盛夏 スノーピーク週末マルシェに出店します

盛夏

　

　

　
暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続きます。
山の稜線まで緑が登って、雪もわずかに残っているのが見えます。
sunの散歩は朝まだ日が昇る前と日が陰ってから行かないと。

　
チダケサシとオオバギボウシの花が散歩の途中きれいです。
木陰はさわやかな風が森を抜けてくるので気持良い。

　
母屋とショールームの間の渡り廊下にモルタルの土間があり、ここがsunのお昼寝のお気に入り。
夜のうちに冷えた土間が午後まで冷やっとするくらい冷たくて、ここにべたーっと横になってる。

白馬スノーピーク週末マルシェに出店いたします。
7月24、25日　Snow Peak LAND STATION HAKUBAにて
木楽工房の椅子とスコーンのお店forest　出店させていただきます。

木楽工房はザフスツール、リラックスアームチェアRAC90、ダイニングチェアDC-04、ショートアームチェア、ベビーチェア他定番の椅子を展示販売します。
その他今回はペーパーコードによるスツールの座編みワークショップも行います。
希望者がいらっしゃったらその都度対応させていただきますので、どうぞひと声かけてください。
2時間程のWSなので両日とも午後2時ころまでが最後の受付になります。

そして、同じブースで妻の作るスコーンを販売いたします。
普段お店では1500円で6個1bag売りですが、今回は250円で1個売りです。
朝３時に起きて焼き始めると張り切っているのでぜひ食べてみてくださいね。

ザフスツール zafu stool 組み立てまで

ザフスツールの本組み


脚を差す穴開け後、丸のみで叩き座面仕上げ削り
裏面は豆反り台鉋で削り、側と木口は銑と小刀により削り仕上げます。

　
脚材の丸ホゾ旋盤加工後、銑削り仕上げ
丸ホゾは穴の径が30mmなので丸ホゾは径31.2mmで作り、ホゾ先とクサビを赤外線ランプで10時間ほど強制乾燥し収縮させます。
ようやく入るぐらいに調整しクサビ割り。
単純構造なので後に緩みが出ないよう慎重に調整します。

　
接着剤を入れ脚を挿し込んでクサビを打ち込む。
左は木材の原形を活かし勢いで銑削り仕上げした脚。
右は旋盤で紡錘形に加工後、銑削り仕上げした脚。
見た感じ、趣が変わります。


一番使う頻度の高い銑と小刀を研いで今日は終了しました。

木楽工房職場体験中学２年生

中学2年生の子が職場体験で二日間の泊まり込みで木楽工房に来てくれました。
やる気も素質も抜群、性格もとてもかわいくて近未来がとても楽しみです。
一緒に作ったスツールも完成しました。
犬の散歩や五右衛門風呂焚きなど暮らしもちょっと楽しんでもらえたようで良かった。
僕も久しぶりに若い元気な子と交流できてすごく楽しい二日間でした。
ありがとうございました。
本当に素直で飲み込みが早く、かわいい子です。
木工作業、座編みしている間中ずーっと「楽しい楽しい！」とワクワクしながらやってくれたのが何より嬉しかったです。
また、いつでも遊びにきてくださいねー。
投稿許可をいただいたので写真と嬉しいお言葉掲載させていただきます。

「14、15日と、渡虹が職場体験で大町市の木楽工房さんにお世話になりました。
ステキで優しい手作り椅子を作っている職人さんに弟子入り。
職人の山形さんは優しく丁寧に渡虹の椅子作りを指導してくださって、２日目の最後には立派な椅子が！
今回は特別にお泊まりでの職場体験をさせていただき、ものづくりだけでなく山形さんご夫妻のステキな暮らしも体験させていただきました。
思春期の難しいお年頃の人を温かく受け入れてくださって、たくさんたくさん褒めてくださいました。
山形さんご夫妻のお人柄がまたステキで、感激感激の母ちゃんです。
感受性の豊かなこの年頃にたくさんのステキな（おもしろい）大人と出会うことで、親にはできない関わりを経験させてもらえることは本当にありがたく貴重な経験だと思っています。
渡虹は家に帰るまでの１時間半「楽しかった！」を連発。
進みたい道が絞れてきたようです。この経験が渡虹にとって大きな一歩になったようです
山形さん、奥さま、大変お世話になりました。また遊びに行かせてください。」



　

　

　

　

リラックスアームチェア RAC-90.100

リラックスアームチェア　RAC-90.100　
栗材、銑による削り出し仕上げ
座面の大きさは90%サイズでバックレストが100のサイズです。
身体が大きな方ですが、座面はすっぽりおさまりの良い小さめが好みで、頭を支える高さは高いタイプがぴったりです。
組み上がり、オイルフィニッシュクリア仕上げが終わり枠ができあがりました。

　
各部材仕上げ削り終わり、穴径より5%太く加工した丸ホゾを赤外線ランプにより強制乾燥させます。

　
12時間程、頃合いをみながら乾燥して縮み細くなった丸ホゾが穴にぎちぎちとやっと入る締まり具合に調整しながら全てのホゾと穴の相性を合わせます。
そして、接着剤をつけながら組み立てます。

　　

　
背面が組み上がり、全面とアームを同時に挿し込み一気に組み上げ、当て木を当ててハタガネで締め込んだところで割りくさびを打ち込みます。
大きな椅子を組む時は特に大変なので、慌てずあせらず淡々と進めることが大事です。
数をこなして慣れることです。
でもここでいつもほっとします。

　
一昼夜経ち、がっちりしたところで、座面の高さ調整、貫いたホゾを切り落とし削り仕上げ。
仕上げのオイルフィニッシュが終わり枠が完成しました。