ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

大川を歩く

2013-01-05 17:11:43 | PiTaPaで歩く

 毛馬を後にして、大川左岸を中之島方面に向いて歩きます。


 さっきから少し歩いては空を見上げ、少し歩いてはまた見上げています。というのは、大阪空港へ着陸する飛行機のルートが毛馬あたりの上空になっているようです。これも帰ってから地図を見ると、大阪空港の滑走路をずーっと延長していけば、この辺りにたどり着きます。奈良県との境の信貴山上空を通過して、徐々に高度を下げながら毛馬の上空、そしてランディングということらしい。おのぼりさんは空ばかり見上げて、地元の人からはすぐにそれとわかってしまいます。
 大川沿いには遊歩道が作られていますが、ここも結構な通行量です。ジョギングの人あり、買い物帰りの荷物を両手に提げた人あり、自転車の人あり、ベビーカーを押して歩くカップルあり…。平行して自動車が走る道路もあるのですが、そちらには信号があります。自転車の人は明らかにこちらのほうが安全で速い。そんな人たちに、カメラをぶら下げて飛行機の音に空を見上げるおじさん一人、明らかによそ者でおのぼりさんですね。
  もう少し歩けば大阪環状線の桜ノ宮ですが、川沿いは文字通り桜の木ばかり。きっと桜の季節は大変な混雑ぶりでしょう。でも桜の季節に一度ここを歩いてみたいものです。
 

  公園の向こう、道路沿いに「差し入れ所」「差入屋」というお店らしい2軒を発見。休日だからかシャッターは下りていますが、これは何をするお店なのだろう。桜の季節に電話一本でお弁当をデリバリーしてくれるお店なのかなとも思ったのですが、気になるので写真を撮っておきました。尋ねる人はいくらでも歩いているのに、人にものを尋ねるのが苦手なおのぼりさんです。Webで検索をかけるとすぐにわかりました。なぁるほど。そういうことかぁ。すぐ近くに大阪拘置所があるのです。勉強になるなぁ、大川沿いは。
  実は、このコースは春に、船から景色を眺めています。その時の記事に、またこの辺りを歩いてみようと記していますが、今回の「PiTaPaで歩く」はその続編でもあります。


  この辺りは砂揚げ場ともなっています。そんな船も係留されていて、その上を阪神高速が走っていて、後ろにはタワーマンションと、雑然としたところです。やがて、大阪環状線をくぐり、風景は水辺の憩いの場所という雰囲気に変わっていきます。帝国ホテルの前あたりから大阪城が見えました。OAP港ではレストラン船「ひまわり」もディナークルーズの出番を待っています。桜宮橋をくぐったら対岸は桜の通りぬけの大阪造幣局。


  京阪電車が見えるようになれば、寝屋川が合流。おっとここから左岸は歩けません。寝屋川を越える橋がない。ここは観念して人道橋(名前がわかりません)を渡って右岸へ。


  右岸をしばらく歩くと、川の間に島が。そう中之島です。大阪光のルネサンスの会場へ到着です。

(おしまい 歩いたのは昨年12月のことです)


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