先日亡くなられた、尊敬する槇野文平さんと親友で深い親交のあった遠山様からご依頼を受けました。
元は、文平さんから教わりながら、ご自身が作ったというこのワイルドな座卓です。
220×80センチの文平さんらしい橡(トチ)の迫力ある一枚板です。
極太のリョウブの丸太に貫いた丸ホゾを挿し、クサビでがっちり固め、曲りのおもしろい貫で動きをつけて。
「俺ならこんな感じに仕上げるなぁ」と文平さんならきっとこういう仕事をしただろうと、天国からアドバイスを受けながらの作業は、嬉しいけどやっぱり寂しい時間でした。
組み上げるのは息子に手伝ってもらいました。頼もしくなった、ありがとう。
遠山様からも「また命を吹き込んでくれた」と、とても喜んでいただき本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。