ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

展望広場は海抜47m~舞子海上プロムナード~(2)

2014-08-21 07:34:23 | PiTaPaで歩く

 私たちが立っているフロア?よりも下にはメンテナンス用の通路が作られていて、それが淡路まで続いているらしい。自動車も行き来できるようになっているようです。

 もしも、明石海峡大橋が当初の計画通りに鉄道も通すことになっていたら、この道路の部分に上下線の線路が走っていたんでしょうか。本四高速のスタッフ二人が、その通路を淡路側に歩いていくのも見えました。こういう日常のメンテナンスがあって、安全に走行できるわけですね。橋を外から眺めるだけでは、自動車で渡っているだけではわからないことです。


 ここから見える景色で、実はずっと気になっていることがりました。海辺で不思議な旗を立てて、その旗の番をしている人がいるのが上から見えるのです。あれは何かなと気になっていました。下りたら聞いてみよう。


 降りるためにエレベーターを待っていたら、開いた扉から出てきたのは、お揃いの水色のヘルメットをつけた一団。けれど、本四高速のスタッフとも思えない。服装は私服のようです。下でパンフレットを見たら、高さ300mの主塔に登るツアーがあるんですね。近頃はやりのバックヤードツアーの類でしょう。人数限定で参加者を募集しているようです。どうやらそのツアーの人たちだったらしい。費用は3000円。もともと観光用に作られているのではありませんから、参加者にはいろいろと条件もつくようです。ほぼ同じ高さのあべのハルカスは1500円。あなたならどっちを選びますか。私はどちらもいらないです。高所恐怖症という自覚もありませんが、300mの高さから見たからどうやねんと思ってしまいます。展望ラウンジに、主塔のてっべんに取り付けたカメラを自分でコントロールできるテレビがありました。あの画面越しの景色で十分です。


 海辺まで下りて、さっきから気になってた旗を見てみました。そして番人の兄ぃに聞いてみました。「これはなんという旗なのですか。」兄ぃがいうには、これらの旗は帰国歓迎という意味を表しているそうです。で、それはお仕事か?と聞いたら、いやそうではない、自分の趣味だと言います。海上自衛隊の船が帰ってくるのを待っている。けれども自衛隊ゆえ、船の運航状況は秘密にされていて、自分にはわからない。だから、暇のある時にはこうして日がな一日旗を揚げて待っていると言いました。世の中の趣味の数は無限だとは思いますが、そのひとつに出会えました。家に帰って、帰港歓迎で検索してみると、国際信号旗というものがあるそうです。たとえばこの船がこれからどうしようと考えているかを、旗で示すものだそうです。またひとつ利口になった阿呆なおじさんなのでした。


 舞子公園駅まで戻って、お腹が空いていることに気づきました。時計は14時をとうに過ぎています。昼ご飯も忘れて写真を撮っていたのでした。
 舞子海上プロムナードの入館料半額は9月30日までです。


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