愛知県岡崎市、愛知環状鉄道の中岡崎駅前、または名鉄名古屋本線の岡崎公園前にある、「大正庵釜春」本店。このお店に入るのは二度目ですが、二度目にして、お店ご自慢の釜揚げうどんを食べました。お店によれば、釜揚げうどんはこのお店が元祖だそうです。大正時代に、この提供の仕方が生まれたとか。
私が食したのは、天婦羅釜揚げうどん。冷たいのも選べるというので、「冷や」を頼みました。季節が季節だけに冷やを選びましたが、釜揚げの冷やってどうなんでしょう。なんか禁じ手を使う気分。
上の写真では天婦羅が画面からはみ出してしまいました。
理屈はともかく、コシがしっかりある太いうどん。関西人である私も納得のつゆ。おいしかった。難点をあえて言えば、釜揚げって水気を切りにくいので、つゆがすぐに薄くなってしまう。でもそこはお店でも承知済のようで、徳利に3回分くらいのつゆが入っています。
これまたお店の説明によれば、このお店のうどんは一本が長いそうです。そこで、猪口に2,3本を入れたら適当なところで切るようにと説明書きがありました。ほぅ、なるほど。江戸の蕎麦でいうところの「猪口切り」ですね。粋な猪口切りに挑戦してみたものの、箸で簡単に切れるほど、このうどんは柔ではありません。頑張りすぎて猪口を落としたりすると恰好が悪いので、粋人を目指すのはやめました。
ブサイクに食べざるを得ませんでしたが、おいしかった!
八丁味噌の「まるや」や「カクキュー」はこのお店のすぐ近くです。
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