自分のための飲んだお酒の記録です。客観的に伝える力量はないので、アテにしないでくださいね。
新潟県佐渡にある尾畑酒造が醸造する日本酒。
同僚からお土産にもらった一合入りのちっこい瓶。瓶は小さいですが、値の張りそうなお酒です。遠いところからお越しになったのでしばらく冷蔵庫の中でお休みいただいて、先日封を切りました。ふだん一合くらいのお酒ならいっぺんに空けてしまうのですが、2度に分けて飲みました。
吟醸酒です。蝶々になってお花畑を飛んでいるようなフルーティな香り。口の中にぱっと広がります。16度の濃厚さ。少しトロッとした感じのお酒。私のような「酔えりぁそれでいい」者にはもったいないくらいのお酒でした。きっと食事を楽しむための酒ではなく、酒を楽しむためのお酒。35%の精米歩合ということは、お米のうち65%は糠にしてしまうということでしょう。なんと贅沢な。
たまたま、ネットの記事を読んでいたら、醸造アルコールの話題が出てきたので、「醸造アルコール」を調べてみようと検索をかけました。すると、googleで上から何番目かに、「当蔵の醸造アルコール添加についての考え方」という醸造所のページがありました。どれどれと開いてみると、どういう偶然かこの尾畑酒造のサイトの1ページでした。
「尾畑酒造のアルコール添加に対する考え方は、その効能を利用して品質を高めるために行うものと考え」ており、「アルコールを添加する酒は本醸造、吟醸、大吟醸のみとし、普通酒の製造を廃止」したそうです。心意気を感じる話ですね。
「まのつる」の「つ」。濁点はつかないそうです。
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