中古カメラを新しく買いました(2)

　予算と合わないので、次に考えたのが中古でもよいのではないかとということ。もちろん当り外れはあるでしょうが、「写らない」ということはないでしょう。今度は上限を1万円と決めました。それから、乾電池で作動するカメラはやめようと考えました。乾電池は便利ですが、その分カメラが大きく重くなります。予備のバッテリーを買うにも、今は、メーカー純正ではなくサードパーティーのものが安くで買えます。蓄電容量も純正より大きかったりします。ハズレでも1万円なら運が悪かったと笑って済まそうと考えたのです。中古のコンパクトカメラで1万円。結構ありますよ。

　目星をつけたのが、同じキャノンのPowerShotSX700HS。30倍の光学ズームを持っております。2014年発売らしいので、私の現在のより4年も若い。目方は269g（電池込み、ユーザーズマニュアルによる）。スリムな割にずっしりという感じです。

SX130IS（左）とSX700HS（右）

　カメラ選びで気にするのが露出補正の方法。SX130ISは、露出補正ボタンを押して、調整リングで左右に回すようになっています。実は10年間不満に思ってはいました。その前のオリンパスは、右ボタン左ボタンで露出のプラスマイナスができたのですが、それに比べるとキャノンはちょっと難しい。今回のSX700HSも同様でした。やや不満があったのですが、これで約1万円なら、買い！

 

　数日後、届いたカメラは比較的程度もよく、気持ちよく使える！はずでした。

　なんと、その露出補正がちゃんとできない。リングを回しても、センサーの接触不良と見えて、露出補正ができない。売主に連絡をすると、「同型機の在庫がない。修理に出すと費用が大変である。返金するので着払いで送り返せ。」とのこと。とっても気に入った出会いだったのに、ほんの3日ほどで売主のところへ帰っていったのでした。

万事休す。

（つづく）