木曽町も雪が降りました。
開田高原も雪の中です。お車でおいでの方は、冬用のタイヤでお越しください。
今日の御岳
唐沢の滝も雪の中でモノクロ写真のようです。
唐沢の滝
地蔵峠のお地蔵さまも雪の中で寒そうです。
お地蔵さま
今朝がたの雪でずいぶん積もりました。
木曽町も雪が降りました。
開田高原も雪の中です。お車でおいでの方は、冬用のタイヤでお越しください。
今日の御岳
唐沢の滝も雪の中でモノクロ写真のようです。
唐沢の滝
地蔵峠のお地蔵さまも雪の中で寒そうです。
お地蔵さま
今朝がたの雪でずいぶん積もりました。
今日は、久しぶりに晴天になっています。今朝は比較的気温があたたかく5.9℃ほどありました、日中は14.9℃の予報になっています。
上の段 寺門前小路
この奥に大通寺というお寺があります。このお寺には、武田信玄公の三女 まり姫の供養塔があります。
三岳地区の野口集落には、まり姫のお墓があります。
まり姫の塔
1558年、都は戦いのまっただ中でした。
この戦いに巻き込まれた木曽義昌は、妻と三人の子供、そして上村作之門をつれ、三岳へ避難してきました。義昌の妻は「まり姫」とよばれていました。まり姫は武田家から嫁いでおり、この武田家と木曽家との闘いの中で、本家と嫁ぎ先の板ばさみになり苦しみました。そして、悩み苦しみましたが九十余りでこの世を去りました。
今でも、野口集落には「まり姫の塔」として、まり姫を供養してあります。
まり姫の子どもの一人は幼くして亡くなり、若宮神社に供養してあります。また、義昌とまり姫の衣装が、町の宝として残っているそうです。
今日は、朝から雨が降っていて寒々としています。
木曽谷歴史文化研究文庫 第四号 木曽の伝説 第四集 興禅寺のきつね様 をご案内します。
興禅寺(11/14撮影)
興禅寺のきつね様
木曽福島の門前という集落に、興禅寺というお寺があります。このお寺には美しい庭がありますが、裏庭に一つ、きつねの碑が建ってます。この碑にまつわるお話です。
明治の初め頃、一匹のきつねが人間に化けてこの寺で小僧さんをしておりました。和尚さんは、小僧さんがきつねだということを承知して使っていたのでした。ですから、小僧さんが昼寝していてうっかりしっぽを出してしまうと「こらこら、しっぽが見えてるよ。」と声をかけたものでした。
ある日、和尚さんは日和田という集落へ小僧さんをお使いに出しました。しかし無事にお使いを終えての帰り道、小僧さんは鉄砲に撃たれて死んでしまいました。小僧さんは肉眼で見ると人間に見えたのですが、鉄砲を通してみると、きつねにしか見えなかったのです。それで猟師が、小僧さんを撃ってしまったのでした。
一方、小僧さんの帰りを待ちわびていた和尚さんは、心配になって日和田まで出かけて行きました。日和田の山道で、和尚さんは死んでいる小僧さんを見つけ、寺につれて帰りました。和尚さんは、小僧さんの死を悲しみ、骨を埋めてそこに碑を建ててやりました。
これが興禅寺のきつねの碑だということです。
興禅寺の勅使門(11/14撮影)
興禅寺の入り口にある勅使門です。
木曽路には、キツネに関する伝説は沢山あります。興味のある方は、いろいろ見て歩くとたのしいと思います。
今日は、木曽町の冬の観光名所の一つ 白川氷柱群 をご案内します。
白川氷柱群
木曽町三岳地区 小坂温泉近くに1月中旬~2月下旬にあらわれる氷柱です。夜になるとライトアップされてとても幻想的な景色になります。
この時期になると、木曽駒ケ岳がある中央アルプスも雪景色になってとても綺麗になります。
中央アルプス
今年は、きそふくしまスキー場と開田高原マイヤスキー場の2か所がオープンします。
きそふくしまスキー場 12/20 open予定 (スキーヤ―オンリー)
マイヤスキー場 12/6 open予定
がらん様 [ 35ページ ]
昔 京都から清洲大納言という人が戦いに敗れて木曽へ逃げて来ました.落人は伊谷の方へ逃げて隠れていましたがそのうちお腹がすいてどうしようもなくなりセリを取りに出て来ました。運悪くみまわりに見つかってしまいました。「私はお腹がすいてセリを取りに来ただけです。あやしい者ではありません。どうか助けて下さい。」と頼みましたが役人たちは、この人が京都から逃げてきた清洲大納言だということを知っていたので殺してしまいました。清洲大納言とともに逃げてきた一族の人びとは供養のため「がらん様」を建てました。一族はここに住み着きました。のち川上集落と呼ばれました。
現在も京都の祇園まつりと同じ5月2日に毎年行っています。
現在は9件 ちなみに私のお祭りの当番は28年に回ってきます。
木曽町の天気予報は、22日・23日共に晴れの予報です。気温は最高で15度程になります。
今日は、木曽地方にまつわる伝説の紹介です。
昭和54年7月13日発行(木曽谷歴史文化研究文庫 第四集)
「山村代官屋敷のおいなり様」
明治以前のことです。
この頃、山村というお代官様が木曽福島をおさめていました。この山村代官の御屋敷には、一匹のキツネが住んでいました。このキツネは家事とか地震のおこる前の日には、山に登って「ヨーイナマイタ、ヨーイナマイタ」と、啼いたので人々はそれを聞くと、「キツネが啼いた、よくないことがおこるぞ。」といって、災害から救われたということです。
お代官様は、このキツネを大変可愛がり、キツネもまたお代官様になついていました。
ある日、このキツネはおいなり様のおつかいで、開田へ出かけてゆきました。ところが、途中でキツネは何者かに鉄砲で撃たれてしまいました。撃たれたキツネは、血まみれの体を引きずり、やっとのことで屋敷に帰り、縁の下に入ると息絶えてしまいました。キツネが縁の下で死んでいるとは思いもよらなかった家の人達はずいぶんたってからキツネの死体を見つけました。キツネはすでに干あがってミイラになっていました。
家の人達はキツネの死をたいへん悲しみ、ミイラになったキツネを丁寧におさめて供養しました。今もこのキツネのミイラが残っています。
代官屋敷(H26年11月16日撮影)
木曽町には、いろいろな伝説が沢山残っています。キツネ繋がりで次回「興禅寺のきつね様」の伝説を御紹介します。
今日は、終日曇りの予報 気温は朝方-3℃ 昼中は11℃位までしか上がってこない模様です。
先日、道産子が木曽馬にあいにきてくれた時、木曽馬たちは興味津津で、道産子の後を追っていました。
柵の中が木曽馬です。
道産子の方が少し足が太いかな? 体格は、ほぼ同じくらいでとてもおとなしい性格のようですね。
朝はマイナスの温度でした。冷え込んだ分昼間は澄み切った青空です。
はるばる北海道より、日本馬の原種である木曽馬に会いに来てくれました。
道産子
木曽馬
厳しい自然環境に適応して強健でおとなしく粗食・胴長・短足
私かな?
今日は気温が、最高10度と低めですので肌寒い感じがします。コートなどが必要となってきました。
最近の御岳は、静かです。冠雪もして青空と御岳がとても綺麗です。
木曽馬の里
木曽馬もいまは、小屋の中か裏の牧場の方にいますので奥まで進んでみてください。
あわゆき
去年の仔馬ですが、随分大きくなりました。
開田高原の寒くて凛とした空気が、心地よいですね。