立川へ出張座編みワークショップ

2023-10-23 | イベント
立川へ出張座編みワークショップ

土日21、22日は立川で開催している、ART in FARM 2023 2023年10月21日(土)〜28日(土)
にてペーパーコードの座編みワークショップを行ってきました。

 
松本クラフト推進協会の一環で進めている[かわいい椅子には旅をさせよ]のかわいいこどもいす達と一緒に参加しました。
東京とは言え立川には緑が豊かで昭和記念公園を始め整備された公園や緑地も多く、また会場は自然栽培されているぶどう園の棚の下というとても気持のいいのんびりとしたリラックスできるところでした。

 
座編みワークショップも絶え間なく、ひとりかふたりずつしっかりお教えできたので細かいところまでチェックしながら仕上がりも良いスツールができあがりました。参加していただいた方達も「たのしいたのしい!」と夢中になっていただけたのでとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

 
久しぶりに富士山も拝め、夜はやはりひっさしぶりの八王子の繁華街でみんなで食事もできて楽しく行ってきました。
たま〜〜には東京もいいかなぁ。

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クラフトピクニックに出展しました。

2023-10-16 | イベント
クラフトピクニックに出展しました。

 
土曜日は気持よく晴れピクニック日和、日曜日は少し降られましたが、終了時間には晴れ間もあり問題なく終える事ができました。
昨年はまだコロナの影響があり、来場者が極端に少なかったのですが、今年は戻ってきてくれました。

 

 
スツールのペーパーコード編みワークショップも多くの人に体験していただきました。
本当にありがとうございました。

毎年クラフトピクニックのときは妻にも楽しみに手伝ってもらっていたのですが、今年は本業のスコーン屋さんの出張販売と重なってしまい、いつもは一緒にスコーン屋さんをやっている息子にピクニックに来てもらいました。
荷物運び、ブースの設営、ワークショップの案内、説明、予約、会計、ペーパーコード切り配り等など手際良くこなしてくれて助かりました。
一日目を終え、二日目はさぞかし疲れているだろうなぁと起きてみたら、深夜からスコーンを焼いて準備していた妻から「朝4時から手伝ってくれたんだよー」と聞き、おーかっこい〜!頼もしくなったなぁと息子の成長が見られて、何より嬉しいピクニックになりました。ありがとう!


お客さんのお子さんの子守りも?

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クラフトピクニック10月14・15日に参加します

2023-10-09 | 椅子
秋の野外イベント 
クラフトピクニックに参加します。

 
10月14、15日 10時〜16時
あがたの森公園 芝生の広場
今年もペーパーコードをスツールの枠に編み込み仕上げていただくワークショップをします。


テーブルで使える高さ大きさのスツールから高さ30cm・23cmの低めのスツール、あぐら正座いす等できるだけ準備していきます。

今はスツール枠を作る毎日です。

 
小径木スツールはオニグルミとリョウブで木取りました。
貫のホゾは太目に加工してから熱を加えて強制乾燥し縮んだところで組み立てると緩みの無いがっちりした椅子になります。

木楽工房はエリアEにブースを準備します。
開始時間は二日間とも10時からと13時からの2回です。
少し早めにブースへ来ていただきお気に入りのスツール枠を選んでください。

指が痛くなったり結構大変な作業ですが大変なほど完成した時の充実感満足感は最高ですよ。
ぜひ、ご参加、挑戦お待ちしております。

事前予約もいくつかは受け付けております。
クラフトステーション(0263-34-6557)へお問い合わせください。


先週金曜日10月6日アルプスが雪化粧しました。
朝晩冷え込みが厳しく、一足飛びで冬になってしまうの〜?
もう少し秋を満喫したいです。


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1880年代スペインの椅子の補修と座面編み替え

2023-10-02 | 椅子
1880年代スペインの椅子の補修と座面編み替え

アンティークを扱っているお店からのご依頼です。

1880年代といえばゴッホの生きていた時代。
そんな時代に作られた椅子なんだと思うと感慨深い気持になりました。
約140年間どこで使われてきたのだろう。時代ごとに渡り歩いてきたのか?
そして今、日本の信州の山奥に流れ着き、具合の悪いところに手を入れられ、座面を編みかえる事で生まれ変わり、この先もどこかで人に座られるのだなぁ。

 
脚や貫などの部材は旋盤で装飾されていますが、足を掛ける部分は擦り切れ、削られ、まるでおびんずるさんのようにつるつるです。


古い座面を取り外し、その枠になっている材料を見ると、芯持ちのせいぜい15年生くらいの枝でした。
それも枝分かれした節も使われていて、それがまだまだ丈夫でしっかりしています。
ケヤキなど硬く粘りのある木で、芯持ちの枝は強い。と実感していましたがこれでまた確信を持てました。
補修や塗装、座面の編み替えは何度かされてきたでしょうが、ホゾの緩みはほとんど無くしっかりした作りです。

 
水拭きクリーニング、緩んだ枠は分解後接着剤を入れて組み直し、床面とのガタつきをとりました。


アンティーク感を残すため、新たに塗装は施さず、蜜蝋ワックスでやわらかい艶を出しました。


そして座面が真っ新になり生まれ変わりました。

当時の職人さんと会話しながらの時を越えた至福の時でした。
また大事にされて長く使ってもらえますように。

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今年収穫した太藺(フトイ)にてスツールの座編み

2023-09-17 | 椅子
今年収穫した太藺(フトイ)にてスツールの座編み

盛夏に刈り取り、乾燥、保存した太藺、まだ青みが残り、太藺特有の何か香ばしい野菜のような香りも残っています。
カサカサに乾いたフトイをお湯で蒸らして柔らかくしなやかな状態にし、椅子の座面に編み込んでいきます。

 
5.6本を束ねねじると約5ミリ程の太さになり、一定の太さを保つよう座面裏で1本ずつからめ足してつないでいきます。
このつなぎ方はヨーロッパで古くから使われている手法で外国の古い椅子の編み替えをするとほとんどこの方法がとられています。
裏面はほぼねじる事なくひと巻きするだけで継ぎ足され、表側(座る面)だけきれいにねじっています。

 
椅子の座面裏好きとしてはこの状態を見ると嬉しくなってしまいます。

 
自分の手で刈り取った太藺を使ってこの編みができて、静かな感動の時間でした。

この椅子は、来客時に補助として。
姿勢良く座れるように。
自然の曲りを活かした細めの丸太(枝)を脚に使って軽い感じでフトイ編みがいい。
色は濃いめが好み。
というようなご希望でしたので、ご相談の上

座面の高さは40cm
脚は細めのナラの小径木(枝)、貫はケヤキの枝。数年間乾燥済み材使用。
細めで軽い椅子として丈夫にするため、粘り強く硬い丈夫な木を使っています。
座骨(板に座った時にこりこり当たるお尻の骨)がしっくり納まるよう、交点を後ろへずらす編みで調整。
骨盤を起こしやすくするために座面の後ろ側を上げています。
柿渋を下塗り後オイルフィニッシュクリア仕上げし、時間と共に艶のある茶褐色に変化していきます。
座面をしっかり乾燥し完成です。
気に入っていただけますように。


 

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ミズメザフスツールとホウノキザフスツール

2023-09-09 | 椅子



座面・ミズメ材
脚・ヤマザクラ材、紡錘型
削り出しオイルフィニッシュクリア仕上げ


座面・ホウノキ材
脚・オニグルミ材、末広がり型
削り出しオイルフィニッシュクリア仕上げ

椅子の座面の高さはとても大事です。
特にザフスツールは5mmの差で座り心地が変わるのを体感できます。
自分の体にぴったり合わせると長い時間、楽に座る事ができます。
展示会で気に入ったものがみつかった場合は、飼い木(厚さ5〜30mmの数枚の板)を足の下に敷きこの高さが一番というところを探し出し体感していただきます。
ぴったりの高さに脚を切って調整、塗装、フェルト貼り等施した後、納品させていただきます。

この椅子の場合は2カ所でご使用で、靴を履き仕事をするために、
その靴を履いた状態で採寸させていただきました。
「ぴったりの良い椅子に巡り会えた」と使っていただいた感想をいただき、
本当に嬉しくほっとしました。
ありがとうございました。

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座編み教室削り出しスツール

2023-09-04 | 椅子
上松の技術専門校で同期で勉強させていただいた知人ご夫婦が名古屋から来てくださいました。
卒業して34年、どちらもまだお兄さんでしたね。
途中何度かお会いする事もありましたが、どちらもいい感じに年を重ねました。
今回はオニグルミとヤマザクラ材で削り出し仕上げのスツールを七島い編みで編み上げていただきました。
少し大きめの座面でしたが、いいペースで約7時間かけ座り心地の良いスツールが出来上がりました。
懐かしい訓練校での思い出や同期の人たちの近況など話が尽きず本当に楽しい一日となりました。
あの一年間は自分にとって本当に楽しくて貴重で大切な時間だったなぁとあらためて感じました。
奥様もとても明るい方で笑いが絶えず、あっという間の一日でした。
ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

 

 

 


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『木の匠たち展2023』無事終了しました

2023-08-31 | 展示会
『木の匠たち展2023』無事終了いたしました。
連日暑い中、お越しくださったお客様、本当にありがとうございました。

いつの間にか周りが自分より年下になってしまったなと感じる事の多い近頃ですが、
(かといって年下のはずなのにぜんぜん私より立派な人が多く自分の未熟さを感じますが)
この展示会では大先輩に囲まれ大船に乗ったような安心感の中、出展する事ができました。


自分は自分らしく、できる事、感性にまかせて作りたいものを作る。
楽しい作業を続けて生まれてくるものを作り続ければ良いのだと再確認する展示会でもありました。
これからも自然に溶け込みながら木に触れ草に触れ、身体の感覚と感性を磨いて作品作りに反映していければと思います。


北原進さんの素晴らしい漆塗りの作品。


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『木の匠たち展2023』

2023-08-13 | 展示会
『木の匠たち展2023』



会 期 2023.8.25(金)〜8.27(日 )10:00〜18:00(最終日 17:00)
会 場 松本中町・蔵シック館 松本市中央 2-9-15(入場無料)
https://kinotakumi.jimdofree.com/
後 援 松本市

信州の木工家13 人が集まり「木の匠たち展 2023」を上記のように開 催 い た し ま す 。

木の国信州には、多くの木の匠たちがいますが 、 ものづくりの素材は「木」であっても作り出されるものは様々です。
それぞれが伝統的な木工技術をもとに 、 完成度を高めながら新しいセンスを加味したオリジナリティのある作品づくりを目指して工房で制作を続けています。
二年に一度、ベテランから若手まで幅広い世代が一堂に集ることで 交流と継承の場にもなっています。

信州の木の匠たちの仕事の諸相をご高覧いただければ幸いです。



出品内容
椅 子 机 膳 厨 子 額 花 器 盆 椀 文房具 オブジェ な ど 約 4 0 0 点
「木の匠たち」展 出展者
・あさの たかを(安曇野市) ・大場 芳郎(松本市) ・奥田 忠彦(安曇野市)
・金 澤 知之(安曇野市) ・川口 清樹(長野市) ・北原進 (塩尻市)
・狐崎 ゆ こ(飯島町) ・ 谷 進一郎(小諸市) ・花塚 光弘(松川村)
・法嶋 二郎(中川村 ) ・ 前田純一( 松本市)・前田 大 作 (松本市)
・山形 英三(大町市)

大勢の皆様にご来場いただければ幸いです。

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自家栽培の太藺(フトイ)収穫

2023-07-27 | 椅子
自家栽培の太藺(フトイ)収穫

今春植え付けた株から育った自家用のフトイを刈り取りました。
サンの散歩も兼ねて朝5時半に軽トラで出発、田んぼに向かいました。


長いもので2m位まで成長してくれて嬉しい限りです。
今ちょうどフトイの花盛り、朝露に輝いて素晴らしい。


猫の額?猫の肉球?ほどの広さなのであっという間に半分刈り取り終了。
後の半分は7〜10日ほど間をあけて刈り取り予定です。
乾燥後の草の充実度など実験的にずらしてみようと思います。


ひとかかえ程の量収穫できました。
これで乾燥重量で1kg位になると思います。
ダイニングチェアの座面1脚位編める量です。


自宅に戻って早速車庫の屋根に広げ初期乾燥中。
初の自家栽培フトイによる座面編みも目前に迫ってきました。
感動!

ただブヨの来襲には参りました。
アブもすごい勢いで飛び回っていましたが、少し前にみつけた
オニヤンマ君が効果絶大!

 
遠巻きに飛び回るだけでひとつも刺されることなく助かりました。
ブヨには効かなかった〜。
今度は知り合いに教えてもらったハッカ油スプレーでブヨ除け対策してみます。

1週間前には、フトイの株を分けていただいた松本民芸家具の自社用フトイ栽培地へ
3日程収穫のお手伝い、ご厚意で今年もたくさん分けていただきました。
その上、ついでだからと高温のビニールハウス内で一緒に乾燥中です。
本当にありがとうございます。
感謝しております。


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クラフトスクエア、クラフトフェア前後の階段の掛け替え

2023-06-06 | イベント
先月末に開催されたクラフトフェア、クラフトスクエアは
ほぼ規制無しで開かれ、また気持ち良い開放的な雰囲気を3年ぶりに味わえました。


お隣のブースは仲良しで私も最高に履き心地の良い靴を作ってもらっている
@forestshoemaker
さんでした。求めて来る絶え間ないお客様で、良いもの、本物を作っているなぁ。とあらためて感じました。

 
たくさんの方に椅子に座っていただいて感謝です。
フェアで歩き疲れた人にとっては何倍か増しで座り心地も良く感じてもらえたようです(笑)
本当にありがとうございました!

 
フェアの前後は、久しぶりに大工仕事で家のメンテナンスをしました。
機械場入口の枕木で作ったデッキを取り除き、そこから二階の住居へ上がる階段を掛け替え、階段と踊り場の屋根も作りました。
建てて25年雨ざらしの外階段は枕木で腐りにくかったものの、屋根がなかったのでもう限界でした。
やっぱり木を長持ちさせるには「雨に濡らさないこと」は必須です。
今回はまず50年はもってくれると期待します。
枕木仕事をしていて軽くぎっくり腰になり、フェアの時はひやひやでしたが、連日の暑さで温灸?アドレナリン?なのかなぜかこの二日間を終えた時にはすっかり腰が治ってしまいました。これにも感謝したり驚いたり。
家も33年経つと何かとメンテナンスが必要になってきました。
重いもの持ったりお客様とたくさん触れ合って緊張したり、ほどほどの刺激が大事。

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太藺(フトイ)の栽培 新たな座面編み材料

2023-05-22 | 椅子

新たな座面編み材料、フトイ
干して乾燥したフトイをお湯で柔らかくしなやかになるよう戻し、数本を束ねねじりながら椅子の枠に編み込んで座面を仕上げます。

太藺(フトイ)の栽培を松本民芸家具の職人さんからご享受いただき、フトイの株までご厚意で分けていただきました。
その株を今年の春植え付け、育て始めました。

フトイの成長記録

 
3月27日 
植え付け。
フトイは宿根草なので一度植え付ければ、年々分けつしながら株が大きくなっていきます。
まだ水は冷たく、こんなに冷たくて大丈夫か。


4月27日
植え付けから1ヶ月経ちました。
とても冷涼な土地なので案の定遅霜に何度か合い、せっかく15cmほど新芽が伸びていたのにほとんど枯れてしまいました。
ここは北限より北なのかなぁと不安になりましたが、松本民芸の職人さんからの「太藺の丈夫さには助けられていますよ、大丈夫!」の言葉に期待して見守っていました。


5月14日
5月に入れば霜の降りる日もなくなり、成長し始めました。
長いもので30cmくらいまで伸びました。
しかし、まだまだ水は冷たいらしく下半分は緑色というよりレモン色に近く弱々しい感じです。

 
5月22日 今日
ここ数日暑い日が続きやっとフトイの好きな温度になったようで、緑色も濃くなり著しい成長を見せてくれています。
長いもので60cmに育ちました。
裸足でずぶずぶと入って草取り。懐かしいこの感覚が気持いい。

8月の収穫までにどれだけ背が高くなってくれるかとても楽しみです。
一年間使う分を賄えるようになるのはもう少し先になりそうですが、楽しみながらフトイ栽培も続けていけそうです。
全ての材料を身近な山や田んぼからいただいて椅子づくりができる。
嬉しい!

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松本クラフトスクエアに出展します

2023-05-19 | 椅子
来週末の土日、5月27、28日は長野県松本市にて
クラフトフェアまつもと、クラフトスクエアが開催されます。

私はイオンモール松本をサテライト会場に同時開催されるクラフトスクエアに出展いたします。
長年座り心地を第一に考え、改良を加えながら作り続けてきた椅子を持って行きます。

今回に合わせ、
 
リラックスアームチェア[栗材,フトイ編み] 

 
ダイニングチェアDC-04[栗材,七島い編み]



 
ザフスツール[座面朴の木,脚鬼胡桃材]
を新たに制作しました。

当日はフトイによるスツールの座編みを実演しています。
お気軽に話しかけてくださいね。
ぜひたくさんの方に座り心地を体感していただきたいと思っております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。



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アンダルシアスツール400座編み教室

2023-04-26 | 椅子
アンダルシアスツール400座編み教室

七島いによる座編み教室
スツール枠はオニグルミ材、銑による削り出し、オイルフィニッシュクリア仕上げ

大分県宇佐市からはるばるお越しくださいました。
グリーンウッドワークのワークショップの講師としても活動されています。
本業はカメラマン、移住されて地域おこし協力隊としても活動されていて、
いろいろと話題豊富で楽しい座編みの時間となりました。

 

 

 

グリーンウッドワークで既に数脚、椅子作りは経験済み。
今回は草を自分でねじり紐にしながら編み込んでいくこの座編みを会得するために参加していただきました。
飲み込みが早く器用な方で、すぐにコツをつかんできれいに座り心地の良いスツールに仕上げていただきました。
作業中も終始「楽しい楽しい」と言っていただき嬉しい限りでした。
“座面を編む作業が好き”という回路が同じで私と同じ人種?でした。
今後も椅子作り、座面編み楽しんで行ってくださいね。
私もとっても楽しかったです。
ありがとうございました。

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勢いベンチ

2023-04-18 | 日記 椅子
勢いベンチ
大事なお客様が京都から電話で「今山にいて桜の木があるんですが、桜の丸太何かに使いますか?車に積んで行きますねー。」
遥々旅して届いた丸太は、150cm直径25cm60kg程あるぼこぼここぶこぶ曲りのある桜の木でした。
割ってベンチだな!
とひらめいたらもう勢いで
金矢で半割り、裏面は手斧でハツって、座る面は臼彫り手斧でコンコンこんこん
割ったなりのねじれはそのまま活かして。
脚は四つ割りをバンドソーで荒取り、銑削り、ホゾは旋盤で長65mm径39mmに加工、強制乾燥後36mm穴に調整叩き込む。
一年もすれば乾いて脚もグラグラしてきそうなのでそうなったらボンドで接着してみよう。
ねじれた座面で傾いてるけどぼこぼこ面がほど良く、山歩きでまあまあ平らな面をみつけてひと休みといった感じ。
寝食忘れて没頭できる時間
楽しかった〜癒されましたー。

 




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