


娘と2人で台湾に行って来ました。 そのときのお話です…
蒋介石の銅像をじっと見上げていた私の周りから知らない間に
人が消えていました!
「えっ! みんなどこ行った」
みなさん張られたロープの1番前に陣取れるようにスタンバイしていました。
「衛兵交代式」 が始まるときは、ロープが張られ、それ以上前には出られず
ちゃんと約束を守って列を作って、厳かな 「衛兵交代式」 を見学させてもらいます。

さあ、始まりましたよ~
要領の悪い母のお陰で身長の低い娘はまったく前が見えないかと
心配されましたが、優しい台湾人のお父さんがご自分の立ち位置を
娘に譲って、前に行かせてくれ、娘も最前列で見学することができました。

衛兵は蒋介石像の護衛を1時間ずつ交代で行います。
その 「衛兵交代式」 を私たちのような観光客にも見えてもらえるという訳です。

真剣に見ていたら、あっという間に式は終了し、衛兵さんたちが帰っていってしまう…

追っかけじゃないけれど、その衛兵さんたちの消えていった後を追うと、
そこには階段があり、蒋介石の銅像の下には、2フロアもあることが分かります。

階段を更に降りていくと、案内板が出て来ました。
どうやら2階のフロアは存在しないようですね~

3階は、ささっと見学して、

私たちがじっくり見学したかったのは、1階の 「蒋公文物展視室」

30年くらい前にお邪魔したときは、この 「衛兵交代式」 は、見学させてもらった
記憶はあるのに、その階下にこんなフロアがあったことを知らず、
すぐに観光バスに乗ったことしか覚えていません…
蒋介石が80才のときに家族と士林で撮った写真だそうです。

このフロアでは、日本語があちらこちらから聞こえてきました。
それだけ個人の日本人観光客が多いってことですよね~

見応え充分で、興味を惹く物も多々ありました。

この額は、今は無き “有馬ホテル” のオーナーへ
蒋介石が贈ったものが残っているそうです。

そして、こちらの “キャデラック” は、フィリピンの華僑から送られたものだそう。

こちらは、1972年 ~ 1975年に、蒋介石が愛用していた “キャデラック” だそうですよ。

よく利用された御駕籠の展示もありました。

最後にあったのが、蒋介石のオフィスです。
蝋人形が、本物かと見間違う出来映えで、最後の最後で驚きました!

【中正紀念堂】
台北市中山南路21號 (台北市中山南路21号)
営業時間 : 紀念堂9:00~18:00、紀念公園5:00~24:00
休業日 : 年中無休
衛兵交替 : 09:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00(旧正月の大晦日~元日は休止)
地図 : こちら
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