「注意を集中」したり「注意を分配」したりする(複数の異なったテーマを同時に並行して実行する機能のこと )ことができるだけ多い「テーマ」に取り組む中で、自分らしい「生き方」、自分らしい「生活の楽しみ方」を追及し、そうした暮らし方(「生活の仕方」)が「生活習慣化」するよう努力して欲しいのです。
一、熱中し、夢中になれる趣味や遊びをできるだけたくさん持つ
二、たくさんの友達とできるだけ親しく交わる
三、自分なりの生き甲斐や、喜び、目標となるものを見つける
四、精神的な張りと適度に緊張感のある毎日を過ごす
五、散歩程度でも良いから、運動する機会を出来るだけ多く持つ
「アルツハイマー型認知症」は、認知症の専門家達が騒ぎ出す末期の段階、私たちの区分で言う「大ボケ」の段階で見つけることには何の意味もないのです。治すことも、症状の進行を抑制することも出来ないのですから。廃用症候群に属する「生活習慣病」が本質である「アルツハイマー型認知症」は、脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」の機能が異常なレベルに衰えてくることが発病の最初の段階(私たちの区分で言う「小ボケ」)となるのです。逆に言えば、「前頭葉」が正常に働いている(正常な機能レベルにある)限り、「アルツハイマー型認知症」を発病することは、絶対に起きてこないことなのです。
その「前頭葉」が正常な機能レベルを保ちつつ、生き生きと働いている状態を保つには、人生を自分なりに楽しむ「生活習慣」を組み立てて、「前頭葉」の出番が出来るだけ多い生活を心がけることが、必要不可欠の条件となるのです。
趣味や遊びや人づきあいといった「右脳」重視の生活が、「前頭葉」の働きを活性化させ、或いは前頭葉の元気を取り戻させるのに最も効果的なのです。
趣味も遊びも人づきあいも苦手と言う人には、「運動の脳」からの刺激が意外と効果的なのです。一日一時間の速足での散歩が目標(一日5000歩の速足での散歩が目安)となります。「速足での散歩」を継続していると、その顕著な効果として、「前頭葉」の三本柱の一角を担う「意欲」という脳機能の潜在的な能力が拡大されることになるのです。その帰結として、「物忘れ」の症状が減ることになります。意欲の潜在的な機能が拡大されるということは、対象情報を記銘する際の記銘度が高くなるからなのです。
(カミングアウト) 実はこの私、現在降って湧いたと言うか、突如の入院中の身なのです。帯状疱疹の刺すような痛みが6ヶ月も続いた上に、その後遺症としての腱と筋肉の激烈な痛みとが5ヶ月続いた矢先のこと、採血の結果で血糖値が594にもなっていて否応なく緊急入院させられているのです。ショックとストレスと睡眠不足とにより、「意欲」、「注意の集中力」及び「注意の分配力」の機能と言う「前頭葉」の三本柱の機能が殆ど働かないまでに衰えてきていて、今回のブログのテーマについての全体構成がままならない脳の機能状態に在るのです。普段は、16ケタの無意味な数字でも目に入ると覚えてしまう私の脳が、たった3ケタの血糖値の数値が記憶出来ない程の状態に在るのです。退院の日はまだ未定なのですが、退院した暁には、きちんと構成しなおして(題名は変わることになりますが)、同様の内容でのブログを書きますので、今回は、この不出来極まりない内容で我慢してください。
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脳機能から見た認知症(具体例をベースとしたもう一つのブログです)