
おまけ記事です。
阪神電車に乗っていて面白いと思うのは、しばしば川の上に駅があることです。武庫川の上にホームがある武庫川駅。香櫨園駅は夙川を跨ぎ、芦屋駅も芦屋川の上にホームがあります。さらに、石屋川駅も石屋川を跨いでいます。駅を設置する場所がなかったということでしょうか。
また、阪神電車から見る阪神間の川もだいたい似たような風景です。地形が背後の山からひな壇のように南側に開けているせいで、比較的流れが急で、ほぼ一直線に流れています。住民がよく川と親しんでいるのも共通しているように思います。夙川の桜は有名ですが、どの川も両岸や河川敷?そのものが遊歩道になっていたり、子供たちが水遊びをしていたりするのも共通しています。今日日、田舎の川でも安全面から遠ざけることが多いのに、水遊びができる川が街中にあるというのは素晴らしいことですね。ヨドコウ迎賓館からの帰り、芦屋川に足をつけて涼む3人の女子高校生を見ました。
山があって、海があって、川があって…。かつて阪急電鉄が沿線に住宅を開発し、人々が住むようになる。そして、阪神間モダニズムという文化を育てていく基盤になったことがわかるような気がする眺めです。
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