木曽町日記

長野県木曽町の四季折々を紹介します。

駅前も正月飾り

2015-12-30 12:19:45 | 木曽町の冬

 今年もあとわずかになりましたが、暖かな日が続いていてもうすぐお正月になる気がしませんね。今年一年大変お世話になりました。

 駅前も正月飾りがついて気分を盛り上げています。

 木曽福島駅

 駅前交番

 木曽町三岳地区の古くから伝わる習慣を紹介します。

            正月の松飾り

 正月の松飾りで変わっているのは、柳の家と松の家に分かれていることです。村全体の傾向としては、山手の集落(小奥・沢頭・倉本・瀬戸原)は柳の家が多く、中央部は松の家が多いようです。

 古老の話によると、「松飾りは源氏、柳は平家の系統だ。」と言います。しかし、本当であるかどうかは今持って不明です。ある家では、昔は柳だったが今は松に変えた、と言っている事から柳の方が古い習慣だということがうかがえます。

 柳飾りと松飾りの違いは、柳の方は比較的簡素で、鏡餅・松焼き・シメ、松飾りは反対で割と派手です。

 しかし、他の地方でよく見る、角松と称して玄関へ松竹をたてるようなことは、三岳地区では行わず、もっぱら家の中で、ごく簡素に神々を迎えたということです。

               「木曽の伝説 第三集 (開田・三岳)」参照

 

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駅前も正月飾り

2015-12-30 12:19:45 | 木曽町の冬

 今年もあとわずかになりましたが、暖かな日が続いていてもうすぐお正月になる気がしませんね。今年一年大変お世話になりました。

 駅前も正月飾りがついて気分を盛り上げています。

 木曽福島駅

 駅前交番

 木曽町三岳地区の古くから伝わる習慣を紹介します。

            正月の松飾り

 正月の松飾りで変わっているのは、柳の家と松の家に分かれていることです。村全体の傾向としては、山手の集落(小奥・沢頭・倉本・瀬戸原)は柳の家が多く、中央部は松の家が多いようです。

 古老の話によると、「松飾りは源氏、柳は平家の系統だ。」と言います。しかし、本当であるかどうかは今持って不明です。ある家では、昔は柳だったが今は松に変えた、と言っている事から柳の方が古い習慣だということがうかがえます。

 柳飾りと松飾りの違いは、柳の方は比較的簡素で、鏡餅・松焼き・シメ、松飾りは反対で割と派手です。

 しかし、他の地方でよく見る、角松と称して玄関へ松竹をたてるようなことは、三岳地区では行わず、もっぱら家の中で、ごく簡素に神々を迎えたということです。

               「木曽の伝説 第三集 (開田・三岳)」参照

 

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三岳の昔話

2015-12-26 14:49:35 | 木曽町の冬

 今日は気温も下がり、一日中寒い日がつづいています。

 写真は、澄んだ青空と独立峰の御嶽の姿が素敵ですね。(7/12撮影)

 御嶽

 

 

          「摩利支天様」

 昔、荻島という集落に平太郎というお百姓さんがいました。

 ある日、平太郎さんは万病を治すといわれている「横連」という薬草を取りに、百間滝の近くへ出かけました。百間滝は日帰りが難しい山の中にあるので、そこで一夜を過ごすために岩穴を見つけ、もみの木を利用した簡単な壁を作りました。

 夜になり、だんだんと冷え込んできたので、平太郎さんは火をおこして暖まっていました。するとそこへ、一丈五尺もある大男が壁を破って入って来ました。驚いた平太郎さんは逃げ出そうとしましたが、岩穴は狭く、大男は入り口近くにいるので、逃げることができません。そのうち平太郎さんは、摩利支天様のお守りを持っていることに気付き、それを出すと、不思議なことに大男は「もう帰る」と言ってすぐ帰ってしまいました。平太郎さんが見た大男の後姿には、二間もある大きな尻尾があったそうです。

 (摩利支天 : 御嶽教における神の一人)

 「横連」と呼ばれる花の根は、現在でも胃薬として用いられているようです。御嶽山麓の村々に、その薬効性を教えたのは、覚明行者だと言われています。それ以来、その辺では、万病に効果のある薬として知られています。

 

 

 

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朝から冷たい雨・・・

2015-12-21 14:14:01 | 木曽町の冬

今年も残り10日となりました。

雪不足で各スキー場は大変な思いです。

 

木曽の民話~   

山村代官屋敷のおいなり様

 

明治以前のことです。このころ、山村というお代官が木曽福島を納めていました。この山村代官の御屋敷には一匹のきつねが住んでいました。このきつねは火事とか地震おこる前には山に登って(ヨーイ ナマイタ ヨーイナマイタ)と啼いたので人々はそれを聞くと(きつねが啼いた、よくないことが起こるぞ。)といって災害から救われたということです。お代官様」はこのきつねを大変可愛がりました。ある日おいなり様のおつかいで開田へ出かけてゆきました。途中であごを撃たれてしまいました。やっとのことで屋敷に帰り縁の下に入り息絶えてしまいました。キツネは干あがってミイラになっていました。家の人はきつねの死を大変悲しみミイラになったきつねを丁寧におさめて供養しました。今もこのきつねのミイラがのこっています。


 

 

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すんきフェア

2015-12-10 13:49:16 | 木曽町の冬

朝晩の冷え込みもだいぶ強くなって来ましたが、寒さとともにやってくるのが

木曽の郷土食「すんき」漬けの季節です。

地元の赤カブの葉を乳酸菌で発酵させた、酸味が特徴の無塩漬物です。

毎年恒例の「すんきまつり」、今年も開催されます。

  

期間は12/11~2/7、町内のイベントで振る舞いや、飲食店ですんき料理が楽しめるほか

豪華景品が当たるスタンプラリーも行われます。

テレビなどでも話題になっておりますが、ぜひ当地の本物を食べにおいで下さい!

すんきフェア詳細はこちら

木曽町商工会http://www.kisomachi.or.jp/sunki-matsuri.html

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手作りパンフレット

2015-12-01 14:39:39 | 木曽町の冬

今日、地元の木曽町福島小学校5年生の皆さんが

授業で作ってくれたパンフレットを持ってきてくれました。

町内の里山トレッキングコース内にある権現滝(ごんげんだき)に特化したパンフレットです。

手書きのポップもいただきました。

マップのコースタイムは大人と子ども時間がそれぞれ記載されているところなど

小学生目線ならではの仕上がりになっています。

福島町内観光施設各所に配布するそうですので、

ぜひ手に取ってみてください。

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