
年末に、「時雨」という泡盛のインプレッションを書いたのですが、この「時雨」が気に入ってまた1本、守礼之邦から送ってもらいました。
オールマイティな泡盛だと思います。ストレートでよく水割にしてよく、湯割にしてもうまい。これからは泡盛のオールラウンダーと記憶しようと思います。
泡盛なるものを初めて口にして20年近くになるでしょうか。もっぱら水割でした。封を切ったときに、印象をつかむためにストレートで味わうことはありますが、飲むのは水割りでした。ところが異変が…。
この冬の寒さからか自分の加齢によるものか、泡盛を湯割で飲むことを覚えました。曇るグラス。香り高い湯気を楽しみながらクッと喉に流れる熱い味わい。すぐに胸元がじわっと温かくなる快感。こんなにいいもんだと思ってもいませんでした。ところが、泡盛にも湯割の味がいいものと、湯割りにすると却って雑味を感じるものがあることも分かってきました。泡盛好きの友人Mは、かつて「白百合」を湯割で飲もうとして降参をした経験をもっていますが、彼も、「時雨」はオールラウンダーだと言います。
と、書いているうちに、夕べのことです。「時雨」は空っぽになってしまったのでした。またまた買いたい1本です。
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