ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

びんび家 わかめ汁

2007-07-14 18:41:07 | 食べもの
  わかめが好きです。カットわかめを買っておいて、味噌汁でもラーメンでもうどんでも、とにかくわかめがないと寂しい。いつからそんなに好きになったのかわかりませんが、酒を飲むようになって、居酒屋の兄ぃが、「今、東京で海藻サラダが流行っている」と嘘か本当か、そう言ってからだろうか。同じ頃、さしみわかめといって、わさび醤油で食べることを覚えてからだろうか。とにかくわかめが好きです。
  わかめは品質も細かく分かれていて、うろ覚えの記憶では32の等級があるとか。うまいものはそれだけ高い。
  少し古い話で恐縮ですが、5月に鳴門に行きました。早めの昼食にと寄ったのが、阿波街道沿いにあるびんび家(びんびや)。昼にはまだ少し早いというのに、結構な客の入りよう。値段も安いとはいいませんが、このボリュームでこれだけ美味しいものを食わせるなら、決して高くはない。客が多いも納得です。
  イカも焼き魚も美味しかったのですが、私としては、わかめ汁について書かないわけにはいきません。まず、このわかめの量。汁からあふれる、これでもか的な量です。胃の小さい人なら、これだけでお腹が膨れるかも。色もきれいな緑色。そして、しっかりとした歯ごたえ、噛むと中から濃厚なわかめの味。みそ汁の味はどちらかという薄めで、わかめを食べるための調味料的な使い方。主役はわかめ。これはうまい。そして、このわかめ汁、単品で頼んでも200円。徳島の人は、こんなに美味いわかめを毎日食べているんだなと思うと悔しいくらいです。
  食事が済んでお店から外へ出ると、土産物の中にわかめもあります。いくつか種類があります。「どれがおいしいの」と聞くと、「お店で食べてもらったのと同じのがこれです」というので、「本場新鮮芯付鳴門塩蔵わかめ」というのを迷わず買いました。
  以来、およそひと月、幸せなわかめ生活を自宅でも送ることができました。
  びんびという言葉は魚を指す方言だそうです。このお店以外にもびんびと名のつくお店は多くあるようです。

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