撮影から完成まですべて自分の手の内にあるのがデジカメ写真だといっていいでしょう。撮影の次は補正です。補正とは、サイズ変更をしたり色目を少し触るという程度のことと、私は捉えています。閲覧の方法(コンピュータ画面か、プリントか、webでの公開か)に合わせてサイズ変更をしたり、トリミング(切り取り)したり、雰囲気を出すために色の具合を少し調整してやるという程度のことです。
補正には画像編集ソフトを使うことになります。アドビのPhotoShopなど有名なソフトがありますが、私はフリーソフトのIrfanView(イーファンビュー)という画像閲覧ソフトを使うことがほとんどです。PhotoShopElementsも購入しましたが、初心者には使いにくい。やはりIrfanViewでサクッと補正が一番多いパターンです。 画像補正の解説などを読むと、レベルメーターやトーンカーブ補正のないソフトは使うなとか書かれています。また補正に使うモニター画面はコントラストの調整をとかも書かれていますが、私はせいぜい自分で楽しむくらいですので、楽に使えるものを使います。
補正する作業は次の3点です。
◆リサイズ(画像>リサイズ/リサンプル)
近頃はカメラの画素数がだんだん多くなって、データ数も多くなる傾向にありますが、例えば私が使っているモニタ画面は1024×768ピクセル。モニタ画面で見る限りは、これより大きな画像はどうせ表示できません。ですから、サイズを小さくすることから始めます。撮影した画像の一部分を切り取る(トリミングという)必要がなければ、リサイズから指定したサイズのボタンを押すだけです。トリミングの必要がある場合は、表示させた画面から、だいたいの縦横比を考えながら、ドラッグで切り取り範囲を指定し、トリミングの後で、最終的に必要な画面を作っていくことになります。
◆色調補正(画像>色調補正)
ここが大切なところです。写真のイメージを引き立てるのも、かえって台無しにしてしまうのもこの作業です。ここでは大きく二つの操作をします。 まず、ガンマ補正です。画面の明るさの調整に「明るさ」は使いません。ガンマ補正とは、画面の一番暗いところ、明るいところを触らずに中間の明るさを調整する機能のようです。一枚の画像のガンマ補正を調整するだけで、印象が大きく変わります。極端に手を入れてしまうと、画像のリアリティに問題が出ますので、私は、0.8~1.2の間で調整します(何も手を加えないのが1.0となっています)。画面の中で際立たせたいものがはっきりと浮かび上がってくるところを探しましょう。この数値を大きくする場合も小さくする場合もありますが、私の場合、小さくすることが多いです。
次に、色合いの調整(カラーバランス)です。例えば、曇天の日は光線に赤みが強くなったりしますので、撮ったままでは、本来の色が出ないのです。RGB三つのスライダーで調整をします。私はR(赤)は触らずに、G(緑)とB(青)だけをプラス側に調整します。これも極端な変化をさせると、とんでもない色合いになってしまいます。最大でも14くらいにしておきます。Gを+8、Bを+14という具合です。 ガンマ補正と色合いの調整ができたら、OKをクリックします。もし、補正後の画像が気に入らなければ、編集>元に戻す で戻してやり直しです。「元に戻す」は一度しか利きません。
◆シャープ(画像>シャープ)
一般にアンシャープマスクと呼ばれている機能だと理解しています。画像の輪郭部分を強調し、シャープな印象を作る機能です。キリッとした印象の画像になります。 プリントよりも画面での効果が大きいように思います。特にweb上で使う小さいサイズの画像は、シャープを使うと画像がくっきりと浮かび上がるような印象になります。このプログに載せている画像も、シャープを使っています。
これで画像補正は完了。トリミングをしなければ1枚1分とかかりません。
IrfanViewは画像閲覧ソフトですから、閲覧にも便利です。英語版ですが、窓の杜から日本語化したソフトをダウンロードできます。web上ではIrfanViewの使い方の解説も多数ありますが、書籍では鐸木能光氏の『デジカメ写真は撮ったまま使うな!』(岩波アクティブ新書)の解説が分かりやすいと思います。
補正には画像編集ソフトを使うことになります。アドビのPhotoShopなど有名なソフトがありますが、私はフリーソフトのIrfanView(イーファンビュー)という画像閲覧ソフトを使うことがほとんどです。PhotoShopElementsも購入しましたが、初心者には使いにくい。やはりIrfanViewでサクッと補正が一番多いパターンです。 画像補正の解説などを読むと、レベルメーターやトーンカーブ補正のないソフトは使うなとか書かれています。また補正に使うモニター画面はコントラストの調整をとかも書かれていますが、私はせいぜい自分で楽しむくらいですので、楽に使えるものを使います。
補正する作業は次の3点です。
◆リサイズ(画像>リサイズ/リサンプル)
近頃はカメラの画素数がだんだん多くなって、データ数も多くなる傾向にありますが、例えば私が使っているモニタ画面は1024×768ピクセル。モニタ画面で見る限りは、これより大きな画像はどうせ表示できません。ですから、サイズを小さくすることから始めます。撮影した画像の一部分を切り取る(トリミングという)必要がなければ、リサイズから指定したサイズのボタンを押すだけです。トリミングの必要がある場合は、表示させた画面から、だいたいの縦横比を考えながら、ドラッグで切り取り範囲を指定し、トリミングの後で、最終的に必要な画面を作っていくことになります。
◆色調補正(画像>色調補正)
ここが大切なところです。写真のイメージを引き立てるのも、かえって台無しにしてしまうのもこの作業です。ここでは大きく二つの操作をします。 まず、ガンマ補正です。画面の明るさの調整に「明るさ」は使いません。ガンマ補正とは、画面の一番暗いところ、明るいところを触らずに中間の明るさを調整する機能のようです。一枚の画像のガンマ補正を調整するだけで、印象が大きく変わります。極端に手を入れてしまうと、画像のリアリティに問題が出ますので、私は、0.8~1.2の間で調整します(何も手を加えないのが1.0となっています)。画面の中で際立たせたいものがはっきりと浮かび上がってくるところを探しましょう。この数値を大きくする場合も小さくする場合もありますが、私の場合、小さくすることが多いです。
次に、色合いの調整(カラーバランス)です。例えば、曇天の日は光線に赤みが強くなったりしますので、撮ったままでは、本来の色が出ないのです。RGB三つのスライダーで調整をします。私はR(赤)は触らずに、G(緑)とB(青)だけをプラス側に調整します。これも極端な変化をさせると、とんでもない色合いになってしまいます。最大でも14くらいにしておきます。Gを+8、Bを+14という具合です。 ガンマ補正と色合いの調整ができたら、OKをクリックします。もし、補正後の画像が気に入らなければ、編集>元に戻す で戻してやり直しです。「元に戻す」は一度しか利きません。
◆シャープ(画像>シャープ)
一般にアンシャープマスクと呼ばれている機能だと理解しています。画像の輪郭部分を強調し、シャープな印象を作る機能です。キリッとした印象の画像になります。 プリントよりも画面での効果が大きいように思います。特にweb上で使う小さいサイズの画像は、シャープを使うと画像がくっきりと浮かび上がるような印象になります。このプログに載せている画像も、シャープを使っています。
これで画像補正は完了。トリミングをしなければ1枚1分とかかりません。
IrfanViewは画像閲覧ソフトですから、閲覧にも便利です。英語版ですが、窓の杜から日本語化したソフトをダウンロードできます。web上ではIrfanViewの使い方の解説も多数ありますが、書籍では鐸木能光氏の『デジカメ写真は撮ったまま使うな!』(岩波アクティブ新書)の解説が分かりやすいと思います。
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