お盆にそのSP650というのが我が家に「着陸」。荷解きをする。うん、なるほどこれはおもちゃです。イマドキのイチマンエン+α。こんなものでしょう。
説明書を読んでみよう。日本語版と英語版が一冊になっているのですが、そんなに丁寧に書かれているわけではありません。最低必要なことは書いたから、あとは自分で考えなさいスタイル。それに、日本語の説明がなんとなく怪しい箇所がある。別の言語で書かれた説明を機械により日本語訳しましたみたいな雰囲気がします。
本体の電源を入れてからコントローラーの電源を入れてペアリング(バインディングともいうらしい)。水平な場所に置いて、コントローラーを操作。これが水平な状態であると本体に教えてあげる操作だそうです。すると、あとはボタン一つで一定の高さまで浮き上がって停まっています。ジャイロ(4軸らしい)と高度維持の仕事ですね。停止しているといっても前後左右どちらかの方向にゆっくりずれていくのでトリムで微調整をする。けれど、12年前の「ヘリコプターを一機購入」からすれば、ラクなものです。空中で浮いていることに苦心しないで済むのですから。
ドローンというのはヘリコプターと違い、構造はシンプルです。4つのプロペラの回転数の調整だけで三次元の動きをします。ヘッドレスモードというのは使ったことがありませんが、ドローンの頭がどちらを向いているかを考えなくてもいいモードらしい。私はカメラがどちらを向いているかが大切なので、今のところ使ったことはありません。すると、前を向いて進んでいく場合と、こちらに向かって戻ってくる場合は、操作が逆になるのですが、その意識の切り替えがまだうまくできない。図形認識能力の問題なのだろうか。そんなわけで、ちょいちょい壁にぶつけたり、木々に飛び込んだりして…えらいものです。そううときは、自分でプロペラの回転を止めます。よくできているものです。
同じ200g以下のトイドローンに分類される製品でも、価格によってはGPSで自分の位置を認識したり、下向きに取り付けたカメラでドローン下部の景色を確認して景色が動かない(つまりピタリと静止)ようにしたりするものもあるらしい(オプティカルフローというらしい)。
でも、空を飛んで静止したり動いたりする、(画質はともかく)写真や動画まで撮れるオモチャがたかだか1万円ほどで買えるって、いい時代だなと思います。
(つづく)
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