このまま国道を歩いても何もみつかりそうにありませんので、左に折れ、畑の中の道を歩いてみました。この辺りには水田が見当たりません。畑ばかりです。その畑も砂に近いさらさらの土で、風によって流された土はアスファルトを覆い、アスファルトと畑の境目も見えないほどです。畑にある作物は、根深ネギとブロッコリーと大根、それにキャベツばかりです。岡部という町は、現在深谷市に合併しています。ということは、このネギは深谷ネギというブランドをくっつけて出荷されるわけでしょうね。辺り一面の畑の中に、お百姓さんの屋敷、それに少しずつ宅地化されて分譲されたと思われる宅地。 町歩きは好きなほうなのですが、ひもじさとは別にどうも歩くのがつらいと思えるのは、歩いても歩いても風景が変わらないからなのではないでしょうか。街中だと数歩歩けば、次の新しい景色が見えてくるのですが、遠くの山と畑ばかりでは歩いても歩いても風景が変わらないのです。歩いても歩いても続く畑の中を私は歩いています。
続く
深谷市岡部1はこちら
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