腕時計の電池が足りないことは先に記しました。充電を優先させると自分の腕にはめることでできず、時刻がわからない。G-SHOCKに充電池の表示があったことにこれまで気づきませんでした。充電具合の多いほうからH、M、Lの順で表示するのです。頑張って充電に心がけているのにせいぜいM。でも、これなら時刻を確認するために腕時計をもってきたのか、充電させるためにそれをもってきたのかわからない状態です。
そこで、ご主人様にお願いをして、ふだん使っている枕時計を持ってきてもらいました。到着した夜はちゃんと動いていたのですが、朝になって気づくと秒針が12の位置で止まったままです。まぁこのタイミングで電池切れだわと、売店に行って単三電池を買ってくる。電池交換、これでよし。あとは電波を受信すれば正常に動くはず。あと数時間も間てば…
ところが、午前中待っても時刻は正しく表示されない。電池の+−を間違えたかな?電池交換後の操作を間違えたかな?取説をDLして(近頃は取説が手元になくてもDLできて便利ですね)確認します。それでやっと気づいたのでした。
この病室では電波時計用の電波が足りないのです。福島県からと北九州から電波が発信されていて、関西はその2局の中間。どちらからも受信できるといえば穏やかなのですが、どちらからも電波が弱くなるというのも事実。まして病院は鉄筋とコンクリートの中。東西方向(電波局に向く方向)に何枚壁のあることか。そこで病室から時計を持ち出し、東方向が見渡せる窓際に置いて、電波が受信できるか試してみました。これまた取説によれば、この枕時計は1日に7回受信するというから、すぐには修正をしてくれないのでしょう。
さらに、腕時計の取説を見る。腕時計は最後に電波を受信した日時が記録されているとのこと。それを表示させると、なんと入院した日が最後の受信。つまり、この病院にいる限り待てど暮らせど、電波はやってこないということです。となると、腕時計の充電が不十分という理由の一つに、ありもしない電波を日に何度も探す仕組みに電力を浪費しているのかもしれないとも思ってみたりします。
結局、腕時計、枕時計ともに受信をあきらめ、枕時計を手動で時刻合わせをして使っています。腕時計は充電に専念させています。
時刻合わせが不要な電波時計、電池交換が不要なソーラー時計。とても便利なはずなのですが、思わぬ弱点に気づいてしまったのでした。
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