高山市の宮川中華そばを出たのが19時半ごろ。これから今夜の宿に向かいます。向かう先は70キロほど離れた白川村。高山から白川村に向かう一番早い方法は、高山清見道路と東海北陸自動車道を乗り継いで白川郷ICで降りる方法だと思いますが、私は急ぐ必要が ないことと、158号線で清見、156号線で荘川を抜けて御母衣ダムを通っていくルートを過去2度通っているはずなのですがほとんど記憶がありませんから、もう一度辿ってみたいと思ったからです。
正直なところ走りながら少し後悔しました。標高1002メートルという小鳥(おとりと読むらしい) 峠に差し掛かる頃には灯りらしい灯りも見えず、時折平行して走る高山清見道路が上になったり下になったりして走っているのですが、この道路にもたまにしかクルマの影が見えません。まだせいぜい20時くらいですよ。自分のクルマの前にも後ろにもクルマはなく、対向車も10分ほど走るとやっと1台やってくる程 度なのです。飛騨の人たちはお日様とともに生活しているのかと疑いたくなるほどです。集落らしい集落も荘川IC周辺を除けばほとんど見えません。こんなと ころでクルマが故障したら誰か助けてくれるのだろうか。どこかに突っ込んだとしても何日も誰も気づいてくれないのではないか。さらに御母衣ダムの横を走っていると思うだけで恐怖が…。
80分ほど、とても怖い思いをしてどうにかへたり込んだのが今夜の宿、道の駅飛騨白山です。10キロほど先が世界文化遺産の白川郷という庄川沿い、平瀬温泉の街中をバイパスするように新たに作られた広い道路の脇にこの道の駅は作られていました。駐車場も明るく広く、21時前くらいに着いた時で15台くらいのクルマが止まっています。怖い思いをした後なので、なんと心強いことか。そういえば20代の頃に平瀬温泉で一泊したことがありました。名前は忘れましたが、合掌造りの民宿でした。
暗い中ではすることもなく、早々とベッドメイキング(シートを倒してシュラフを広げる)をして眠ってしまいました。枕が変わると眠れないなどという言葉は私の辞書にはありません。さっきまでの心細い思いはどこへやら、気温15度。寒くも暑くもなくぐっすり眠れました。
静かだった道の駅の夜も、やや明るくなりかけると少しあわただしくなります。注意をしてみるといろんな人がいます。道の駅の軒下にあるベンチに寝袋とアイ マスクで眠っている人がいます。バイクの旅人なのですね、なーるほど。バイクに大きな荷物やマットを積んで旅をしているライダーを見かけることがあります が、こういうふうに夜を過ごしているわけだ。登山者と思えるグループがトイレを利用してまたすぐに走っていく。モーターホーム(キャンピングカー)が数台。ペット連れの人も車中泊をしています。旅館やホテルではペットは×でしょうから、そういう事情の人も車中泊をするわけですね。私にとっては経済的事情もありますが、翌朝の行動にすぐ移れるのが車中泊の便利なところです。宿に泊まって6時半出発はなかなか難しいでしょ。朝湯も楽しみたいし…。ぐずぐすしていると 9時や10時はすぐやってくる。
この道の駅のインプレッションです。「新しい・広い・きれい」これが道の駅飛騨白山のキーワード。2008年4月に開駅したのだそうです。トイレも清潔で広い。木の香がまだ残っていて快適です。駐車場の枠ももったいないくらい広い。道の駅によってはクルマを駐車 スペースがやや斜面になっているところもありますが、ここは水平。心配なしで眠れます。夜間の駐車場もほどよい照明がされています。私は目撃しませんでしたが、足湯もあるらしい。まぁひとつ難点があるとすれば、頭上はるかな高さに高圧線が走っています。私なんぞ気にしませんが、気になる人はご注意を。
道の駅には売店も食事処もありますし、隣は「しらみずの湯」という温泉です。早い時間に到着するなら、食べることもお風呂も間に合う便利な道の駅ですね。
歯磨きをして、昨夕に高山のスーパーで買ったパンと野菜ジュースで朝ごはん。私も出発です。
正直なところ走りながら少し後悔しました。標高1002メートルという小鳥(おとりと読むらしい) 峠に差し掛かる頃には灯りらしい灯りも見えず、時折平行して走る高山清見道路が上になったり下になったりして走っているのですが、この道路にもたまにしかクルマの影が見えません。まだせいぜい20時くらいですよ。自分のクルマの前にも後ろにもクルマはなく、対向車も10分ほど走るとやっと1台やってくる程 度なのです。飛騨の人たちはお日様とともに生活しているのかと疑いたくなるほどです。集落らしい集落も荘川IC周辺を除けばほとんど見えません。こんなと ころでクルマが故障したら誰か助けてくれるのだろうか。どこかに突っ込んだとしても何日も誰も気づいてくれないのではないか。さらに御母衣ダムの横を走っていると思うだけで恐怖が…。
80分ほど、とても怖い思いをしてどうにかへたり込んだのが今夜の宿、道の駅飛騨白山です。10キロほど先が世界文化遺産の白川郷という庄川沿い、平瀬温泉の街中をバイパスするように新たに作られた広い道路の脇にこの道の駅は作られていました。駐車場も明るく広く、21時前くらいに着いた時で15台くらいのクルマが止まっています。怖い思いをした後なので、なんと心強いことか。そういえば20代の頃に平瀬温泉で一泊したことがありました。名前は忘れましたが、合掌造りの民宿でした。
暗い中ではすることもなく、早々とベッドメイキング(シートを倒してシュラフを広げる)をして眠ってしまいました。枕が変わると眠れないなどという言葉は私の辞書にはありません。さっきまでの心細い思いはどこへやら、気温15度。寒くも暑くもなくぐっすり眠れました。
静かだった道の駅の夜も、やや明るくなりかけると少しあわただしくなります。注意をしてみるといろんな人がいます。道の駅の軒下にあるベンチに寝袋とアイ マスクで眠っている人がいます。バイクの旅人なのですね、なーるほど。バイクに大きな荷物やマットを積んで旅をしているライダーを見かけることがあります が、こういうふうに夜を過ごしているわけだ。登山者と思えるグループがトイレを利用してまたすぐに走っていく。モーターホーム(キャンピングカー)が数台。ペット連れの人も車中泊をしています。旅館やホテルではペットは×でしょうから、そういう事情の人も車中泊をするわけですね。私にとっては経済的事情もありますが、翌朝の行動にすぐ移れるのが車中泊の便利なところです。宿に泊まって6時半出発はなかなか難しいでしょ。朝湯も楽しみたいし…。ぐずぐすしていると 9時や10時はすぐやってくる。
この道の駅のインプレッションです。「新しい・広い・きれい」これが道の駅飛騨白山のキーワード。2008年4月に開駅したのだそうです。トイレも清潔で広い。木の香がまだ残っていて快適です。駐車場の枠ももったいないくらい広い。道の駅によってはクルマを駐車 スペースがやや斜面になっているところもありますが、ここは水平。心配なしで眠れます。夜間の駐車場もほどよい照明がされています。私は目撃しませんでしたが、足湯もあるらしい。まぁひとつ難点があるとすれば、頭上はるかな高さに高圧線が走っています。私なんぞ気にしませんが、気になる人はご注意を。
道の駅には売店も食事処もありますし、隣は「しらみずの湯」という温泉です。早い時間に到着するなら、食べることもお風呂も間に合う便利な道の駅ですね。
歯磨きをして、昨夕に高山のスーパーで買ったパンと野菜ジュースで朝ごはん。私も出発です。
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