たまにはおいしいと思える酒を飲んでみようと、買いました。白鶴酒造の「特選 白鶴 特別純米酒 山田錦」。720ml.。ラベルにはこう書いてあります。
以前に、上等の酒とは水のような酒のことだと何かで読んだ記憶がありますが、それを思い出しました。淡白な料理をいただきながら飲む酒には最高かも知れません。少なくとも料理を差し置いて、「オレが…、オレが…」としゃしゃり出る酒ではないでしょう。
頼りない酒だとガブ飲みをしたら、翌日には頭脳にきますよ。ただし、ガンガンすることはありません。
酒米の最高峰と呼ばれる山田錦を100%使用。米と米こうじ、水だけで丁寧に醸し、最良の酒質を追求した「特別純米酒」です。厳選された材料と熟練の技が生んだ深い味わいをじっくりとお楽しみください。
例によって、酒の勉強をしたわけでもなく、云々するほど訓練も積んでいない私なので、適当に読み流していただければいいのですが、誤解を恐れずいえば、頼りないお酒という印象。甘くも辛くもなく、深いとか浅いとかも感じさせない口当たり。喉にひっかかるものがありません。酔うために飲む当方としては、これで本当にアルコール分14度から15度あるの?と疑いたくなります。純米酒には往々にしてこういう地味な印象をもつものですが、きらびやかさも派手さもありません。「米と米こうじ、水だけ」というのはこういうことかと思います。確かな教養を身に付けているけれど、けっしてそれをひけらかすことのない奥ゆかしさをもった人、そんな人を見るようです。ということは、逆に味を主張する酒というのは何を使っているんだ?という疑問にも繋がります。以前に、上等の酒とは水のような酒のことだと何かで読んだ記憶がありますが、それを思い出しました。淡白な料理をいただきながら飲む酒には最高かも知れません。少なくとも料理を差し置いて、「オレが…、オレが…」としゃしゃり出る酒ではないでしょう。
頼りない酒だとガブ飲みをしたら、翌日には頭脳にきますよ。ただし、ガンガンすることはありません。
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